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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
神J章 天才。

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92話 俺はスーパーセンキーだ。


 92話 俺はスーパーセンキーだ。


「……なぜ、貴様が、究極超神化7を使える?」


「知力と武力と根性を結集させてみた。その結果がこれや。どうや、アホやろう?」


「……」


 そこで、また、センキーの気配が変わる。

 どうやら、今度は、センエースの部分が強く前に出てきたようで、


「ふはははは! もはや、これで俺の勝利は決まった! 残念だったな、ヨグ! しょせん、お前は脇役で、俺は主役! この差は絶対に覆らない! その事実を、思い知れぇえええ! 俺はスーパーセンキーだぁ! ひゃっはぁあああ!」


 と叫びながら、

 ヨグにとびかかったセンキー。


「……究極超神化7を使ったことで、数字は、そこそこ上がったようだが、戦闘力は、さほど変わっていないな……まあ、当たり前だが」


 そう言いながら、ヨグは、

 ヒラリとセンキーの攻撃を回避すると、

 そのままの流れで、

 センキーの腹部に膝をぶちこんでいく。


「ぶへぁああっ!」


 マヌケに吐血するセンキー。

 ヨグは続けて、

 その顔面に、


「異次元砲」


 ゼロ距離の照射をぶちこんでいく。


「うべほぉおっ!」



 極大のダメージを受けるセンキー。

 死に切る前に、どうにか、瞬間移動で、距離を取ったセンキーは、



「げほっ、がはっ、ごほっ……やばい……死ぬ……ボスケテ……」



 勝手な猪突猛進で大ダメージを受けた『センの部分』に対し、

 『ソンキーの部分』と『トウシの部分』が一斉に、


(アホか、お前。チェンジだ。俺がやる)

(ええかげんにせぇよ、カスが)


「うるさい……究極超神化7を使うと、なんか、万能感がすごくて、つい、いけるかな、と思ってしまったのだ! 俺は悪くない! 全部、政治が悪い!」


 表層意識のメインをソンキーにシフトし、

 ヨグとの闘いを任せている間、

 センは、


(つぅか、実際のところ、あの覚醒、あんまり大したことないぞ! 全然、相手にならなかった! 見ろ! ソンキーにシフトしても、大して差はない! 防戦一方じゃないか! 何が究極超神化7だ! とんでもないインフレチートを期待したのに、期待外れもいいところだ! 謝罪を要求する!)


(究極超神化7が微妙なんやなくて、合体による戦闘力の低下が、それだけ莫大やということや)


(あ、そう! で?! そこのところの処理はどうなったんだ?! つぅか、大事なのはそこだよね! まずは、そこからじゃない?! なんで、究極超神化7になることを優先してんの?! トウシくん、きみ、優先順位間違ってない?! 謝罪を要求する!)


(……合体のデメリットを解消するためのメモリを確保するために究極超神化7になったんじゃい、あほんだら)


(それなら最初からそう言え! 俺は悪くない! ちゃんと、事前に教えてもらっていないのが悪い! つまり、全部、お前が悪い! 謝罪を要求する!)


(……どんだけ謝罪してほしいねん)


 センエースのウザ絡みを華麗に受け流してから、

 トウシは、


(究極超神化7を使うことで、どうにか、容量は確保できた。問題は、ここから、プライマルプラチナに目覚めることなんやけど……)


(どうした? 何か問題でもあるのか?)


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自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
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