避ける理由
レナの様子が変だ・・・。
カ「・・ん・・・朝・・ぁ・・・っ!!やっべ!もう8時だ!!!っ!レナ!・・・レナ?ちっいねーし!あいつっ・・・」
昼休み
カ「お、レナあのさ」
レ「ごっごめん、次体育だから」
カ「お・・そうか?」
たたたっ
カ「?あ、レナと同じクラスの、森崎だ。森崎~」
愛「あッ!カイトくん~!もう!森崎じゃなくて、愛理だってばあ!」
カ「あ、すまんすまん。愛理。」
愛「ん~?」
カ「次体育なのか?」
愛「えー?違うよ~あははw何言ってんのぉ~ぉ?」
カ「えっ」
愛「ん?どしたの?」
カ「あ、いや。レナどこかしらね?」
愛「あ!屋上だよ」
カ「さんきゅ」
愛「うん・・♪」
がちゃ
カ「レ・・・・・」
レ「あははっ、ゆうくんおもしろいねっ」
ゆ「ははw今日・・・映画みにいかない?」
レ「え?いいよ~」
カ「っあいつ!れな!!」
レ「あ、カイトくん・・・」
カ「デートするな」
レ「っ・・・ゆうくん、ごめんね」
ゆ「え」
そうだ。レナは俺のものだ。
れ「後でね」
は?あとで??
ゆ「うん」
レ「かいとくんなに?」
カ「何ってお前・・・朝から、変だぞ?」
レ「変ってべつにっ・・・」
カ「さけてるだろ?」
レ「ちっちがう」
カ「俺以外のやつと」
レ「うるさいっ!!!!」
カ「ぇっ」
レ「あっ・・・ごめん・・・ぇと・・・ばいばい」
ばたん
カ「ちっナンだよ・・・わかんねーよ・・・。レナ・・・」
ぽたっ
カ「あっ、あれ?なんだコレ・・目から、涙が・・っ・・なんだよこれ・・・っ・・ぅぅ・・」
なんだ?この気持ち。
おかしい・・・・。今まで、味わったことない感じだ・・・。
レナ・・・なにがあったんだ・・・。
教えてくれ・・・俺には、わかんねーよ・・・・。
なんだよ。イライラする。
カ「・・・」
ドン
愛「きゃぁっ、痛い・・どうしたの?いきなり押さないでっ」
ちゅ
愛「ん・・・どう・・したの?変だよ・・・?」
カ「森崎・・」
ぎゅ
愛「森崎じゃないよ・・」
カ「愛理・・・好きだ」
愛「えっ・・カイトくん・・・あたしも・・ずっと前から好きよ」
カ「愛理、今日俺の家・・こねぇ?」
ガタッ
カ「?」
愛「なんだろ・・・?」
カ「風だろ・・・こんな屋上の裏にくるやついねえよ・・・。」
愛「うん。そうだね」
カ「早く来いよ・・・綺麗にして来い」
愛「ぇ?・・うんっ♪えへへっじゃあ、後でね?」
カ「おう」
イライラしてムカムカして、愛理に嘘ついて、傷つけている。
愛理・・・ごめん・・森崎・・・。
お前のこと好きじゃねーよ・・・。
レナ・・お前だけだ・・・なぜだ・・・俺は、こんなに愛しているのに!!
なぜだ・・・。