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-4- 戦争の残影(4)

魔法師団との会議によって、正式に連携が強化された第1騎士団。

 今までほぼ無かった交流は盛んになり、第1騎士団が戦場でみた魔獣の動きの報告によって、魔法師団の大樹もよりその葉を増やしていった。


「ぐぐ...」


全てが上手くいった...そう思っている人も多いだろう。

 だが、実際魔法師団と騎士団の間で団長が魔法で吹き飛ばされたという事実はあり...その時第5姫のリーシャのメイドが一緒にいたという事実は変わらない。

 その全てを知る人は少ないが...その全てを知っている人が問題である。


「団長大丈夫ですか?」


ミハイルは執務室の机でぐったりとなっているアイリスを心配そうに見つめ、ちょっとだけ頬を突く。

 するとビクッと反応をするアイリスだが、完全に気力は失われている模様。


「リーシャ様ご機嫌取りに苦労しているんだ...まあ、首が飛ばないだけ恩情だと思うけど」


クリスは完成した書類をミハイルに渡し、笑顔を見せる。

 そもそもリーシャにアイリスをどうこうするつもりは全くないが、誠意をみせたアイリスをおもちゃにしているだけ...まあ、それもまた恩情であろうと笑える程だ。


「貴族の礼儀作法って...めんどくさい...」

「今後その作法が役立つ場面も多いでしょう。リーシャ様自らご指導頂いているんですから、しっかり学んでくださいね団長」

「兄さん...いじわる...もうやだ...やだよ!!」


子供のように駄々をこねるアイリス...だが、時間ピッタリに迎えにくるユイと一緒に一度も逃げ出さずに通っている。

 その誠実さだけは、ミハイルもクリスも純粋に尊敬している。


「あと1時間ぐらいでリリス副団長が来ますので、それまで片づけられるだけ書類片づけますよ」

「はーい」


座り直したアイリスはミハイルが持ってきた書類に目を通して次々と印を押す。

 警備関連の書類が多い中...負傷兵の情報が載っている書類でアイリスの手が止まる。


「...」


安全な王都での警備でも多少なりとも怪我人は出る。

 ベヒーモスとの戦闘で死地に向かった殿部隊...その6割は生存したが――アイリスとっては残り4割を救えなかった戦いでもある。


「はい、次はこちらですよ」


アイリスの表情を見て、ミハイルは書類を奪い取って別の書類をお願いする。

 体の感覚が薄れているアイリス...魔法師団から帰ってきて嫌がる彼女を説得して、治療師が健診した結果――アイリスの痛覚はもうほとんど機能を果たしていなかった。

 原因は不明だが、クリスの話にからして先天性のものならば処置できることは少ない...これ以上感覚が薄れないように要所で対処していく他術はないと診断された。

 その一つが精神的負担を貯め過ぎないこと。

 根本的な理由は不明だが、それが悪化しているなら悪化の原因を一つずつ排除していくしかない。


「団長、あなたは私の憧れであり宿敵です。立ち止まってもらっては困ります」


表情の暗いアイリスにミハイルは少し怒りをぶつけつつも、書類仕事に戻る。

 同期であるミハイルから対抗心をむき出しにされたことは少なくないが...今は何故か心地よく感じる。


※※※


午後から魔法師団副団長リリスが執務室にやってきだが――ミハイルとかなり打ち解けた様子。

 事務を担当することが多い2人だからこそ通じ合うものがあるのだろう。


「こうしてお話出来る機会が出来たのもアイリス団長のおかげですね」

「クリス...」


2人が話している様子を見てクリスは嬉しそうにアイリスの頭を撫でた。

 少し照れ臭そうにしつつ、子供の頃のように褒めてくれるクリスに悪い気もしないアイリス。

 もう少し...と思いつつもクリスの手を払って軽く咳払いする。


「もう子供じゃあないから」

「そうでしたね。アイリス団長」


リリスティア王国が定める成人の年齢は16歳、子供の頃からずっとクリスの後を追いかけていたアイリスはいつの間にか大きくなって...クリスを追い越してしまった。


「子供は抱かせてくださいね。団長」

「なんの話?!」


と、クリスが謎の世界に入る前に本来の目的である王都連続殺人事件...通称記憶の殺人鬼についてリリス副団長から解説が始まった。


「問題となっているアーティファクトは記憶を欠損させる力を持っていると思われます。それにより操作は難航...犯人の顔を見てもその特徴を記憶することが出来ません」

「記憶関連のアーティファクトは効果問わずステージⅣに分類される超危険品...無登録だとしてもここまで足が付かないのは異例です」


アーティファクトと魔法はそれぞれ威力や効果に応じてステージⅠからⅤに分類される。

 魔法は厳密にいうと初級から最上級までの分類も存在するが、問題となっているアーティファクトでステージⅣに分類されるものはどれも人体に致命的な影響を与えるものばかり。

 記憶に関するものは現存する数も少なく、把握されているものは持ち出しも厳しく制限されているため、現在犯行で使われているものは王国が把握していないアーティファクトで間違いはない。


「被害者は商人が多く、中にはBランクの冒険者も含まれています」

「犯人はかなりの手練れでしょう...戦闘した形跡も少なく、勝負はかなり短時間で決まったと思われます」


クリスは現場検証された資料をアイリスの元に置く、犠牲になったBランク冒険者全員が剣を使うタイプであることが記されていた。

 剣士とやりあって正面から打ち勝った...奇襲だとしてもあまりにも圧倒的に勝負がついている。


「襲われている人の特徴から容疑者を絞ったり?」


アイリスは名案だと言わんばかりに自信満々に手を上げるが、ミハイルが首を振って資料を読み上げる。


「商人、冒険者...いずれも資産家で財産目的かと思われましたが、所持品が消えている形跡は無かったです」

「いずれも敵を作りやすい人達です...私たち魔法師団も被害者から関係を探ろうとしましたが...せいぜい商品を販売したり仕入れるルートが同じなぐらい...被害者たちに明確な共通点はありませんでした」


この王都で商品の販売、仕入先が被ることなんて珍しくない。

 全ての中心は巨大な貿易港ではあるが、厳しい基準で選出された船のみが貿易船として出航許可を得ている。

 許可をもらっている商人は数少なく、それらの船に交渉し物を売ったり買ったりするのが当たり前だからだ。


「その人が居なくなって得をする人があまりにも多すぎるから...特定が出来ないってとこか」


動機はいくらでもある。

 貿易船の利用枠には限りがあり、その枠は固定枠と抽選枠が存在している。

 固定枠として用意されているのは特殊な素材を持ち込む名だたる冒険者が多いため、商人は基本的に抽選枠での確保が前提...ライバルが居なくなれば抽選枠の確率が少しでも上がる。


「抽選枠の確率上げの線は薄いでしょう。リーシャ様の改革で抽選枠の激戦具合は大きく緩和されましたから」


 第5姫リーシャが貿易港の王国監査役として就任してからは本人の資産を投じて3隻の貿易船を国の運営枠として用意。

 最上位商人だけが商品を取り揃えられる閉鎖的環境から、より多くの商品が揃う貿易港の発展としてするため、それまで雷に撃たれる程の倍率だったものを一気に手が届く範囲まで下がった。


「王国が管理する貿易船はそれぞれ現王、第1王子、第2王子に振り当てられて運用が任されています」

「え、リーシャ様本人のはないの?」


ミハイルの説明だと個人資産を投資で3隻もの船を使ったのに、他の王族に権利を譲渡しているようなもの。

 貿易港の審査基準を満たす船を作るため一体どれほどの金貨が消えたことやら...アイリスは想像するだけで身震いしてしまった。


「リーシャ様は個人で2隻もっておられますよ。王国が運営する3隻はそれぞれ利益から建造費だけは回収しているそうです」

「まあ...あの方の考えは何となく分かる気がしますね」


クリスの言葉どおり、リーシャ様は次の王に相応しい人を間接的に示している。

 王族である彼女もまた、ある程度立場を示す必要があるが、本人はそういう性格ではない。

 だから、現王並び継承権1位2位の王子たちに交易船を送った。

 商売は一筋縄ではいかない...先見の明、決断力、交渉術などあらゆる分野の能力を必要とし、貿易船はいわば小さな国家...それを最も適切に運用出来ている人が王に相応しいと言いたいのだろう。


「前言ってた第1王子の問題って...」


アイリスがクリスの耳元でコッソリと聞くと、彼は難しそうに表情を固めた。


「貿易船のこともその一つですね...現在は運航停止となっていますが...一度別の商人に買収されそうになりました」

「なるほどね」


王族たちとの顔合わせの時、ユイのことを一番に糾弾したの第1王子だった。

 リーシャに逆恨みをしていることは間違いなさそうだ。


「抽選枠じゃあなければ、そもそもその人が持っている物とか?」

「アイリス団長...振り出しに戻ってますよ」

「あっ」


被害者が所持していたもの及び家などで管理している物品も消えた痕跡はない。

 その人が消えることで得をする人は多いが、目的がイマイチ掴めてはいない。


「でも、一つだけ対策というか有効な手立てがあります」


頭を悩ませていたところ、リリス副団長が手を叩いて最近の資料を提示する。

 第1騎士団が配属されてから2週間...この間連続殺人事件は起きていない。


「今までの傾向から犯行は1週間に1回...アーティファクトの制限と考えても犯人が動いていない明確な理由が存在します」

「第1騎士団が配属されてから警備体制が大幅に変わっているから...犯人も様子見をしているってことですね」


ミハイルの答えにリリスは満足そうに笑う。

 警備体制を把握するまで事件を起こす可能性は低い...そして変わった警備体制を把握するため各地に現れるはずだ。


「支給各隊に伝達してきます!」


ミハイルは急いで資料をまとめ執務室を後にした。

 仕事が出来る部下を持って満足...と呑気にしている暇もなく、リリスは団長であるアイリスに一つ提案をした。


「アイリス団長も積極的に見回りされるといいですよ」

「犯人見つけられるかな...」

「いえ、見つけるというより..時間稼ぎです。流石に犯人もアイリス団長との遭遇戦は避けたいと思いますし、ある程度不規則に団長が現れたら犯人の体制把握も遅れると思われます」


要するに畑を守るカカシというわけだ。

 ルートはリリスとミハイルが設定してくれるというので、アイリスは普段の業務に加えて見回りも追加。

 書類仕事だけならちょっとした息抜きとして嬉しい...しかし、今は――


「アイリス団長」


軽いノック音とともに聞こえるユイの声...本日のお迎えの時間だ。


「うううう」


頭を抱えつつもアイリスは立ち上がって準備をする。

 クリスは少し乱れているアイリスの服装を正すと、背中を押してドアの向こうに送り出す。


「さっきの声は...リーシャ様の...」

「ええ、今アイリス団長はリーシャ様のおもちゃですから」

「ああ...」


何となく事情を察したリリスはアイリスが出ていった方角に向かって深く一礼した。

 貴族の礼儀作法を学ぶという名目ではあるが...ある種お人形のように遊ばれているのだろう。


「リーシャ様、最近明るく笑いながらアイリス団長のお話をされるんです。前は...少し怖い印象がありましたが...」


リリスの言葉にクリスは疑問を抱きながら書類を整理する手を止める。

 何を考えているのか分からない...初対面の時から色々と奇抜で自由な人だと思っていたが、怖いという印象は受けなかった。


「私はそんな印象は無かったですね...こう何というか...他の王族の方とは違うという印象は受けましたが」

「行動自体は変わらないですが...全然笑わない方でしたし...もっと何か追い詰められる...燃えるような何かがありました...それこそ言葉にするなら―――復讐心でしょうか」


復讐...リーシャは魔法技術の分野に多額の寄付をしていた。

 最近リリスと話すようになってからその分野が将来兵器になり得ることも分かっている。

 兵器として運用可能な技術というだけで、実際は医療に利用されたり、建築や採掘の場面で生かされていたりする。


「リーシャ様は何かを恨んでいたのでしょうか?」

「そこまでは流石に...でも、最近のリーシャ様からは復讐心は感じられません...とても穏やかで、年相応の女の子って感じがします」


王族であるリーシャを疑うわけではないが、無条件で信じていい理由にはならない。

 アイリスに団長の座を譲ったのは騎士として相応しいから...その場を脅かすものは副団長として厳しい姿勢を見せなければならない。

 国境付近でベヒーモス討伐前の地獄の戦場...舞台は穏やかな王都になっただけで、まだ自分たちは戦っているのだと思い知るクリスだった。


※※※


「はい、やり直し」


舞踏会の練習として背丈が同じぐらいのユイをパートナーとしてダンスの指導を受けているアイリス。

 もう既に3度ユイの足を踏みかけており、その度にリーシャが大きくため息をついている。


「ごめん...ユイ....」

「いえ...こちらもリーシャ様の命ですので、あまり合わせられなくてごめんなさい」


ユイは誰であろうと完璧に動きを先読みすることが出来るので、どんなに下手な相手でも上手に合わせ最高のパフォーマンスが出来る。

 そうしては意味がないため、リーシャはユイに適度に合わせるように指示し、あとはアイリスがリードする形をとっている。


「アイリスってかなり不器用なのね。武器の扱いは上手そうなのに」

「戦いだってそうですが...ダンスとなるとちょっと...」

「気持ちの問題ね...ユイは戦っている時舞を意識するって言ってたけど、うまい具合出来ないの?」

「リーシャ様...それはワタクシの流派が舞を源流としているからなので...アイリス騎士団のように身体能力を前提とする戦いには向いていないかと」


ユイの持ち武器は槍...故郷の鬼族の里では雷神に祈りを捧げる際に祭礼の槍が用いられる。

 そして、女性たちはその槍の舞にちなんだ護身術を習う事を義務付けられているからとか。

 舞を基礎としているユイの戦い方は柔軟かつ、流れを制するような戦い方。

 圧倒的な身体能力を基本とし、一般騎士では多少無理のある動きでも身体能力がカバーして、流れもなにも全てを断ち切るアイリスの剣とは根本的なイメージが違うのだ。


「あ...アイリスってバカ力ってホントだったのね...素手で鎧を握り潰したとか、人を投げ飛ばして馬車を壊したとか」

「の...ノーコメントで」


目が泳ぎまくっているアイリスをみて、リーシャは面白そうに笑うと椅子から立ち上がり手を叩く。


「ちょっと休憩、私お茶取ってくるから」

「リーシャ様...それはワタクシが――」

「ユイも休んでなさい。次のレッスンはもっと厳しくするから」


王族が自分のことどころか、使用人を使わず自分で色々とするなんて...普通ではあまり考えられない。

 現王もリーシャの意見を無碍にすることが出来ないぐらいの功績と財がありながら、リーシャは一貫して誰の味方もしない姿勢を貫いている。

 王族派も貴族派も...リーシャは常に自分が認めた相手のみを手元に置く。


「ユイはリーシャ様と居て大変じゃあないの?」


ふと気になったことをユイに聞くと、彼女は笑いながら答えた。


「それはワタクシに聞いていいことですか?」

「いや、そういう意味じゃあなくて!私が大変とかじゃあないから!!」


慌てて訂正するアイリスの姿を楽しんだユイは彼女にタオルを渡して答えた。


「リーシャ様は...行き場の無いワタクシを拾って頂きました。ワタクシとって全てはリーシャ様のためです...わがままが過ぎる部分はありますが。今の生活はとても幸せですよ」


ユイの中で世界はリーシャを中心としている。

 それ程ユイにとってリーシャは大切な存在であり、自分の全てを捧げるに値する人物ということだ。

 そして――リーシャもまたユイに絶対的な信頼を置いてこの上なく贔屓している。

 リーシャが貿易船を所持し、莫大な富を収めているのはユイのためでもあるから。


「あ、そういえば...リーシャ様からアイリス団長にご褒美を預かっておりました」

「ご褒美?」


ユイは近くの物入れから書類の束を取り出してアイリスに渡した。

 アーティファクトに関する研究資料と、連続殺人事件の被害者たちが収めた功績が記されている書類。

 被害者たちは各地に赴き、遺跡の調査や強大な魔物との戦闘で勝利を収めていた。

 どれも富に値する素晴らしい功績...そしてアーティファクトの調査資料では――記憶を再現するアーティファクトについて書かれていた。


「ステージⅤの特異アーティファクト...歳月の石板。こちらのアーティファクトは保存した記憶を再現することが出来るアーティファクトです」

「記憶を再現...でも今回連続殺人事件の犯人が使用しているものは剣状のアーティファクト...記憶を消すものだよ」

「はい。確かにアイリスが追っている事件と関係ないかもしれません...ですが...この石板に記憶を保存するアーティファクトがまだ発見されていないんです」

「...」


記録をするアーティファクトがもし剣状のものだったら――王国側が把握していない未知のアーティファクトであることは間違いない。

 そして、剣状のアーティファクトの効果は記憶を消すのではなく――奪うことだとすれば?

 被害者たちの物品は無くなっていなかった――だが、記憶が消えたかどうかはもはや確かめようがない。

 記憶を奪うことが目的なら...物品に興味を示さない不可解な行動も納得が出来る。


「ここまでがリーシャ様の見解です。犯人の目星は付けられませんでしたが...事件の捜査にお役たちできるかと」

「こんな貴重な情報を...」


アイリスが貴族の礼儀作法を学んでいる間、リーシャは度々ユイに場を任せて離席することがあった。

 今思えばこのご褒美のために時間を作って調査していたのだろう。


「ユイ...そのリーシャ様は何で私なんかにここまで...」


騎士団長であるアイリスを気に入っている...というだけで説明できないぐらいに肩入れしてくれるリーシャ。

 その言葉にユイは少し迷いながらドアの向こうで盗み聞きしているリーシャに声をかけた。


「リーシャ様、アイリス団長にお話されては?」

「っ――」


ティーセットを手に入室したリーシャは、少し顔を赤くしながらもそのままテーブルにセットを置いてアイリスに近づいた。


「あなたが立派に事件を解決したら教えてあげる!」

「え?!」


唐突な言葉に驚きつつも、リーシャはユイに近づいてポコポコと拳をぶつけた。

 先ほどのユイの言葉が気に食わないことからの行動だとは思うが――

 同年代の友達のような接し方にアイリスは苦笑いするしかなかった。

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