表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

戦闘21

作者: 葉川 地球

能力系です。

相手は2mある怪物。見た目は真っ黒で、腕が長く頭上に口が付いている。怪物と呼ぶのに相応しい存在。俺は持っていた斧を脱力するように地面へ叩きつけ、開始の合図だと知らせる。怪物はゆっくり近づいてきて、その瞬間に猛加速する。この怪物の最初の攻撃。コイツは爪が長く、太い。見ただけでわかる丈夫さ。そんじょそこらのヤワな攻撃じゃ傷を付けることはおろか逆に攻撃したこっちがやられてしまう。ただ、コイツは本能で攻撃してると見た。コイツは攻撃してくる時、ボクシングでいうフックをする時のように、遠心力を使って、横から、まるで壁に爪痕を残すようにして攻撃してきた。だから俺も反応出来た。下から突き刺すように攻撃されたら、死角で反応出来ずにそのまま墓場までの片道切符を握らされていた。それに近づかれて初めてわかった。コイツには目がない。口はあるが頭の上に付いている。コイツは超音波か何かで場所を特定して攻撃してるんだと思う。俺は怪物から距離をとり、様子を見た。やはり。怪物は俺が離れると動きがゆっくりになった。試しに近づいて見ると、とんでもない速度でこっちに近づいてきた。顔へ近づく長い爪を斧で防いだ。コイツの探知機能には範囲がある。俺はそう仮定した。仮定を立証するかの如く、俺は岩陰に隠れた。試しに斧を投げると、それに向かって攻撃した。俺の仮説は立証された。そうして、俺の勝ちとなる。

俺の能力は、相手について2つ以上その場で知ることで、勝ちが確定する。

勝利が確定したその瞬間斧を捨て、拳で殴りかかった。

主人公は相手のことを2つ以上その場で知ることで勝ちが確定らしいですが...怪物の能力は果たしてなんだったのでしょうね?主人公は勝ちを確信していますが、生物というものは皆、勝ちを確信した瞬間隙が出来やすいものです。巷では、勝ちを確信したその瞬間、負けが確定している、って言いますよね。いや、言いませんね。今私が考えたんですから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ