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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
超神A章 ゼノリカマストダイ。

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76話 準備は完璧に整った。


 76話 準備は完璧に整った。


 可能性を残さない死刑執行。

 蝉原のヌケガラ『アルテマ・ウムル』は、今、この瞬間に、

 完全なる死を迎えた。


 ――ウムルの魂魄の一部は、

 粒子状になって、センの中へと注がれていく。

 『アルテマ・ウムル』という膨大な経験値。

 その全てが、『数真』にストックされる。


(……ゼノリカが俺に注いでくれる信仰と献身がハンパじゃないから、レベル1でも、数値的な問題は、そこまで問題にならねぇ。俺の戦闘力と覚醒技の類を駆使すれば、だいたいはどうにかなる……となれば、レベルは1に保っておいて、GODレベルの上昇率を上げておいた方がいい……)


 数真のストックを解放すれば、いつでも、レベルを上げることは可能。

 センは未来を計算する。

 今、そうとうな地獄を超えて、一息ついたばかりだが、

 しかし、すぐさま『未来の地獄』のために、今を積もうとする。


(俺の人生は、いつだって、ナイトメアマストダイ。どうせ、また、すぐに、鬱陶しい敵とご対面するのは確定的に明らか。――その時のために、今できることを全て積んでやる)


 などと、心の中で思っていると、

 『アルテマ・ウムル』が消失した地点に、

 カギが二つ、ポトンと落ちた。


「……クツグアの鍵と、ハスターの鍵……で、俺のもっているクトゥルフの鍵。……これで、三つそろった……これで、時空の門の向こうにいけるな……」


 と、理解したところで、

 頭の中に声が響いてきた。


 それは、とても馴染みのある声。

 数万年間の間、ずっと聞いていた声。




 ――レディパーフェクトリー。準備は完璧に整った。センエース。時空の門の向こうで待っている。本気で相手をしてやるから、さっさと来い――




 頭の中に響いたのは、『ヨグ』の声だった。


「そのテンプレ、俺も使ったことあるが……敵に言われたら、恐ろしすぎてチビりそうになるなぁ……」


 普通にビビリ散らかしているセンに対し、

 『ヨグ』は続けて、たんたんと、恐ろしいことを言う。


 ――レベル上げの時間は与えない。今日中に、一人で来い。今日中に来なければ、私の影をゼノリカに送る。言うまでもないが、ウムルの影とは次元が違う。『センエース化(極小)』した程度のゼノリカで対処できるなどと決して思うな――


「……『お前の怖さ』は、イヤになるほど、よぉく知っている。あいつらが、お前の影をどうにかできるとは一ミリも思っちゃいねぇ。つぅか、俺だって、お前には言いたいことと、たたきつけたい拳が何発かある。すぐにいって、ブチのめしてやるよ」


 ――ちなみに言っておくと、ゼノリカを引き連れてきてもかまわないが、時空の門を通れるのは、オメガを倒した者だけだから、貴様以外は門を通れない。さきほど『一人でこい』と命令したが、ハナから、貴様は、一人で私と対峙するしかないのだ――


「なるほど……まあ、お前の場合、それも嘘である可能性はいなめないが……正直、そっちの方がありがたいな。俺とお前の闘いに、あいつらを巻き込むと、いろいろやべぇだろうし。ところで、お前のところには、どうやって行けばいいんだ?」



皆様の御助力のおかげで、

どうにか、「5位」まで駆け上がることができました!


本当に感謝です!!


そのお礼と言ってはなんですが、

本日は、もう一話投稿しようと思います!!


本当に、いつもありがとうございます!!

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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[一言] 超神A章7話 「完全院リライト。本来なら、お前に、時空の門を開けさせる予定だったんだが……ちょいと予定が変わった。もう、お前ら真・第一アルファの連中は、ガチで用なし。ここからは、俺とバンプテ…
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