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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
超神I章 チクタクダンスは終わらない。

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26話 子供を殺された親の怒り。


 26話 子供を殺された親の怒り。



「俺のプラス・プライマル・プラチナスペシャル『原初のイタズラ』は、ニコトピアでしか使えないデバッグコマンドを、どの世界でも使えるようにするという、ふざけたスペシャル。……ただし、俺の力がゴミすぎて、本来のスペックでコマンドを使用することができないから、魂を媒体にしたり、こうして、暴露を積んだりしないといけない……これは、あまりに面倒くさい。早急にレベルを上げる必要がある……というわけで……」


 丁寧に暴露を積んでいく紙野。


「お前の命を利用させてもらう。アイテムも全て回収する。骨も皮も全て、素材として、俺のために使わせてもらう。……同郷の人間は希少だし、お前自身のスペックを鑑みるに、残しておいた方が色々と使い勝手がよさそうだが……お前はトコを殺したバカ野郎だから、慈悲を見せることはできない。子供を殺された親の怒りをナメない方がいい」


 そう言いながら、

 キムロに殴り掛かる。


 その速度は、お世辞にも早いとは言えなかった。


 ――だから、キムロは、簡単に回避できた。

 回避の流れの中で、そのまま、反射的に、カウンターを叩き込む。

 ドガっと、クリティカルな拳が紙野の顔面に入る。


「うぐっ!」



「な、なんだ、弱いじゃねぇか! 歪んだオーラだけの見掛け倒しがぁ!」



 そう理解すると同時、

 キムロは、躊躇なく、全力で、紙野を殺そうと、

 この世界で磨いてきた暴力の全てを叩き込んでいく。


 少しも遊ばない。

 もう、謎の恐怖に触れていたくない。

 だから、キムロは、とにかく、一刻も早く、紙野を絶命させようと、

 自分にできる全てを賭した。


「死ね! 死ね! 死ねぇえええ!」


 的確に急所を狙う。

 確実に殺すためのノウハウを惜しみなく投入。


 ――そんなキムロの必死の猛攻を、必死になって防御する紙野。

 明確な痛みの中で、紙野は、


「本物の経験値が必要……っていうのが、とにかく面倒くさい……」


 ため息をつきながら、そんなことをつぶやく。


 ボッコボコにされながらも、しかり、当然のように生きている紙野。

 そんな紙野に、キムロは、


「ぃいいっ?! な、なんで死なない?! これだけダメージを与えられたら、普通に死ぬはずだ! なんなんだよ、お前!」


「デバッグコマンドを使って、HPが1以下にならないようにしている。基本構造は、プラチナスペシャル『ギャグ漫画補正』と同じ。HPが1以下にはならないことと、どんなケガでも瞬時に治ること。ただし、痛みは普通に受ける。そういうチート……ただ、まあ、ガチのギャグ漫画補正と違い、存在値500以上のやつから攻撃されれば死ぬけどな」


 『足りない分』を暴露で補う。

 数値の差を覚悟で埋める。


「永久禁止魔カードは、持っているだけで効果を発揮するパッシブ型の禁止魔カード。毎回、デバッグコマンドを打ち込むのもだるいから、利用させてもらった。実際の死線で、デバッグコマンドを使っていくことを想定するなら、なるほど、禁止魔カードというシステムは、非常に合理的だ。とはいえ、それは、準備が十全にできる状態の時の話。殺し合いの真っ最中だと、流石に、禁止魔カードを生成する余裕はないな」


 などと言いつつ、

 紙野は、


「上エックス、下ビー、エルワイ、アールエー、モキュモキュ、フルモッキュ、0000521」


 と、隠しコマンドを口にする。

 その直後、


「龍毒ランク100」


 イカれた毒魔法を放とうとした――が、


「……100は無理か……じゃあ、龍毒ランク50……50もダメか……」


 などと、検証を始める紙野。

 その結果、たどりついたのは、


「龍毒ランク10」


 ランク10の状態で使えば、どうにか魔法を発動することが出来た。


「うぼぇぁっ!」



コミカライズの配信時期について、確認したところ、

私の無茶ぶりに対応しようと頑張りすぎて、

進捗が、少々滞っているとのこと……


12月配信は厳しく、

1月配信になると思われますが、それも確定ではない……

という返信がかえってきました。


楽しみだと言ってくださったすべての読者様へ、

謹んでお詫び申し上げます。

(/ω\)

本当に申しわけない!!


ただ、その分、クオリティのアップには務めておりますので、

見捨てずに、お待ちいただけますと、ありがたいです(/ω\)

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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] 「本物の経験値が必要……っていうのが、とにかく面倒くさい……」 本物の経験値でなければ+は使えるようになるのかな。 面倒くさいっていうのが無限の力を与えられた積み重ねの重要性に気づいてない…
[一言] どれだけ遅れても、その分クオリティは上がっているはず。 後から簡単に修正できるネット小説と違い、漫画はやり直しが効かない場合が多々あります。 ワンパンマンとかやってましたけど。 入念な準…
[良い点] やったれ、紙野さん!いや、パパ野さん!! [一言] 存在値低い時は、+プラプラ使っても魔法のランクは10...ザンクさんはランク21...改めて田中っておかしい。
感想一覧
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