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ドキドキが止まらない。

自由というものは、どこかで必ず代償を払うものである。


◇◇◇◇


サラ姉が町に行った。


それも結構大きな町らしい。


理由は、「職業訓練学校」に行くためだそうだ。


ついこのあいだ、サラ姉は15才となり、子供から大人になったらしい。


村特有の通過儀礼的なお祭りに参加して、成人の儀的な何かを行ったそうだ。


俺はその祭りの時、寝ていた。寝る子は育つ。起きていいのは8時まで!


もちろん、お世話になった分、精一杯サラ姉の飾りつけは手伝った。


その翌日。


サラ姉は町に行ったと母さんから聞かされた。


少し寂しかったが、拘束からの開放。午前の遊び時間の復活に手をたたいて喜びそうになるのを堪えて、


「いっちゃったの?」


といった。


その後は何事もなく、自由を謳歌することができた。


虫を捕まえ、泥団子を作り、鬼ごっこを村に伝え、桃太郎の話も異世界版になるよう改変しながら伝えた。


本当に楽しかった。


◇◇◇◇


そんな楽しい日々の終わりは、ある冒険者(しにがみ)によって告げられた。


◇◇◇◇


田舎にしては、珍しく徴税官以外がやってきた。


その男は冒険者だと名乗った。


鎌を背負っていたが、快活で、話しやすい男のようだ。


その男と村長が話しているのにそっと聞き耳を立てた。


依頼でさらに西へと向かわなければならないが、この村に届け物があるので、届けに来た

と。


届け先はレイだ

と。


俺はうっすらと嫌な予感がし、子供との鬼ごっこを大人からのかくれんぼに急遽変更した。


だが、一時間後。


俺は、痕跡をみごと消し去り、においなども村の雑草や土でごまかし、自然と一体になっていたところを冒険者(しにがみ)によって見つけられた。


渡された荷物はずっしりしていた。


受領欄にサインし、包みを家に持って帰り開けてみると、なんとそこには、


「魔法初級大全~初めからていねいに~」


という本とぺん(高そう)と便箋と手紙が入っていた。

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本日ラストォ!

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