手紙
今日、大事件が起きた。
レナの・・・下駄箱に・・ラブレターが・・。
レ「はうっ!!?カイトくん!みてよぉ!」
カ「あ?なんだよ」
レ「ほらこれ!」
カ「っ・・ラブレターか?みせろ」
レ「うん・・・。」
レナ様
あなたのことが、好きです。
付き合ってください。
今日の放課後。
屋上に来てください。正体みせます。
レナ様を愛する人より
カ「なんだこれ?ふざけてやがる。いくのやめろ」
レ「はうっ!?でも・・いかなかったら、かわいそうだよ・・だよ?」
カ「じゃあかってにしろよ!!」
レ「はうっ・・・ごっごめんね・・。でも、レナいくね・・?」
カ「勝手にすれば?」
レ「はぅ・・ぅ・・」
俺はひでぇやつだな。そして、こえーやつだ・・・。
なんて、嫉妬ぶかいんだ・・・。
カ「レナ。今日昼に、屋上でまってる。」
レ「え?」
カ「放課後行くか、昼にいくかきめとけ。」
レ「そっそんな・・・しゅん・・。」
カ「好きな方へいけばいい。」
絶対俺のところへくるだろう。
~昼~
カ「ちっ、レナのやつこいよ・・・。」
レナは来ない・・いや!絶対くる・・・。
がちゃ
レ「カイトくんごめんね?まったかな?・・かな」
カ「べつに・・・」
ほら来た。
レ「お話がある」
カ「なんだ?」
レ「放課後もいくね。」
カ「は?」
何言ってんだコイツは・・!!
カ「何言ってんだよ?俺を選んだんだろ?」
レ「でもね!かわいそうだよ・・だよ?」
カ「ちっ・・っざけんな!!!」
ガコンッ
レ「はうっっっ!!?やっやめて!柵が、壊れちゃうよ。」
カ「うっせ。もういい。俺もう教室いく」
レ「カイトくん・・・。」
あいつなんて、もういい。
~放課後~
やっぱり気になる・・・。
あ、レナだ・・。屋上に行ってる・・・。
ついていこう・・・。
?「レッレナちゃん!きてくれたの?」
レ「はう?ゆうくん?」
なぬ?ゆうだとぉ?あの・・幼稚園の時の?
レ「ゆうくん!久しぶりだね・・だね!」
ゆ「あいかわらず変わってねぇなぁ~」
レ「で、ゆうくんどうしたの?」
ゆ「・・レナ」
レ「ぅ?」
ゆ「好きだ。」
ギュッ
レ「きゃ・・ゆうく・・」
ゆ「キス・・しよぅ・・?」
なんだ・・やばい・・・。
レ「ゆうくん・・顔近いよ?」
ゆ「ん・・」
レ「はう・・。」
もう行くか?・・行くぞ・・。
カ「なにしてんだ?ゆう」
ゆ「あっ・・ちっ・・カイト・・。」
レ「カイトくんっ・・。」
ゆ「あと・・もう少しだったのに・・・。」
カ「レナは、俺のものだ」
レ「カイトくん!」
カ「こい」
レ「うん!」
その唇奪ってやるぞ。
ちゅっ
レ「ん!?」
カ「好きだ」
レ「かい・・・と・・く・・ん?」
カ「今日、俺の家・・こいよ?」
レ「カイトくん・・・うん」
ゆ「俺のでばんこれだけぇ~ぇ?」
~カイトの家~
ピンポーン
来たか・・今日は・・押し倒して・・・それで・・・キスしとくか。
告白したとき、ラクなようにしときたいし・・。
カ「おう、レナ」
レ「来たよ」
カ「こい、俺の部屋。」
レ「うん!かぁいいものくれるの?わくわく♪」
カ「ちげぇよ、大人のあれをやるよ」
レ「大人?」
カ「入れ」
れ「う?うん」
パタン
カ「レナ・・・」
レ「う?」
ドサッ
レ「きゃ、いてて?ベットに、ねっころがらせたりしてどうしたの?」
カ「・・・」
レ「はうっ・・て・・痛いよ?」
カ「・・・ん・・ごめんな・・。」
レ「ちっちちちちちかいよ!?」
カ「知ってる。」
今日は、キスするか・・。
レ「ゃ・・・やめてっ!!!」
カ「えっ」
レ「や・・やだよぅ・・・。」
カ「俺が・・嫌いか?」
レ「違うよ・・好きだよ・・大好きだよ・・でもね、レナは、まだ子供だから、だめだよ」
カ「俺が大人にする」
レ「ごめん、もう帰るね」
ばたん
失敗だ・・・。
なんでだ・・?
どうしてだ・・・・。
涙目だった・・・。なぜだ・・・なぜだ・・・。レナ・・・。