『蝉原無双ルート、登場キャラ紹介 (イラスト)』
『蝉原無双ルート、登場キャラ紹介 (イラスト)』
『イラスト』と『紹介』を見た上で、どのキャラの活躍が見たいか、プチ人気投票みたいなものをしようかなと思っております。
以前にも言ったように、蝉原無双ルートは、出来る限り、『読者様参加型イベント』にしたいのでw
今回のプチ人気投票は、『今回投稿したイラストキャラ限定』ですが、『どうしても、ミシャに入れたい』『トウシに登場してもらいたい』みたいな枠外の票も、受け付けようかと思っております。ただ、投票されたからといって、登場するとは限りません。
この「登場キャラ紹介」の感想に、「~のキャラが好き」「~の活躍が見たい」みたいな一票を投じていただけると嬉しいです。
人気の高いキャラは出番が増える……可能性が高くなります。
センエースは最初からバリバリ登場すると決まっているので、番外扱いとします(センエースに投票する場合、他のキャラとセットで投票していただければと思っております)。
前回の人気投票の時、非ログイン票が軽く荒れたので、非ログイン票に関しては、私の中で、一定の基準を設けようと思っております。
「一人何票」などとルールはありません。
「好きだと思ったキャラが複数人いる」というのであれば、その全員に票を投じて大丈夫です(センに100票とかはなしで、キャラ一人に対して一票の感じでお願いします)。
ただし、だからといって「とりあえず全員!」とか「ユズ以外全員!」とか「キャラの名前連打!!」とか「コ〇ルを一位にして子供を泣かそう!!!」などのような、『明らかにテキトーな票』または『イベントが壊れる可能性のある票』は全て無効(問答無用で削除)にします。
個人的には、そういうノリも面白いと思いますが、『純粋に作品を盛り上げようとしてくれている方』の気分を害する行為は、作者として、看過できない感じです。
――投票受付期間は、2022年2月20日までとします。
閃 壱番
主人公。存在値一桁。顔面偏差値48。特に優れた才能はないが、『異次元の根性』と『無駄に高すぎる高潔さ』を有する超勤勉なスーパー努力家。自ら友達という概念をを切り捨てていくタイプの『真に孤高を愛するボッチ至上主義者』かつ『運命の相手を熱望している恋愛体質』という、ある意味、蝉原以上の性格破綻者。永遠人形をプレイしていないため、異世界(第十七アルファ)においてはゴミに等しい力しか持たない。ただ、最強の魔王である『蝉原勇吾』を使役できるという、究極のチートを持つため、困ることはなさそう。
センエース(TS)
性転換したセンエース。なんでこうなったかは知らん。
蝉原 勇吾
宇宙一のヤクザを目指す極悪ヤンキー。センとは違い、才能の塊で、知性も運動能力もカリスマも全てを兼ね備えた稀代のトリックスター。世界中見渡しても数えるほどしかいない『永遠人形の1000段到達者』であり、その力を実際に使うことが可能な異世界(第十七アルファ)においては無敵の超魔王。
変身ビルド特化の前衛特攻型。本気になると、虫なのか獣なのか分からない奇妙な形態に変身して暴れまわる。『段位』と『存在値(レベルを底値とした強さの総合指数)』は同列になるため、異世界における蝉原の強さはカンスト級。『魔王が100体以上いるとんでもない世界(第十七アルファ)』に転移することになる蝉原だが、当人も配下も強すぎて、ぶっちゃけ楽勝で世界征服できる。問題はただ一つ。『高潔な変態であるセンエース』に絶対服従であること。
龍の女神
龍の姿と、美女の姿の両方を持つ。『センたちが転生した世界(第十七アルファ)』の『天帝(その世界で最も強大な力を持ち、それゆえ、世界の管理者としての責任を持つ者)』。『世界の守護』を担っている存在であるため、当然、邪悪な『異世界(第一アルファ)よりの侵略者』である蝉原と敵対関係になる。存在値800級で『第十七アルファ』においては無敵の力を持つ女神だが、『無敵の超魔王である蝉原』が相手だと分が悪すぎる。『女神教』という、第十七アルファ最大の宗教の信仰対象。その対となる『邪神教』というやばげな宗教も存在する。これまでは、女神教が圧倒的に優勢だったが、蝉原の登場で、邪神教が大きく力を持つことになりそう。
ユズ
蝉原の女の一人。蝉原は『蝉原フ〇ック隊』という『外見だけが基準で集められた美少女チーム』を形成しているのだが、ユズはその中の一人。ユズの父親は結構な金持ちなのだが、ユズは愛人の娘なので、認知こそされているが、父親と一緒に暮らしているわけではない。母親は、なかなかのビ〇チで、無数の男と遊びまくっており、ユズのことは完全に放任状態。ユズは、その状況を『疑似一人暮らしみたいで快適』と素で喜んでいる。親にごちゃごちゃ言われることなく、小遣いも潤沢で、容姿も優れている。『自分は完全に勝ち組である』と認識している。頭のネジがだいぶ歪んだ女。そんな性格ゆえか、倫理観がぶっ壊れており、『頑張っている女』というのが『とにかく嫌い』という性質を持っている。『健気で無垢な女』が『苦しんでいる姿』を見るのが何よりも楽しいと感じる生粋の悪人。それゆえ、蝉原とも相性がいい――と当人は思っているが、実際のところ、『彼女の悪』と『蝉原の悪』は性質が異なるので、相容れない関係ではある。蝉原が、彼女を囲っている理由は『容姿が優れているから』それだけ。それ以外の理由はない。ゲームが結構好き(かつ得意)で、蝉原に気に入られようと、自ら、『蝉原のサブアカ』のプレイ代行を担当している。割とシッカリとプレイしており、結構な段位に到達している。蝉原に対して、常にそっけない態度で接しているが、その辺は全て計算。『すり寄ってくる女は嫌いだろう』と、女の勘で気づいたため、あえて、ツンデレを演出している。蝉原のことが好きなわけではないが、男の中では『もっとも使える』し『有能である』とは思っている。彼女は恋をしない。そんな人間ではない。
ファイアゲート・デビナ・バーサキュリア
「蝉原の弟子」前衛特攻脳筋。完全前衛特攻で、特攻するためのバフやサポート魔法を複数種類取得している。相手の動きを捉えるものや、自分の火力をあげるものなど。『より強い一撃』を、相手に叩き込むことに特化したスタイル。常時、アドレナリンがドバドバ出ているタイプで、蝉原の弟子の中では、性格がかなりの悪寄り。そのため、蝉原に対する忠誠心は他の弟子よりも強め。脳筋で豪快だが、考え無しというわけではない。細かく計算して立ち回る狡猾さも有している。存在値700以上で、戦闘力も高いので、『第十七アルファの魔王』が束になってかかってきても余裕で返り討ちにできる。ちなみに、第十七アルファにおける最強格――『六大魔王』と呼ばれる最高位の魔王でも、存在値は400~500。異世界(第十七アルファ)において、蝉原も弟子も強すぎる。
アルブム・カライト
「蝉原の弟子」回復メインのヒーラー。体力だけではなく、魔力や気力の回復や、状態異常の回復も得意。完全な回復特化で、戦闘系の能力は微々たるもので、弟子の中では、戦闘能力がかなり低め。とはいえ、存在値700を超えているので、魔王級を相手にしても素手でボコボコにできる。戦闘能力が低いというのは、戦闘に特化したスキルやスペシャルを持ち合わせていないというだけで、『戦闘力(同じ存在値同士で闘った時にどっちが勝つかという目安)』は普通にそこそこ高い。蝉原に対する忠誠心は普通に植え付けられているが、彼女の内面に『悪』の資質は存在しない。むしろ、どっちかといえば、聖女寄りの性格をしている。柔和なお嬢様で、常に強い色香を放つ美女。
ソプラノドール・アネデパミ
「蝉原の弟子」『12345』の双子の姉。自称がソプで、語尾に『♪』がつくラリった女。酒神ほど完全に終わっているわけではなく、蝉原の命令には忠実。ただ、命令を誤解・曲解・聞き間違えすることが多々ある、ちょっとしたトラブルメーカー。メイド服を着ているが、全然、サポート型ではない。サポート型ではないというか、何型でもない。ドラク〇3でいうところの『遊び人』みたいなポジション。なんで、こいつを正式な弟子として登録したのか、さっぱり分からない。一応、700段以上には達しているし、最高ランクの装備品に包まれているので、異世界(第十七アルファ)ではアホほど強いのだが、弟子たちの中では、普通に最弱。――なのだが、実は、隠しスペシャル『マフツノカガミ』を有しており、酒神の『ラッキー・ニルヴァーナ』と『ゴスペル・インテグリティ』を一時的にコピーすることが可能。状況次第では、蝉原を殺すことも可能。
文月 真理
「蝉原の弟子」ミニスカポリスみたいな恰好をしているが、れっきとしたクノイチ。ガッツリと隠密系のビルドが組まれており、暗部系(スパイ・暗殺者・盗賊)の仕事は何でもこなせる。超苺ほどではないが、寡黙な方で、あまりべらべら喋るタイプではないクールビューティー。蝉原に対する忠誠心は植え付けられているが、デビナとは違い、悪に対しての興味はない。どちらかといえば、正義の味方の方が性に合っている。アルブムほど善の気質が強いわけではないが、自身が暗部に属しているということもあり、光に焦がれている節がある。搦め手を最も得意としているが、正面からの接近戦も苦手ではない。無数の魔法も使える万能タイプ。非常に使い勝手がいい忍者。
スペクトラル・キャロル・ボウ
「蝉原の弟子」昇り龍の羽織と咥え楊枝が特徴のオッサン。刀特化のビルドが組まれており、ほぼ『相手を一刀両断するための能力』しか持っていないと言っても過言ではない。一応、回復系や生産系の魔法も使えるが、たいしたことはない。剣を極めることが第一であり、それ以外のことはさほど興味がない。厳格な性格で、悪とか正義とか、そういうことに興味はなく、『自己』の追求にのみ意識が注がれている。蝉原に対する忠誠心は、なんというか『機械的』であり、崇拝しているわけでも嫌悪しているわけでもない。「蝉原に忠誠心を抱くことは本能の一つ」と割り切っている感じ。蝉原のために命をかけて任務を全うする気はないが、自分に出来ることなら手を抜かずにやる程度の心意気はある。
バリアブル・クロート
「蝉原の弟子」業火を縫い合わせたような燕尾服が特徴の超イケメン。酒神をのぞくと、弟子の中でも、最高格の段位を誇る。総合力が素晴らしい、戦闘面でのオールラウンダー。器用貧乏ではなく、戦闘におけるすべてのステータスが良い感じに高い。ポケ〇ンでいうと、ガブ〇アスのような、美しいステータスをしている。蝉原に対する忠誠心が非常に強い。性格は悪に寄っており、弱者を絶望させることに愉悦を覚える。ユズのように歪んでいるわけではないが、蝉原の思想に共感できる程度の悪ではある。蝉原の命令が第一であり、自分の願いというものは存在しない。自分は蝉原の右腕であり執事であり影である、と認識している。
超苺・ギガロ・カノープス。
「蝉原の弟子」黒一色の喪服が特徴的な寡黙な男。無口が過ぎるため、周囲の人間からは『何を考えているか分からなくて怖い』『目つきが鋭く、いつも不機嫌』『超然としていてクール』と言われているが、実際のところは、常に、ラッキースケベを狙っている変態紳士。直接的な痴漢行為などは嫌悪している。『彼なりのライン』というものが存在しており、『スカートが風に吹かれてショーツがチラ見えする』というレベルのエロが大好物。
蝉原に対する忠誠心は普通。ボウと同じで、悪とか正義とかどうでもいい。
彼は、彼が思うままに生きるのみ。蝉原の命令を、一応は聞くが、命を賭して実行しようとは思っていない。
防御特化タンク系の忍耐型で、返しのカンウター技を得意とする。
柔術や古武術のような、相手の力を利用して投げ返す技を得意としている。
酒神 終理
「蝉原の弟子」ほかの弟子は、蝉原に対して最低限以上の忠誠心を持っているが、酒神だけは、反骨精神しか持っていないという、とにかくヤベェ弟子。蝉原の弟子は、全員、とんでもない能力を持つ超人ばかりだが、そんな弟子たちの中でぶっちぎり最強の能力を持つ。
永遠人形の弟子育成は、パワプ〇サクセス方式で、運よく良イベントが噛み合えば、爆発的にすぐれたキャラが創れるが、運が悪いとカスになる(ローグライクのように、何度も、何度も、繰り返しプレイをして、気に入ったキャラに仕上がったら、弟子として正式に登録するというシステム)。
永遠人形のイベントでは『弟子を放逐して周回する』というタイプのイベントなんかもあったため、蝉原は、金をつぎ込んで、強力な弟子を育成しまくっていた。
その中でも、酒神は、かなり異質なタイプ。
育成中の運が激烈に良すぎて、完璧な状態で完成してしまった最強キャラ(例えるなら、天才型でスタートした上で、ダイジ〇ーブ博士が毎月登場して、毎回大成功した、みたいなもの)。
弟子の強さでもランキングがつくのだが、酒神は余裕で世界ランキング一位。
1000段に到達している弟子など、世界広しといえども、酒神だけ。他の弟子は、700段前後。700段クラスでも、世界ランキングの上位であり、1000段に到達している酒神は、完全にチートレベル。
弟子育成システムで理論上最高の数値を実機でたたき出してしまった究極の弟子。そのあまりに別格すぎる強さから、チートの疑いがかかり、世界中から、運営へと、解析依頼が殺到した。
運営も『絶対にクロだ』と怪しんでいたので、ゴリゴリに解析がかけられたのだが、ガチでただの幸運だったと分かり、運営側から、『これはすごい。猿をピアノの前に座らせ、テキトーに打鍵させたら、偶然にも、史上もっとも美しい【運命】を奏でてみせた――ソレと同じぐらいの奇跡だ』と絶賛されて、正式に表彰されて、酒神だけの特別スキルと特別アイテムまで贈呈されたほど。
ちなみに、彼女が保有している特別スキルは『ラッキー・ニルヴァーナ(極悪に運がよくなる。運が絡む要素で常に天井をたたき出す。ポケ〇ンでたとえると、一生、きゅうしょにあたり続けるし、一撃必殺技はすべて必中で、必中以外の技をくらった時は全てはずれる。自分より段位が下の者にしか発動しない)』で、特別アイテムは『ゴスペル・インテグリティ(時限式でラッキー・ニルヴァーナを強化できるアイテム。自分より段位が上の者にもラッキー・ニルヴァーナが発動するようになる)』と『咲き誇る絢爛(装備すると、装備者のビルドに最適のスペシャルが追加されるようになる)』。
「12345(じゅーご・くいーん)」
「蝉原の弟子」ソプの双子の妹。自称は『俺』で語気も強め。口調から、粗野な性格を想起させるが、内面は、姉よりもよほど清楚でメイド的。奉仕の精神であふれ、慈愛の心も強い。デビナと同じ、前衛特攻の戦闘職。間違いなく前衛型だが、デビナほど脳筋な戦闘スタイルではなく、中距離戦闘も不可能ではない。サポート系の魔法も使えるし、回復系も苦手ではない。出来ないことはあまりないが、特化したものが特にない。かなりの器用貧乏だが、第十七アルファにおいては、すべてが高水準な完璧超人。慈愛の心が強く、悪の心はない。むしろ、悪人は、みんな死ねばいいと思っている。そっせんして善行を行うほどの善人ではないが、目の前で苦しんでいる人がいたら、自分にできる範囲で助ける、と言う程度の一般良識は持ち合わせている。そのため、蝉原に対する忠誠心は低め。言われたことはやるが、それ以上のことをする気はない。仮に「赤子を惨殺しろ」などのような命令を受けた場合、間違いなく蝉原を裏切るだろう。状況次第では、命がけで、蝉原に抵抗することもありえる。弟子たちの忠誠心は、絶対的なものではなく、蝉原の行動しだいで増えたり減ったりする。
「アズライル・ノーバディ」
「蝉原の弟子」死の天使のヌケガラ。天使の翼のような輝く銀髪。聖死と熾天が織りなす奇抜なドレスに身を包む美女。『デビナ』や『じゅーご』とは反対で、完全搦め手特化。無数のデバフを散布したり、空間に地雷を設置したり、フェイク系や幻影・幻覚系の魔法を多用したり、と、いろいろやることが汚い。『性根の腐り方』がにじみ出ている『狡猾な戦法』を得意とする。弟子の中では、一番、性格が悪寄り。だからといって、蝉原に共感しているかというと、そうでもない。一応、蝉原に対して忠誠心は持っているが『気に入らないことがあれば裏切ろうかな』ぐらいのことは考えている。その危うさは『じゅーご』以上。複数戦を得意としており、状況が整ってさえいれば、弟子5~6人を一度に相手にしても、ノーダメで殲滅できるだけの力がある。ただし、紙装甲であるため、正面からまともに殴り合った場合、すぐに死ぬ。存在値700を超えており、最高峰装備で身をかためているため、第十七アルファにおいては正面からでも無敵。『第十七アルファが誇る最強の肉体派魔王』が相手でも素手で殴り殺すことが可能。蝉原の弟子たちは、みんな、強すぎる。
・相賀 愛流(ぽんぽこにゃーにゃー)
ユズと同じ、蝉原フ〇ック隊の一人。蝉原フ〇ック隊は、顔だけで選ばれている美少女集団だが、相賀だけは、美貌ではなくゲームの腕前が認められて、蝉原フ〇ック隊に選ばれた。まったく美人でないのに蝉原に選ばれただけのことはあり、彼女は、中学生でありながらプロゲーマーとしてプロチームに所属している。そこでの登録名がぽんぽこにゃーにゃー。『蝉原の弟子たち』の『見た目』『名前』『フレーバーテクスト』を設定し『実際に育成を行った』のは彼女。実質的には、相賀が弟子たちの造物主。とはいえ、弟子たちを鍛えるための金は、蝉原が出しているので、そういう意味で、蝉原が父で、相賀が母みたいなポジション。蝉原のデータも、基本的には彼女が運用しており、蝉原が1000段に到達できたのは、相賀が代わりにプレイしていたから。蝉原が金を出し、相賀がプレイするというタッグを組むことで、蝉原は世界に数人しかいない最高段位に辿り着いた。
・アダム
異世界の魔人。エビルアメーバという、最弱種モンスターだったが、生まれつき『吸収(タイマンで倒した相手の能力を奪い取る。魔〇ブウ的な能力)』というとんでもない能力をもっていたため、最弱の雑魚モンスターでありながら、最高峰の魔王級にまで駆け上がり、ついには、六大魔王の一人である、『雷神』の異名を持つ魔王をタイマンで撃退し、吸収することに成功した。とにかく『強さ』を追い求めている修羅。強さを求めている理由は単純。『欲しいもの』があるから。ただし、その『欲しいもの』が何なのかは理解できていない。この世に産まれた瞬間からずっと、『何か』を追い求めているのだが、それが何なのか分かっていない。その『何か』を得るためには、強さが必用不可欠であるということだけは理解しているため、貪欲に、強さを追い求めている。
・「悪夢熾天使クスオテンドー」
強大な力を持つ天使軍を召喚できる天使の総大将。個人の戦闘能力は、それほど高くはないが、『軍を指揮する』という能力に秀でているため、総合的な戦闘能力は際立って高い。デビルメアトランクという、『悪魔の悪夢が詰まってます』みたいな名前の、まがまがしいカラーリングの剣翼を使う、天使なのか悪魔なのかよく分からない熾天使。堕天しているわけではなく、正式な熾天使なのだが、色々とゆがんだところがある。トラウマがあるのか何なのか知らないが、どこかネガティブな性格をしており、自分に対する自信が希薄。生に対する執着心が極めて強く、そのため、危機的状況下でもパニクることなく、未来を求めてもがき続けることが可能。蝉原の弟子ではない。
・「聖なる死神セイバーリッチ」
禍々しいデスサイズと、聖剣を操る、死神系統の最高級モンスター。とにかく強大な力を持つ最高位の化け物だが、何よりもヤバいのはその性格。ファントムトークという、世界を翻弄するトーク術を極めた変態で、彼と対峙した者は、だいたい不愉快な気分になる。高い知性と、根性、そして、際立って優れた特質である『英雄』の属性を持つ最強の死神。『死神と英雄の剣翼』というイカれた翼で世界を駆け抜ける厨二界のスーパースター。単純なスペックがズバ抜けており、戦闘思考力も高めで、運の数値もかなり高い。問題なのは性格が限界まで腐っているという点と、性根が厨二すぎるという二点のみ。クスオテンドーとは異なる方向性のトラウマを抱えているらしく、本質はかなりダウナーでネガティブ。優れた能力は持っているのだが、そのぶん、色々と壊れている可哀そうな子。蝉原の弟子ではない。




