表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
真E章 P型センエース4号の神話。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1262/6031

96話 ミナゴロシ。


 96話 ミナゴロシ。


「私はただの偏屈な美食家。私の舌に合わないからといって不味い料理というわけではなぁい。あなたたちは非常に上質ですよぉ」


 ヤマトは、言いながら、トンと地面を蹴った。

 その直後、


「「うぐっ……」」


 ヒジカとオキが、同時に、バタリと倒れる。


「この二人は……まだ鍛錬が足りていないものの、しかし、才能は素晴らしいぃ。剣の資質だけで見るなら、私に匹敵する器……あ、いや、それは言い過ぎですかねぇ。私の天才ぶりはハンパではないですからねぇ」


 そこで、ソウルさんに視線を向けて、


「あなたも……胆力は素晴らしいぃ。ちゃんと、腹の底で感じますよぉ。あなたの圧力。重たくて、強くて、暖かい……」


「……うれしい評価だな」


 そう言って、ソウルさんはアイテムボックスから剣を取り出す。


 禍々しいオーラが出ている長刀。


「おっとぉ……その刀……なかなかいい味が出ていますねぇ。妖刀系ですかぁ?」


「ああ。ミナゴロシという名の妖刀。軽く呪われていて、全力で使ってしまうと、味方も敵に思えてくるという厄介な性質がある……だから、敵との完全タイマンでしか使えない、面倒な刀」


 言いながら、

 ソウルさんは、ミナゴロシを上段で構える。



 ちなみに、ミナゴロシのスペックがこちら↓


 000000000000000000000000000000000000000


 『ミナゴロシ』


 《アイテムクオリティ》 【17】

 《コアマテリアルランク》【32】

 《シンクロ率》     【2%】

 《装備者への愛》    【3】


 [HP]        【+0】

 [MP]        【+0】


 「攻撃力」       【+150】

 「魔法攻撃力」     【+0】

 「防御力」       【+0】

 「魔法防御力」     【+0】

 「敏捷性」       【-5】

 「耐性値」       【+19】



 付与『切れ味上昇(大)』

   『クリティカルヒット率上昇(大)』

   『クリティカルダメージ上昇(大)』

   『常時、特殊混乱(大)』


 111111111111111111111111111111111111111



 ついでに、普段使っている剣がこちら↓



 000000000000000000000000000000000000000


 『全宮五式』


 《アイテムクオリティ》 【12】

 《コアマテリアルランク》【19】

 《シンクロ率》     【52%】

 《装備者への愛》    【72】


 [HP]        【+0】

 [MP]        【+0】


 「攻撃力」       【+20】

 「魔法攻撃力」     【+0】

 「防御力」       【+0】

 「魔法防御力」     【+0】

 「敏捷性」       【-10】

 「耐性値」       【+7】



 付与『特になし』


 111111111111111111111111111111111111111




「せめて一太刀だけでも……できれば、足を削りたい……理想は……相討ち……死ぬ気で、お前を止める……」


「非常に上質な殺気ですねぇ」


 そう評すると、

 ヤマトは、ゆらりと武を構えて、


「殺してもいいかなぁと思えるレベルですけどねぇ……でも、まあ、標的以外は殺さないと決めてしまっているので、殺せないですねぇ……」


 残念そうにつぶやいてから、


「このたかぶりは、全宮ロコに全て受け止めてもらうことにしますぅ。えへっ」


 ニカっと笑ってそう言った。


「やらせんよ……ロコ様も、息子も……」


「ご安心を。あなたの息子に興味はありませんよぉ」


「……おいこら、ウチの息子をナメるなよ。あの子は私以上の資質の持ち主だ」


「えぇ……どっちなんですかぁ? 殺されたくないんですかぁ? それとも、殺してもらいたいんですかぁ?」


「殺されたくないに決まっているだろう。だが、ナメられたくもない」


「ワガママな人ですねぇ」


「かわいいさかりの一児の親だからな、ワガママになるのも仕方ないさ」


 そう言うと、

 ソウルさんは、


「剣気ランク10!!」


 自身を可能な限り強化してから、

 足にグンと力を込めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自作コミカライズ版36話公開中!ここから飛べます。 『センエース日本編』 また「センエースwiki」というサイトが公開されております。 そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。 「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*) センエースの熱心な読者様である燕さんが描いてくれた漫画『ゼノ・セレナーデ』はこっちから
― 新着の感想 ―
[気になる点] ヤマトの才能って、流石にシューリやトウシ、 ハルスの潜在的才能と比べれば劣りますよね。 ジャミか、五聖命王と比べればどうでしょうか? [一言] 原初の世界というエックスにおいては優秀と…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ