表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
運命を殺す狂気の終局~そして、無様に、自由になるの~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3750/6057

12話 『まともに闘う気があるのか』と問いただしたくなるほど、両者ともに、バグ技・裏技を乱舞しあう。

本日の2話目です。


 12話 『まともに闘う気があるのか』と問いただしたくなるほど、両者ともに、バグ技・裏技を乱舞しあう。



「ヌル、てめぇ……『だるま』を使いやがったな……」


「願い玉の闇と融合している俺にとって、禁止魔カードは、パッシブスキルみたいなもの。いつでも、どこでも、無詠唱でも、自由に使える」


 とことんチートな存在。それが、『センエース・ヌル』という異常事態。


 デバッグコマンドを封じられたカミノ。

 しかし、この程度で絶望するほど、カミノの底は浅くない。


 ――カミノは、


「俺相手に、禁止魔カードが切り札になると思うなよ!! 奇襲をかける前に、ちゃんと準備はしてきたぁああ! 『サイコイヴ-システム』、発動ぉおおおお! 禁止魔カードの支配領域とコードを解析!」


 『書き換えるため』に解析していくカミノ。


 そんなカミノの一手に対し、

 即時対応するヌル。


「――『ルナティック・サイコイヴ-システム』、発動。カミノの解析をシャットアウトせよ」


 止まらないチート合戦。

 まともに闘う気があるのか、と問いただしたくなるほど、

 両者ともに、バグ技・裏技を乱舞しあう。

 ふざけた創造主と、ふざけた突然変異の暴走。


 ――そんなチート合戦の中で、カミノは、狂気の笑顔を浮かべて、


「行儀のいいチート力で俺に対抗しよぉって?! 片腹いたいわぁあああああああ! 禁止魔カードなんざ、しょせん、『対応策を知らない初心者にしか使えない初見殺し』にすぎねぇ!! 完璧にネタバレしている俺には通じねぇ! 通じないどころか、逆に利用してやる! 正式に言ってやるぜ! そりゃ悪手じゃろ、ありんこぉおおおお!」


「……雑なテンプレだ。ファントムトークもテンプレも全部チープ。お前は『センエース』には届かない」


「誰がセンエースに届きたいっつったぁぁあ! あいつの可能性に賭けて、タスキを託しはしたが、けど、別に、焦がれているわけじゃねぇええ! あんなキチ〇イに憧れるほど、俺はラリってねぇんだよぉおお!」


 あえて、腹の底から大声を張り上げて、

 自分の中にある全部を沸騰させようとする。


 ヌル相手には、とにかく『全部』を出すしかない。

 余力を計算する余裕はない。

 とにかく全身全霊で、ヌルの邪魔をしようと必死のカミノ。


 カミノは、バキバキの目で、ヌルを睨みつけ、


「禁止魔カードの使い方を教えてやるぜ、三下ぁああ! パチモンの粗悪品でしかないお前に、俺の『本格的な禁止魔カード乱舞』を、まともに受け止める勇気があるかぁ! ははーっ! 無理だろうな! 貴様はただの臆病者だぁああ!」


「今の王子テンプレはなかなかよかったが……だからって、まともに受け止めてやる気はない。その義理も価値もない」


 そう言いながら、ヌルは、

 瞬間移動で、カミノの背後を奪い取り、

 またもや、執拗しつように、カミノの首裏めがけて手刀をぶち込む。

 これまでは、なんとか耐えられてきたが、今回は、


 ズバァァアアアアアアアアっ!!


 と、豪快な切断音が響き渡る。

 切り離された『カミノの首』は血をまき散らしながら、宙を舞った。


前話のあとがきで、

『コミカライズ版が継続する限り、ずっと、毎月のように「10話投稿+スペシャルイラスト投稿」をやり続ける』

と宣言しましたが、明日、宣言通り、

「9話配信記念」で、「10話投稿+スペシャルイラスト投稿」を行います。

この狂気を達成するために、

この一か月、

元々少ない休憩時間と睡眠時間をギッチリと削って、準備を進めてきました。


そして、今後、そんな「センエースに捧げる人生」を全うする覚悟もかためました。


ぶっちゃけた話、マジで、えぐいぐらいキツいです。

毎日16時間、ギッチギチで働いておりますので。

それでも、叫び続ける勇気……を実行する。


その、頭おかしい狂人ぶりを、ほんの少しでもいいので、笑っていただきたい。


これから先、ずっと、「センエースと、センエースを愛してくれる読者様に尽くしていくと決めた私の覚悟」を、ほんの少しだけでいいので、面白がっていただきたい。


センエースを支える器になるためなら、無様をさらすことも、泥をすすることも、人生を奉げることもいとわないと誓った大バカ野郎の生涯最大級のお願いごと。

――どうか、どうか、どうか、よろしくお願いいたします。



選択肢

*「このまま運命ノーマルエンドを受け入れる」 

  →【何もしない】

*「人生の運命バッドエンドをリアルだと思いこむ、その勘違いごと、運命ノーマルエンドを殺しにいく」

  →【コミカライズ版を見に行く】



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] 毎日2話更新ありがとうございます♪ まんが王国でコミカライズ版センエース買いました!今日じっくり読みたいと思います。 選択肢 *「このまま運命ノーマルエンドを受け入れる」    →【何もしな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ