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本編:常魔法-微睡み-いぬ:その11:(40):歌とタイムトラベル~繰り返される波・リズム400p~  (43)逢友プレゼン・超長詠唱解呪(シュメール修辞法)

・・・合宿です。贄を拒絶するもの・嗅覚を研ぎ澄ましたものたちが燻りだされての…合宿です。…妙なテンションです。…“胡散臭さ” ~カネミ金属臭をさせている天本くん~躱し続ける史澪さん~モーションを仕掛け続ける天本くん、負けず嫌いの天本くん…論争の勝負に固執しほかの重要な使命をどこかに置き忘れているようです。使命…どうも、安全運転ばかりでも無いようです。ーーリードギターの御兼さんが異世界にハシル=刻むリズムが速くなる…だけではなく、失意の能直クンは、張り詰めた空気~異様なテンションから“夢の世界にトンズラ”…微睡み。逢友先生も交えて…・マイクロバス~宿泊所の中も外も…

“オムニバス”…!…常魔法だけに刃傷・発砲はありませんが…ナカナカ!

コンテンツ:

(40):歌とタイムトラベル~繰り返される波~リズム の続き400p~ 

(41):ノリ・スリップストリーム~逆行する波410p~ 

(42):子猫~狸の微睡み~能直の夢見=ビッグドリーム 415p~

(43):逢友プレゼン・超長詠唱解呪(シュメール修辞法)431p~

…常ながら…本文中には(40)(41)(42)…のようなナンバリングはありません。

・…御兼は息を整える。

・…「リエは小さい時から…文集作成のときも普通~常なるものに拘っていた

フシがあります…今でも。…そのフツウには『魔』は付けても良いのかもしれ

ません、魔法規模は小さいのですが、魔の上に安全を含意した常魔法とでも言

うべきものが、善意…どう扱っても悪の増幅を許容しない…持続的に。…そん

な低位の贄の要らない“フツウ”の魔法は必ずあるとおもってきました。」

・「…『負われて見たのは…何時の日か…』…しみじみとした…<時間旅行…

の開始の“祝詞”…>。」

・…「その時間旅行は、実体を現世に遺して幻想だけのものです…」

・「その“祝詞”が『小駕籠に摘んだは…まぼろしか』…です。」

・「時間旅行は続きます、…なのですが…時間旅行自身も時間を消費しま

す。」

・少し粗くなった息を利恵子は整えていた。

・                               ー400p

・…「摂理や戦神に縋らなくても…契約しなくても時間旅行をして無事に帰れ

るのです…多くの契約は常に戦神や摂理のしらないところで堕天使や悪魔の契

約改竄されている…現在形です、…安全確認せずに…“見切り発車 ”古代は

契約―悪魔~契約に潜む悪意の見定めもしないで…悪魔にも公平さを担保し、

契約者同士・相互の安全の欠如…で見切り…。―現代はネットワークコンピュ

ータの起ち上げの際ウイルスのリスクに対しても見切り発車…です。…ソレ

ト、見切り発車は、競争に因る。…のではないでしょうか…」

・…「私達の時間~世界は1秒間に1秒だけ時間が進む世界です。」

・…「作詞者・作曲者・歌い手・演奏者・放送~録音媒体製作の方々…」

・「そして時を超えてこの歌を聴き~あるいはその時の記憶・その記憶断片の

解釈…」

・「流行を超えた愛唱歌-古歌自体…時の旅人…それでも消えゆく時があるの

かもしれません。」

・「…『…姐やは 嫁に行き …たよりも  絶え果てた…』…この三番の歌

は多様の解釈をゆるすところです…この名歌を時間旅行として解釈すると…諸

行無常…時の旅が立ち消えになり戻れなくなってしまった…作詞者も作曲者も

歌い手も演奏者も放送~録音媒体製作の方々も…そして、時を超えてこの歌を

聴き~あるいはその時の記憶・その記憶断片の解釈…も…全て~あるいはその

多くが…立ち消えて。…時の迷宮の往ったまま帰れないまま…立ち消え。…」

・「三番の歌詞は悲惨なものです…。」

・…

・「ですが、歌は終わりません。…」

・「… 『ユウヤケコヤケノアカ10ボ トマッテイルヨ30ノザキ』…。」

・「もう一度、繰り返します…『ユウヤケコヤケノアカ10ボトマッテイルヨ

30ノザキ』…」

・                                -401p

・…「…『夕焼け小焼けの赤とんぼ とまっているよ 竿の先』…一度、公害

で東京から、沢山の時の旅人と一緒に姿を消した『赤とんぼ』でしたが…作者

も含めて全員、恐らくその無意識がその末路と再生を予見して…愛唱歌に成っ

ていったのだと思います。」

・…御兼は半泣き顔で…でも晴れ晴れと…

・…「赤とんぼは、易々と再生をやってのけ…坩堝の魔法を解くかのようにし

きりに首を傾げるのです…ナオくんに私が笑われたように…『竿の先…』にと

まって…“きっと誰かを癒やして”いる…のです。」

・…そして利恵子は寿ぐ、…彼女は主にリードギター、華奢で綺麗な声で、爆

音に屈しないボーカル向きの通る声質ではない…でも…

・「…『? 夕焼け小焼けの赤とんぼ とまっているよ 竿の先…』…」

・「…『? 夕焼け小焼けの赤とんぼ 負わ…れて見たのは いつの日か…』

… 」

・            <…祝詞として>

・…

・…そう寿いだところで、御兼利恵子は、まだまだ言いたいことがあるような

顔もしていたが、満足気に1番で歌い辞めた。

・…御兼の覚醒~注意集中は成し遂げられた…そして常魔法のせいで眠くもな

っていた。…数多にあるビジョンはほぼ常に魔法的で、酷く人を消耗させる一

方、眠気も奪う…まるで飢えた丸腰の剣士にビジョンは覇金の剣を授けた。故

に小市民を不朽の勇者にまで覚醒させる。              -402p

・…人は、ビジョンに贄を差し出さない限り…簡単に精神~統覚の変調や鬱を

患う…。小市民は人の噂・他人の不幸を贄として差し出す。…だが、御兼には

贄を持っていなかった、自身を贄にすることにも無意識的ロックがかかってい

た、だから、御兼は心地よい睡魔に襲われた。…この世で無事に暮らしている

…その万能感・普通感覚が贄へのロックをかけていた。

・…常魔法の所為である。…常魔法には色はなかった。

・…微かに青くほんのりと美味しい木の実の匂いがした。

・…天本はすっかり暗くなった山のウネウネ道を黙って運転していた。…散々

叩かれていた…守弥だが、まんざらでもなかった。…急ぎもしなくなってい

た。

・…山道は御兼に睡魔を誘った、言い出したことの概ね承諾された安堵もあっ

た。


・…

・「…リードギター御兼の続きは、ベースの長渡がします。」

・「…ベースはリードギターが弾くメロディー・アルペジオ―連続する単音で

組み立てられた一塊のこと、…その旋律・旋律群を常にコードを割り振りま

す。その割り振ったコードに基づいて1音・1音ベース弦を弾きます…」

・「逆にベースからリードギターに主旋律を渡す場合はできるだけ、コードの

ルートが分かりやすくして渡します、…即興のアドリブパートでは互いのコー

ド・あらかじめの進行コードを互いに共有する必要があるのです。」

・ …確か…ルビ・マイ・ディアー Bパート(コード進行:ギター用に転

調)

・…(送った“絵”でも…ネ、シテ、トメなどに、還元不能のコードは…?

①?②?③?④?⑤?⑥とか、させてください。)

                                 -403p



    パラレル  ネ   ?①   シテシメ

曲: Dm7  D7   -E♭m7   Em7


 ネ   ネ   シテ ?②  “トメ”

 DΔ7 DΔ7 (G7 ?A♭7 “A7”)


シメ サビ シテシメ“トメ”?③ シテ ネ シテ 

Bm7 G♭m7 Em7 (“A”?A♭7)G7 DΔ7 G7


シテ“トメ”?④  ?⑤  “ネ” ?⑥  ネ+2f

G7“A7”?B♭m7?D♭7)“D7”?E♭7 E7


・…

・「モダン・ジャズの不思議なコード進行の話です。…」

・…「トニック=ネ、 サブドミナント=シテ、 ドミナント=トメ、…それ

と」

・「…ネに対応したレラティブ=シメ、 シテシメ、 サビ=レラティブドミ

ナント。」

・「この曲はこの6要素にあからさまにはまらない要素不明のコードがありま

す。」

・「取り敢えずトメ、とネ、で終わっています…また、“?付きの①~⑥”を

手探りで考えてみます。」

・「?①―E♭m7 ?②―A♭7 ?③A♭7 ?④B♭m7 ?⑤D♭7

 ?⑥E♭7…唯々分からないので、この要素不明グループに6要素がある

か?を見てみます…」

・…「…そうしてみると…?②と?③のA♭7をネ、と考えてみると、?①は

シメ、?④がシテシメ、?⑤はシテ、…で?⑥トメ…で、…?⑥はトメで曲を

止めても違和感なく、元々の6要素もネ、とネ+2フレット分ですので終わり

で…イイカナ…と思います。」                    -404p

・「この6要素のネ、と要素不明のネ、のフレット差は互いに+6f…互いに

6フレット分違うわけです。0と+6は簡単に不協和音になりがちですが…前

にリエチャンが喋ったように単独では不協和音でも曲の中では異和感軽くなっ

たり、別世界に弾け飛ぶことができます。…それとこの繋がりを促すのがこの

曲で多用されている―マイナー7th=0、4、7、10、(通常マイナーは

省略されています)…このセブンスが繋げているのです。…因みに経験的なの

ですが、ギターやアンプ・スピーカーのエージングでも7Th(勿論マイナー

7Th…)は促進~早めることが出来ます。」

・「音楽の要素に不協和音を含み、複雑にさせてゆくと、簡単に楽音から騒音

に崩れ落ちます…先に紹介したコードは複雑さと美音を保ちつつ6要素(ネ、

シテ、トメ、シメ、シテシメ、サビ)ともう一組の6要素を組み込んだあたり

が私達のバンドの精一杯…というところでしょう…。」

・…「まだノイズみたいな連続では無く量子的謎です。…ですが謎のまま世に

出て長いこと愛されています…」

・…

・…「今度は、テンポのハナシです。」

・…「音符やテンポは数字を含みおくことができますですが…量子的な、整数

値と間合いの二重性を抱える量子に近いものなのです。」

・「…おバカなハナシですが、…ド+レの平均が、レ♭にはならない。…ので

す。きっと音程が量子属性をもつからでしょう…」

・…

・「今度はテンポの足し算です。」                 -405p

・「また、♪=60+♪=120は ♪=は…180にも…平均の90にも…

これは=120にかならないのです。」

・…

・「♪=80+♪=86はどうなるかですが…」

・「♪=80にサンバのような空気感…60秒に6回=10秒ごとにうねる・

唸る空気感が加わってきます。」

・…

・「♪=80+20π(i)…みたいな(60秒で10回~周りの唸りですか

ら2π?10で20π。…で巡るテンポ~位相のずれ…)」

・「♪=80+20π(i)初めには位相のズレなし・ビートタイミングのズ

レはなく次第にビートタイミングの早撃ち・フライング…。」

・「♪=80+20π(i)がテンポのずれが、180度ズレてくると、♪=

160。」 「…位相のずれが更に進むとテンポは、270度辺りから360

度はにかけては♪=80の二度拍ち…。というような位相のズレなので虚数記

号の(i)を付けて…♪=80;20π(i)…」

・…「…ナンチャッテ…。」

・…「…数学的には明らかに変ですが、♪=80の波動の位相がズレてゆく様

を不思議数虚数i(二乗するとマイナス1・四乗すると1とする不思議数)…

を使うとこうなるかも知れません…コレモ―ナンチャッテ…。です。」

・「長渡は、沢山の人が勝手に自分のテンポで漫ろにリズム取りをすると、♪

=80+♪=86はまるでサンバのリズムの様な~ウネリ~ノリになってくる

のだとも思っています。…【メトロノームみたいなタ、タ、タ、果てなく刻む

ところ…】…タ、タ、タッ、タンタカ、タタタタ、タッタ、ッタ、タ、タ…」

・…

 「…メトロノームみたいな位相差なしの…タ、タ、タ、タ」

 「おおよそπ/2の位相差で、タッ、…とズレてきます」

 「更に先走り、タンタカ、」

 「位相差π(パイ)180度で♪=160、タタタタ、」      -406p

 「今度は位相差が3π/2で遅れて打ち始めて、タッタ、 ッタ、…とい

う風に聞こえます。」

 「…再び位相差がなくなってゆきます、タ、タ…。」

・…「と。…」


 「…タ、タ、タッ、タンタカ、タタタタ、タッタ、ッタ、 タ、タ…」

 「…タ、タ、タッ、タンタカ、タタタタ、タッタ、ッタ、 タ、タ…」

 「…タ、タ、タッ、タンタカ、タタタタ、タッタ、ッタ、 タ、タ。」

 「…と云う、…ウネル感じです。」


・…「これは、テンポ♪= の足し算は算数の足し算80+86=166でも

なく…。」

・…

・「…そんなことから、繰り返しますが。…楽譜は整数値と間合いの二重性を

併せ持ち量子的です。(…本物の量子は粒と波の二重性ですので、楽譜はあく

まで量子“的 ”です。)数値で表現されているところは多々ありますが、数

の振るまいは実数や整数とは違ってきています。…また、他にも間合い~位相

のズレ~タイミングの微妙なズレ自体~ズレそのものが音楽を纏めているもの

あります。♪=80といったテンポ=周期の基本属性は果ての無い…延々リズム

を刻みたがる“連続属性”ですが。ある周期の近辺の重ね合わせで、団子・量子

~量子化・曲として纏めることができ得る…のです。」

・…「…『サンプラーミックス』の詳しい説明は後回しでします。」

・「音合わせの音―音場緩衝融合音・サンプラーミックスの音―非緩衝実数的

電気音」

・「音合わせの音には間合いがあって…」

・「もういっぽうの、サンプラーミックスの音には間合いが作れません。」

・                                -407p

・…「…その前に、サンプラーというのは録音機器と多重再生楽器の二面性も

ったものです…販売されているサンプラー音源や手許のある楽器・自分の声の

生音を一拍分から数秒サンプラーに録音する事をサンプリングと言います。」

・「…販売されているサンプラー様の音源ソフトも、生音も、サンプリング・

録音されているものがコンマ数秒無音です、…そこで音の出始めの瞬間を千分

の1秒単位で切りそろえてゆきます。…繰り返しが必要なときは音が終わると

きも切りそろえます、これをしないと繰り返してゆくうちにズレが出てくるか

らです。―これでサンプリングの終了です。」

・「サンプラーにはいくつかのボタン通常12個~25個…もっと多いモノが

ありますが、そのボタンを押すとそのボタンにサンプリングされ・切りそろえ

られた音がでててきます。…テンポや音程を変えたり出来るものもありますが

…音の出だしを切りそろえ整えるのは最低要件です。」

・「通常の録音・再生媒体では再生は一つの音、サンプラーに例えると押して

音の出るボタン=再生ボタンはたった一つです。…ところが…。サンプラーで

は無制限ではありませんが、あらかじめ録音=サンプリングされた音を複数―

ボタンの数だけ12~25種類用意でき、かつ同時に…その気になれば、千分

の1秒単位で同時に複数の音が出せるのがサンプラーの魅力です。」

・「先ほどから“サンプラーミックス”と言ってきましたが、…切りそろえら

れたサンプリング音を複数・同時に鳴らして“電気的に ”にミックスして音

を出すことをサンプラーミックスといいます…これは正式な用語ではなく、わ

たし―長渡が勝手につくったものですが…。」

・「…“電気的に ”は声を大きくしましたが…勿論非緩衝的・実数的電気的

…を略して・含意を込めて、“電気的に ”…と言いました。これはあとで説

明予定の“音場緩衝融合音…”と対比します。」

・「この、非緩衝実数的電気音ですが…」

・「サンプリングされた音を千分の1秒の誤差でそれぞれの再生ボタンを押す

と、この非干渉実数的電気音では奇妙な音になることがあります。」

・                                -408p

・「…ドラムの音源で顕著です。ドラムの音を収録するマイクは通常打楽器の

打面の反対側ですが、フロアータムといって床=フロアーに直置きするタムや

シンバルは、打面と同じ向きにマイクロホンを設定します…」

・「ということは、位相が180度~極性が真逆の音が同時に出てしまうわけ

です。…生の音ではこの様な極性の真逆や180度に位相差は主に空気の緩衝

作用で起こりません…ですが位相差を電気的~マイクの向き・極性を弄ること

をすると酷く変な音になってしまいます。」

・「このサンプラーによる非緩衝実数的電気音でサンプリングされた音を同時

にスイッチすると、位相~極性が真逆(…スネアドラムとフロアータムの同時

発音)の場合、音の振れ幅の大きい基音―もっとも低い振動数の最初の波はキ

ャンセルされて饐えた寂しい迫力もない…音楽性など微塵もない音になってし

まいます。」

・「…繰り返します。同時にスイッチすると最初の波はキャンセルされて饐え

た寂しい迫力もない…音楽性など微塵もない音になってしまいます。」

・「もう一つの違い…もう一つの要因としてサンプリングするドラムの音はそ

れぞれ単独でサンプリングします…ここは生音の共鳴と違いスネアドラムがフ

ロアータムの皮を揺らすこともフロアータムがスネアドラムの皮をビビらせる

こともないのです。」

・「こんなことからサンプラーの音源は大方空気を共有したドラムセットをス

タジオにおいて様々なリズムパターンを1クール、様々なテンポで録音したも

のが大半でそこからの音は饐えた音ではなく迫力も実感~実在感あるものにな

ったものに仕上げられています。」

・                                -409p

・「生音は、互いに空気を緩衝の媒体にしていて…スネアドラムがフロアータ

ムの皮を揺らしながら、フロアータムがスネアドラムの皮をビビらせながら…

空気を動かし・揺らし・押し縮め~引き延ばししながら…互いに干渉・共鳴し

ながら、耳や収録用のマイクロフォンにまで届くのです。」…「空気は動かし

だけでは音にならないのです、…激しく揺らして空気の塊を引き延ばし押し縮

めないと音にはならないのです。団扇で空気を動かすことは出来ますが空気を

引き延ばし押し縮める前に団扇と和紙の皮が撓んでしまうからです…薄い皮で

も箱に閉じ込めたり丈夫な胴で仕切り強く皮をテンションをかけて張ると音に

なってきます。…そしてかならすタイミングや位相がずれ込んでゆきます…時

によっては空気が共鳴のため…空気自身が共鳴したくて位相を自動調整してい

るのです。」

・「波は重ねあわせが出来ますが、音場融合緩衝系の生音と、非緩衝実数的電

気音のサンプリングされた音を同時にスイッチでは重ねあわされた音が全く違

うのです。」

-ノリ・スリップストリーム~逆行する波-

・…「音楽ジャンルは違いますが、所謂、クラシック名録音は衝立をたてて・

干渉・共鳴を排除したマルチマイク(沢山のマイクロフォンを使って)マルチ

トラック(複数の録音チャンネル)の録音より、…2本~せいぜい5本のマイ

ク使った名録音が圧倒的に多いのです。」

・「マルチマイク・マルチトラックの名録音もありますが、ハッキリ・クッキ

リだけが命…みたいな、匂いで謂うカネミ臭が例外なく漂います。…それに聴

いていて楽しいは楽しいのですがやたら疲れます。」

・「音合わせ・ノリの内実に、空気の緩衝・音の広がり―音場・音の波の位相

干渉・共鳴・融合が大きな力として厳然にあるのです。」

・                                -410p

・「何を隠そう…私達―長渡・リエチャン・のりちゃんはそれぞれ・マルチト

ラックレコーダーを駆使してそれぞれが自宅録音したこともありましたが…す

ぐ飽きて…同じ空気を共有してそれぞれの音を共鳴させる3チャンバンドが身

の丈に合って…何処かとも共鳴して凄く…それが楽しいのです。…」

 「バンドの音がゆらすのはドラムの胴やアンプのBOXだけ揺らすんじゃな

い、ボクラの心拍もオナカの揺らす…お腹も減る、…森羅万象。…ライブのハ

コも揺らす…いつもじゃないけど…ノレバ宇宙も揺れる…ボクラが下手なのか

―そうは思わないけど…最近、東京だけはノリが悪い!」…「天本さんナンデ

でしょうか?。」

・…「カーレースで走行車両の後ろに付かれるとスピードのノリが悪くなるん

だよ。…東京だけの話じゃない、『スリップストリーム』ってヤツだ、」

・…天本の背中も語っていた…「車体にウイングをつけて風を流す…旨く流す

と風の抵抗が変わって低くなる。~その真後ろに後続車が付くと風の形が変わ

る、風は旨く流れなくって風の抵抗が上がり車が減速する。…ノリが悪いのは

東京だけじゃないよ、…」

・…「あのね、アマモト、…サン。『風と抵抗』を使って【波と時】を代数的

に消去したんじゃないですか…カッコイイかも知れませんが…やはりノリが悪

いです。…色々なモノの見方を都合よく流しすぎます…」「水面のような綺麗

な波ではありませんがレーシングカーはウイングを使って【造波抵抗】をかえ

て進みます…波です。」…「波は時間経過とともに変化します。時間経過は実

数的で車周りの風のように一方向にしか進みません…ですが…波のかたちの時

間変化は実時間とは限りません。」

・…「と?…何が言いたいのかな長渡さんは」            ー411p

・…「波の周期の範囲内で虚時間は往き来できます。…」「実時間では通常、

風は車体やウイングを過ぎて…実時間では“後”、因果では“果=結果”とな

って過ぎてゆきます…。…そこに…、後続車が迫ってきて波のかたちを変えま

す…恐らく層流ではなく渦です…実時間では“後”に属する波のかたちの変化

~渦化が波周期の位相を遡り…まさにレーシングカーが風を切り裂こうとする

局面に影響を及ぼします。…因果の逆転…レーシングカーの実時間的背後にで

きた渦巻~因=原因が、レーシングカーの実時間的“前”の造波抵抗を変えて

スピードのノリを削ぐ果=結果を作っています。」

・…「波周期内限定~波の位相の許す範囲で、見た目の因果の逆転を起こさせ

た波の属性は、…実時間ではなく虚時間が専らだった…ということです。」

「…『風と抵抗』を使うのも悪くありません…ですが…、【波と時】を排除…

排除じゃないですか?怒ってはいませんよ。でも、わたしとはソリもノリも異

質ですね。…」「…ごめんなさいね、言いすぎました。」…

・…

・「…乗車から…空気混ぜ混ぜしない!オーラだしていたのに…地雷ハザード

だしていたのに…踏んだ貴方も半分悪いのです…」

・…得体の知れない閉塞感が和らいだ、穴でも空いて涼やかな風が周期~かた

ちある波みたいに…アマモトはほんの数分だけ可哀想なくらい静かになった

…。

・…遠方から張られた巨きな坩堝の所為だろう…、

・…能直は寝ていた…。

・…父から引き継いだ “お講 ”以来、混ざらない

・…得体も知れないカネミ臭…

・…硬く混じり合わない空気や緊張感で…、

・…バスに乗るや否や睡魔に襲われた。

・…きっと本来の狸寝入りとは、こう…なのであろう。

・…不自然な睡魔は母―朱樹から聞かされたことがある。

・…母の仕事の上で立ち行かなくなるとき睡魔の襲われる。

・…当時、母の仕事は慢性期の病棟…退院の可能性が希薄な

・…その人たちの退院を考えると母は絶望の剰り、

・…睡魔に襲われる。

・…運転手は何か!紛らわすために…後輩らへ不自然に絡む

・…勿論、狸寝入りは世間から、怠け者扱いされるが…

・…睡魔から覚めると小さいが…

・…ほんの一歩―事態が解消している、         -412p

…とるに足らないこと― “本筋 ”から外れたことを…

・…「大事」と悩んでいた…。

・…ことに気が付く…のである。

・ほんの一歩の退歩…腹の据わった

・退歩が視点をかえる。

・…ことがある、

・…例えば…

・…摂理が抱える至高と孤独…、

・…その相似として長期入院者が抱える自立と孤立…

・…別天神~余計な智慧を排除する事は至高ではなく、

・…孤独の様に…。

・…深いところで英雄は世界を救うが…

・…英雄自身の身体を支え損なって…長期の入院となる…

・…英雄のようなプライドが在宅支援を排除する…、

・…それは自立でなく孤立…坩堝の中の拮抗。

。…暴力的に院れたのであるから、

・…支援を余儀なく必要とする在宅環境に押し出す…

・…ということ、最後の最後になって本人の同意を尊重する

・…不徹底…

・…そうであっても…腹ぺこでも莫迦なコンドルは

・…寄り合って檻から飛び立つ。

・…狸の暗喩―あるいはウサギ穴、イヌ・ネコの逃亡…

・…孤高・排除からの腹の据わった退歩。

・…それはうしろめたさからの自立。

・…往きの車で能直が眠り込んでしまったのは車内にも、車外からの

困難事象の共時現象であることを母が言ったことの浮遊―記憶断片と

して思い立って…いたのだった。

・…匂いはその拡散や分布が異様に遅い。              -413p

・カネミ臭の分布を、その近未来を写しとっていることだって…アリ。トラッ

プの仕掛け方からも、有妃と菅原は、『文芸部OGたちを包囲、あるいは拉致

を狙う悪意ある意図…』…と直観していた…二人の嗅覚異能者は車中のヒート

アップを優先させた…なにより香気武者―能直がダウンしているという緊急ハ

ザードがあったからだ。…相互で交換される…“ハナシ ”やイメージのフレ

ームの方が、論理・ミッションより重要だったし、少なくとも二人はハナシ自

体魅惑的に感じていた。包囲されつつある巨きなトラップなどどうでもよかっ

た。論理・ミッションのもつ “うしろめたさ ”などなかった…とるに足らな

いこと。

・旧文芸部内でのハナシの共有や継承こそがリアリティーだったからだ。

・最悪。…奴らの餌―贄を有妃と菅原だけに誘導すればあとの文芸部員たちは

無傷であるという腹つもりであった。

・…往きの乗車前、二人の美少女は不思議な眼のやり取りをしていた。

・一瞬のチラリ。…そして二人の鼻が笑っていた。

・…“捕まっても私たちの嗅覚を兵器転用されるだけ”

・…“無事よ。”

・“拉致されても香気武者がなんとかしてくれるワ…”

・“和田クン?”

・“疑ってないわ…”… “疑ってたら…ッ”

・“そう…、ここ中津になんか住んでいないし…”

・“文芸部なんて…入って文芸部になんか入っていない…”

・“誰かがワナを嵌め裏切ったとしても…。”

・“…そんなワナなら嵌まってあげる。”

・“…、天本先輩は?”

・“あの人例外よ、フゥッ。 ”

・“そうですよね…クスッ…”

・“例外の罠…?だめです…坩堝そのものが…”

・…“ミエミエ!”…“ワナにもなっていない…”

・…“力わざ?あり得る…けどオ寒いゎ…”

・                        -414p

・…途中の車中からずっと…、天本は、運転席周りの有妃・

後部席の菅原…二人に鼻で笑われていたのだった…。

-子猫~狸の微睡み~能直の夢見=ビッグドリーム-

・…ナビ―仲山茅夏と有妃史澪の提案で、夕飯と翌朝の朝飯・昼飯の買い出し

をする事になった。

・南下するワゴン車の右にaeon-エオンのスーパーがあった。この季節道が渋

滞しがちであったのに誰かの所為で滞りなく予定より早い時間に着いた…この

スーパーマーケットは比較的遅い時間までやっているのである、早く着いたの

で店には食材は沢山残っていた…地元で取れた…であろう寿司のパックも沢山

残っていた。カート2台、仲山と有妃が持ち、部員それぞれが欲しいものをカ

ートの中の樹脂駕籠に入れる、過剰の買い込みを仲山と有妃がチェックする寸

法である。車中もカートの中も同様…

・…和田は、寝ぼけてふらふらと車外にでてスーパー入り口へ歩いた、菅原は

彼の後を…しきりに周りを、周りの空気でも見るかのように嗅ぐように…影の

様に、後を追っていた。

・…「和田ク…ナオくん…なんなのあの譫言…それに夢見…」

・…能直がスーパーに入ろうした時、入り口に並ぶ自販機の

前で菅原寿椰子に呼び止められ、問い詰められていた…。

・…「…夢見は自由よ!能直くん」…「でも…」            -415p

・…「…でもあの言い方… “椰子の公女 ”って…それに何度も。ラジオの音

が大きかったし、となりの董子サンは最前列の遥か運転席辺りのオハナシに集

中していたから、殆ど聞こえていなかったのでしょうけど…聞いちゃった私は

どうすればいいの?」

・…ヒーリングボイス―魂揺たまゆら。雲に乗って空に浮いていられる…

たとえ彼女がどんな表情でどんな切羽詰まったこと言っていたとしても、浮雲

は堕ちもしなかった。

・「ねぇ」

・…

・「…。ナオくん…ハナシ聞いてる?」

・…「ねぇ。」

・…「香道家元の父も認めているし、リアルでもし何されてもそれなりの覚悟

はしているの…だって…言いたくない。…でもね、夢の中では別。」

・「全く別。」

・…予兆もなく彼女のキーが下がった。美貌の魔王のような・

・…低い声で…

・…「ねぇ。私になにしたの?」「私、キミの中で何を喋って?」

・…能直が乗っていた微睡みのフワフワ浮雲は突然、夢散した。

・                               -416p

・…「ねえ。」

・「…和田クン…しっかり起きて・覚醒して。夢観は自由なのだけれども…そ

んなに私の名前呼ばないで…それに喋りすぎ。どんな夢か解っちゃうのもイヤ

ダわ、きっと、いやらしい夢では無いと思いたいけど…でもね…、恥ずかしい

しどことなくエロィ…のょ。」

・「…聞こえるような大きな声で。…『オレじゃない』とか、『相竦み・手詰

まり』とか…『ねこ・椰子の公女・展覧会・昏と対峙』とか…大事なものは軍

備で、みたいな…とか『見えなくすれればいい』とかね…『ハンター』・『贄

・見えなくなれば…ハンター・食い合う。』とかいって…ニッコリ微笑んでく

るし…。『急く・競う』…とか。…私、菅原寿椰子を貶めているのでは?…な

いのですか?」

・「それに…」

・…「私の名前を繰り返すし…ちいさな声でも、大きな絵・モデルとか、黒と

彼女の対峙・子猫追って…とか、良かったよ、とか第1級資料・祓ったから雛

祭り…隣にいたんだから…和田クン?…“黒って ”なに?…私を辱めていた

なら死んでくれない?ウワゴトした罰ょ、夢なんて黙って観ていればいいでし

ょ!」

・…「…ねぇ…黒って何?…“黒と彼女の対峙 ”ってなに?」…半泪の真顔、で

能直の頚に手をかけ躙り寄っていた。

・…鈍感というか寝ぼけているのか能直は…

・「…うん。…黒は…」

・…                             -417p

・「…巨悪か、な…。」

・…

・「共学になる前の男子校の制服の色は黒―その巨悪の下請け的…」

・…

・「黒…黒とその夢の中の彼女…」

・…

・「それが対峙している様だった。…かな?」

・「巨悪と香道の対峙…?」

・…

・…「それに菅原さんが東へ追って行った子猫は、香道の支援の為…かな?」

「昔、見たんだ菅原本家宅から出ていった三毛の子猫…」

・…

・…ん~。…

・…

・「違うかも…狸…子狸…東へ行ったのは過去に向かった?…その両方でも…

有っかなぁ」

・…「以前、和田君お呼びしたとき『三毛猫…』飼っているとか…いっていた

ような…」

・…能直は菅原の華奢な手が能直の前頚にかかっているているのに気が付い

た。自身は寝言なんか言ったことない…概して睡眠は浅く母の寝言聞くのが睡

眠と思っていた…から。びっくりした能直で、菅原の詰問や彼女の近さや手が

頚にかかって苦しいのにやっと気が付いた。

・                                -418p

・…先月頭から、じわじわ、旬単位で…にじりよってきた大きな異和感…混ざ

らない硬い空気…車に乗ってからの睡魔の方が深刻だった。雲に乗って浮いて

しまうような菅原のヒーリングボイスもそうだが…、天本守弥にトイレ休憩で

起こされても見続けている夢…この奇妙な嗅覚世界の困難状況からは悪夢を見

るべき、はずが…そうでない。不思議な夢…外世界のリアルをひっくり返さん

ばかりのビック・ドリーム…。

・…能直はそっちの方に、まずは、びっくりしていた。ハイビスカスの公女に

頚を絞められていたのは二の次だった。

・…「菅原さん、顔近い。…」

・…

・…「あっ。ゴメン…」…寿椰子は能直の頚に手にかけている力を緩め、…能

直がまだ見ているのにハッとして手を放した…。

・…二人のはその瞬間。ちいさな火花が見えた。

・…能直・寿椰子、二人には店の入り口で占拠しずっと居座り続けるカネミ臭

を感じた…、…様な気が、した…。

・…ホンの数秒の出来事に想われたことだったが…車中の一行は買い物を済ま

せ、スーパーから出てきた。…空自のヘリが二機、スーパー上空を通過した。

・…別に不思議な光景ではなかった、およそ七百万年前、プレートにのって動

いてきた柚島が本州とくっついたのが遠因で柚半島の東の火山活動には珍しく

法則性があり、次の火山が出来る場所が大まかに予想出来ていた…予想出来な

いのは噴火がいつ?であり、十数年前から予想線上の柚東沖で幾度か火山活動

あったり・海の色が変わったりしていて、海自の船が常駐し陸自のヘリが停泊

中の自衛艦に往き来する光景が既に定着していた。…とは言えヘリ二機は少し

低空なのだが…

・…「なになに?…」

・                                -419p

・…「逆壁ドン?…喉輪…喉輪つき壁ドン?…」仲山が…茅夏が嬉しそうに…

・「…ワ~ダ~…く~ん。」

・…「どうせ、思ったハナッから口に出して、スガちゃん傷つけたんでし

ょ?」

・…「…明らかに二人のプライバシーなんだけど、…」

・「…ナンカ、…何かね。」

・「…天本の稼点バカが、ずっと不自然に食い下がり噛みついてきた…、」

・「ボクラの連携ディベートに叶うはずないのに…あの混ざらない硬い空

気。」

・「…と関係が有りそ…。かな?」

・…「それにね不調の…和田。に付き添っていた董子チャン、調子がわるい

の。」

・…「…ここは不粋いじゃん。」

・「別そ~…研修所に付いてからハナシ聞くよ…だからみんな、 車に戻っ

て。」

・…仲山と有妃が割って入って収めた。

―波乱を抱え車の移動は終わろうとし、星は綺麗だった―

・                              -420p

・…国道を降り、研修所がある柚高原の別荘地に車は入っていった。

・密林の中をウネウネ這う狭い舗装路。

・…不思議に皆窓を開けた。

・…だが、和田家の名ばかりの研修所も不思議な異和感があった…が滲んでい

た。…そう。…じわじわと。

・…道すがら、異和感に気が付いていたのは有妃と菅原…と傾眠中の和田能直

の鼻孔…意外にも匂いに疎い天本…その三人と鼻穴二つであった。

・…元より別荘地内の密林にも多種の金属はあった。電柱・電線・トランスに

も、上水管・温泉配管、保守する鉄筋土管…古びた土管・閉じ蓋から鉄筋が露

出していた。不動態化した黒鉄、赤い酸化鉄、緑青となった銅片 煤けたアル

ミ…。

・…だがそれらは、朽ちた葉、埃、潮風…蜘蛛の糸・虫の死骸~微小残骸がそ

れらが、全ての金属を覆って、露出したことにはなっていなかった。

・…だから、郊外やこういった別荘地には金属臭~カネミ臭は微塵も発たなか

った。

・…遠い潮騒…汐の匂い、温泉の匂いが少し…そして圧倒的な森の匂い、希薄

な二酸化炭素・濃厚な酸素…だから温度計が示すよりも体感の気温は低く清々

しかった…。…水の所為もあったろうが、どんな酷い炊き方しても米は美味し

かったのだった。…お茶も食事も美味しかったのだった…。森林浴、温泉は関

節疾患や気分障害にも効いていそうだった…ナトリウム泉だが微かな硫黄臭も

だだよっていた…きっと抗躁成分のあるリチウム…も。…そう。

・…停滞していた空気の硬さ・緊張感は、次第にカネミ臭を帯びてきた。

・…何か巨きなものが…周到に幾重にも…スコシズツ          -421p

・だが、今、の柚高原は都心の匂い…それもカネミ臭…それと重力勾配が傾い

でいた。軽やかな西風が緩い山麓を吹き下ろしているはずが今日のじわじわ…

本当にじわじわと濃くなるカネミ臭は風でも動かなかった。

・そのじわじわ故、嗅覚にも秀でたOG達の多くが気が付かなかった…。

・道路に附帯する施設・機器からは土より錆びの匂い

・…知らず識らず天本の硬い論争モードが鈍くさせていた…彼のカネミ臭はド

パミンの甘い匂いもあった。それもあって鋭敏なはずの彼女達の嗅覚は移動中

から紛らわされ・馴らされてきたのもあった …だからOG達は気が付かなか

った。

・…風下のカネミ臭が穏やかな西風を阻害していた…だから和田家の周りのカ

ネミ臭は動かなかった…動けななかった。…それは匂いの坩堝だった。

・…一行は車からおりた。

・…別荘地の緑は深く空気も爽やかであった。

・…外気はまだ硬かったが、睡魔が能直を脅かすことなかった。別荘地の管理

事務所を抜けて…やっと合宿所についた。

・土地も別荘も小さかったが敷地内で一番標高が高かった、建てた当時は海が

望めたが、今は深い森の中に抱かれた庵の様であった。…既に夜。…東南に面

した古い3DK+K…+Kは、玄関から続く土間にキッチンと同じ高さに床を

延ばしたようなもの。レイアウトを変えた…玄関すぐの六畳間は物置、左手に

キッチンに連なる八畳と、東奥の風呂・洗面・トイレの向こうに八畳が自由に

使えそうだと…父に言われた。

・…能直の父・元文芸部顧問-逢友が頻繁に利用するので、カビ臭やなく、旧

いヒノチオールはとても甘い、柔らかい匂いがした。

・…雨戸を締め切った屋内に…電気を付けると…

・                               -422p

・…静かな黙霊・精霊―真っ黒くろすけは、いなくなった。

・…酒、味醂、煙草…の残滓、少々。

・…残念なことに、真っ黒くろすけを見たのは、鍵を開け、電気を付けて回っ

た能直と史澪だけだった…。玄関・奥の間に計2匹毛虫の死骸があった。さっ

と能直は掃き回り、有妃は温泉を湯船にはった。

・…概して狭かった、手狭だが、気兼ねないOG・OBたちなので天本以外気

にするのはいなかった。

・…てんで勝手に、雨戸を開け、早速エコバックから引き出して食べるもの~

料理するもの、奥の8畳間に早々女子の布団を敷きつめだらりするもの、…有

妃と不調の出口董子は早速古い深めの湯船に入って、キャッキャしだした。研

修所の覚え書きを“フムフム”読んで防虫スプレー塗布して庭の照明を付けて

散策するもの、長渡は手前の6畳間=物置の中、ダンジョンの宝箱でも漁るよ

うに真空管アンプをいじりだした“これ鳴る。”…とか…。…キッチン・玄関

・床張りの土間・中の八畳間は仕切りなしになっていてそこで仲山は大きめの

ディスプレイとプレイヤー・備え付けのメディアソフト見ていたが茅夏は…ハ

タ…と気が付いた。

・…“ナンカ途中だった様な…”…中の間で顧問はテーブルで飲んでいて、そ

の端で能直と菅原がいた。…能直は菅原に話かけていた。

・…「いいですか…それに嫌らしい夢でも無いです、菅原さん文化英雄か賢者

みたいですし。」

・「もういいよ、分かったし信じるょ…和田ク…」           -423p

・…だが能直はあそこまで問い詰められても…何か大きなクエストをクリアし

た様な気がして…夢見に登場した菅原寿椰子、…部内ではスガちゃん、ハイビ

スカスの公女・椰子のマドンナ、香道宗家の次期当主に感謝したかった。 そ

れに夢中の子猫―子狸に纏わるイメージの拡充を洗練された菅原寿椰子とした

かったのである。

・…「ぁ~すまなかった、スーパーで二人の会話を中断させて…」仲山が戻っ

てきた。

・…「…私仲山や直観だけど、能直クンの夢見に菅原さんがいた…というシン

プルな事態ではないと。」…「恥ずかしいのは重々承知、この元部長―仲山茅

夏の顔に免じて我慢してくれないだろうか?…それにかなりの感情を圧し殺し

ているのも良くない。」

・…「それに、前任部長の有妃さんが冷血爬虫類みたいに拗れてゆくかも知れ

ないのも放っておけない…。」

・…「何より、ここのところの異和感・空気の硬さ…みたいな。ボク等の知ら

ないところでナンカ動いていて…それに対処しているのでは…二中卒業以降も

有妃さんは不可解~不愉快な事件に巻き込まれている…今疲れて物置で寝てい

る天本も一お節介?加害者だけでなく…実は加害者側に与しているのでは…単

純に彼―天本の欲望の対象だけでもないと踏んでいる。」

・「…スーパー入り口で水を差したとき、陸自のヘリが飛んだのは単純な偶然

だと思うけど…。」

・「僕はキミたちの夢見に意味があるとは思っていないが、…ボクはここのと

ころの漠然とした異和感を祓いたくてしょうがない…和田クンの夢見を放置し

て、有妃さんの様に拗れてしまうのはどうしても避けたい。…この仲山は」

・…そんな経緯で、和田能直は車中で見ていた夢を整理し始めた。…能直は散

々夢見のトレーニングをしてきたが、流石にビッグドリーム、スラスラとは語

れなかった。                           -424p

・…<夢見の概要…は…>

・…寿椰子と子猫―子狸が主題の前に…、普遍的に出てくるありきたりの自責

~巨きなものが夢見手を苛み追尾してくる夢があった…そこは踏まえた上での

夢である…。前意識の彼方にある夢、故に昏すぎたのである。能直は言葉にし

易いところから話し始めた。

・…ビッグドリーム。

・…遠い昔、泊まった柚高原…もしかして古生利島~あるいは何かのチラシで

見たのか?…大理石の造りで天井の高いリゾートホテルの展示の間に、寿椰子

女史がモデルの肖像画があった、経緯は不明、なぜならこの種の露出を酷く嫌

う彼女にしては意外だったのだ…。大きさは高さ2メートルを超え、写真にC

Gを加えた様でもので、全体に薄暗く黒い何かがうねっていた。彼女が左に、

右を向いて右側にいる暗くそして昏い不整形なもの・それにはヒトが抱えきれ

ない霊気も・邪気も隠っていた。…彼女は、淡色の浴衣を羽織っていて、白く

透きとおるような項・細い手首だけが見えていた、浴衣ははだけていなかった

が、腰にかかる帯は絞め終えておらず、だらりとしていた。…それらしい武器

・装備もなかったが…臆することなく…爽やかな眼差しで、…まるで風呂上が

りの様な清々しさで、絵の中の菅原は右側の邪気を見据えていた。…“対峙…

玄あるいは黒との対峙 ”とでも題が付くほど絵の構成は明白であった。

・                                -425p

・…ある日…あるいは次の瞬間、銀座、昭和通りの端で彼女に出くわした。そ

の1作品のみの展示会が中津区の京橋で開くことになり彼女は展示会を手伝っ

ていた、ご近所というのもあって作業着的ジーンズとTシャツの姿の菅原がい

た。時期的に “黒と彼女の対峙 ”の絵に間違いなかった、…このことには触

れず、世間話と相互の安否確認をしていると、…三毛の子猫が片側3車線、内

信号バイパス用の半地下1車線の大通りを恐る恐る渡って京橋・戸波方面の雑

踏に消え入ってしまった。彼女は「心配です…。」と子猫を追って持ち前の嗅

覚でどんどん街並みに分け入ってゆく、その細い健気なシルエットを何処まで

も追うことが出来た。…建て込んだ銀座・京橋と違い、ビルが造る影の明るい

東側の築地…そこへ子猫というには敏捷で精悍な子狸を追ってゆく菅原寿椰子

がいた…その姿は何処までも追うことが出来た

・…風景が変わった、時は戻っていたのかもしれない。…能直の男子高が共学

になっていて、同中の旧友、寿椰子―彼女がいた。美貌ゆえ入学以来、誰も近

づかず、声もかけられず孤高の麗人であった。俄に彼女の写真展が知られるよ

うになっていたが、学内に女子がいる…という異風景に、学友は奥ゆかしく誰

も声をかけずにいた。菅原はここでも孤高であった。次の月、席替え席が真後

ろになっていても…話かけるタイミングはなかった。

・…少し時がたった。、焦らず二人っきりになる瞬間をまった。

・… “写真展? ”

・…「いいえ、ずっと、誰も聞きに来なかったわ…」

・“…観たよ。凄く良かった。 ”

・「うん、ありがと…。」

・ “とても綺麗でとても力強かった。どちらも菅原さんの内に有ったもの…

だよね。良かったよ。 ”

・…彼女は、容貌も含めてどうも初めて言われたようで…無反応だった。

・…少しだけ深い夢から覚めて浅くなる。…ビジョン・情動より、思念が不確

定かつ優位に流動する。…それでもビジョン有りき。

・…母―朱樹からの夢分析の手ほどき…同時に母はしきりに寝言を繰り返して

いたことを思い出していた。                    -426p

・…浅き夢見路…一連の夢は、量子力学が排除したもの、旧い古い物理学の母

=錬金術上の第1級資料…その属性は不確実…第1級資料…一般的に言われる

のは腐敗属性持たない『哲学者の水銀』とか…“発見~法則に繋がるのは論理

的道筋などなく数多の事柄への生物的な交感理解と直観~流動”…だけは、排

除されかけるが東方に逃げ、そして取り戻される…という夢?…似たようなこ

とを神秘主義と現代物理学の橋渡しを試みたアインシュタインの発言とも似て

いる…。

・…ナゼカ?子猫が向かった先は東、陽行の逆、過去である。

・…それに絵からはみ出てくる作者の劣情…ありとあらゆる劣情・作為・謀略

・陰謀・罠・悪意が練り込まれた見えざる手・実直者が演じる最悪・最邪のシ

ナリオを示す―昏い不定形の黒あるいは玄あるいはクロ。…取り敢えず(昏い

不定のクロ)…とでも呼ぶとしよう、その昏い不定のクロは絵の中のモデル―

菅原寿椰子を、絵の中~絵の外の邪悪なリアリティーを取り込みつつ取り込も

うとする、…菅原寿椰子は丸腰でその気品・綺麗・力強く・強かさだけで対峙

し一歩も踏み入れさせない。

・…それだけではない、椰子のマドンナはその昏く不定のクロを見つめ、昏い

不定のクロを黒でない色、玄ないし濃い深紅色にゆっくり変えているのに能直

は気が付いた。東に向かった猫~子狸も何かを変えよう~変わってしまったこ

とを暗喩しているのであろうことは察しが付いてきた。

・…夢には分からないことが多くあるが…不精確で乱暴ではあるが、覚醒後の

拡充を含めてゆっくりと言葉にしてみた。…何かが変えよう~変わったのであ

る。

・…しばらく言葉を止めた能直は、「…寝言の『オレじゃない』…のは絵の作

者はオレじゃない…だったかも?」

・…この能直の夢の中で一番確かなこと。…時は揺らぎ振れる、…節分の後に

雛祭りがあるのではなく、雛が鬼を祓う~祓ったから雛祭り。…菅原さんが

ネ。「ナオくんもでしょ?」夢の中で能直の判断に寄り添っている…。とも振

り返る…。

・                                -427p

・…俄に風呂場、脱衣所が騒がしくなり、ほっこり浴衣の、出口と有妃が出て

きた、出口は温泉との相性良かったのか、すっかり体調を取り戻していた。

「何か面白い話している?ね~…雰囲気でね~、分かっちゃうんだ~」…「…

そうだったね、和田クンうなされていたもんね…でも…悪い夢じゃなかったみ

たいね。」…恐らく能直限定の変温爬虫類、有妃史澪も「え、董子チャン?後

ろ座席でそんなこと?」…“ウン。”…「みんな飲んだり食べたりしながら…

わたしオナカ空いちゃった。」

・…

・…和田はともかく、何故か菅原も唖然としていた…ほぼ開いたままの口で

「菅原さんと同じ浴衣…二人とも…」…菅原も口に寿司を入れかけたまま「…

ナオくんの夢のイメージと一緒。」…合宿所に備え付けの浴衣など能直はすっ

かり忘れてその浴衣柄…淡い色の富士山の…が夢見に出てきただけであるから

合点はいくが…夢見を能直から聞いてイメージしたのは…「夢と同じ、淡い天

城山。」…些末な差異を吹き飛ばして一番びっくりしたのは当の菅原だった。

・…「ふぅ~ん。そんなエロい夢でも無いみたいネ…。」「スガちゃんは舵取

り嗅覚の象徴かもね…」「…いいよ、適当に妄想するから話戻さずに、続けて

~続けて。」「車中の空気悪かったのにね…果報は寝てまて?ことかな?…危

機的だったのにねぇ…睡魔に襲われたんじゃなく睡魔を誘った?…の?。」

・…能直は、中央の八畳間・キッチンの真際で、菅原寿椰子と仲山茅夏に挟ま

れて夢見を語っていた。…出口は話される夢見に集中しつつも、キッチンで買

ってきた食材を捌き、調理を始めた。

・…                               -428p

・…同時に以前、稲荷橋の袂で能直と夜明けの缶コーヒー飲み交わしてしまっ

たこと…橋の袂という異世界で話したことも累併せて聴き深めて・聴き染みて

いた。

・出口の視野…表象風景には調理されてゆく食材が見えていたのだが…、

・…董子の心象風景は橋の袂での会話…告白まがい~憑依通告まがいの詩…文

芸部文集の続編…その断片が回り巡る…

・…摂理・悪魔:物の怪:鬼あるいは魔女…等の対比…

・…有妃の文集作品『とある合法手続き―大規模黒魔術(神殿騎士団の顛末―

国家レベルの周到な悪徳)』が燻り続け、ついに過剰覚醒―発火・発病―睡魔

を拒絶した~拒絶してしまっていたこと…

・…でも。…出口は、消えてしまいそうな微かな声・思念・ビジョンを読み落

とさなくなった…和田の遠回しの提案…“寝てまて…”…ここに“果報は…

”が入ってくる。

・…

・…6つ…。…累計(1)摂理、累計(2)悪魔…。どちらが創造主体でどちら

が被造物かを、出口は分からず・微かな声や思念たちも分からず両価的に揺ら

ぐ…その揺らぎは時も関係してくる。…累計(3)は物の怪、…ヒトが造りし

もの。累計(4)魔女~鬼~魔人、累計(5)凡人~小市民…、累計(6)病床

の祖父兄弟―オジサマが謂う白け~シラケ…

・…観察に徹し永久に被観察者になれないゆえの絶望的孤独をかかえる…

(1)番目の摂理と(5)番目の凡人~小市民、がそう。これが現代物理学の悲

劇と連鎖する…輝かしい原初と引き換えに原初に纏わる両価性を不問にし時の

本体を見誤る…その結果としての時の果ては悲惨でショボい。その終末は多く

の物理学者を贄~道連れにしてきた。…時の鬼―カミ…そのありようは不可思

議…直線ではない。、…時の始まりは不確定で…宇宙も命の終わりもショボく

ない…。

・…

・孤独に呪われない、

・放射直線的でないそのありよう、

・両価の一方のみに固執しない…

・…そんな…時・宇宙・命にもショボくない解があるような気がするし…同期

している。                            -429p

・…算数は後回し、解をみたてる数学の準備は整った…命はすでに解を持って

いる。

・最強者でもある摂理はその自らが敷いた創造のため果てない孤独を抱える…

だが出口董子は孤独のよしみで摂理に贄を差し出さなくなった…発病で学んだ

…のである。…以前能直に言われた『…食い切れなければ掃き出せばいい…』

…病癒えていた董子はこの言葉と並列に…「満ち足りるのを捨てた果てない存

在に…贄に意味はない・贄は要らない。」…とも紡ぎ出していた…そもそも両

価を捨て硬い時を創め、鬼や魔女~シラケからホノ発つ今にも消えそうな微か

な声・思念・ビジョンに意味を見いだせない摂理的存在に…、その最強・至高

に敬意は払っても贄の意味など無い…。と、自責無しで思えるようになってい

た。

・…夢見の能直にはまだ自責の隙があり…そう…。…それが心配で菅原と一緒

に、つい、手を握ってしまって胸のドキドキを隠せずにいる…幸い今は料理さ

れつつある食材しかみえていない…。

・…忘れていたが出口董子は料理命それでも…雑念が混ざると怪我するものだ

が…

・…董子は自身の視野内で料理の腕をふるっている…だが、まだ残るカネミ臭

が密かに告げる…『キミ等は料理されつつある』…と吐き気を憶えそうだが…

以前ならばのハナシ。

・…誰かと温泉のミネラルの所為でそんなこと傍らに置けて出口は料理の腕を

ふるう…楽しげに・誇らしげに、怪我もなく。…観察者は食べたりしないが料

理人は作った料理を食べたりも出来る「キミタチ等の前には出来あがった料理

は出さないょ…料理はボクが本当に食べて欲しい人に食べてもらうカラネ…キ

ミタチの贄には回さないょ。…そしてボクが本当に食べたい人は…内緒。」…

往く川の流れは一方にか進まない、だが宇海にでて蒸気となり雲となって川の

上流に雨となって降る。…でも纏まらない…それ故の反復。

・ …言葉にするとたらたら長い、こんな恥ずかしい反復思考の中でも…

・                                -430p

・…何より、車中、能直の譫言『…オレじゃない…悪くない…』と、出口董子

自身、発火時の葛藤…『ボクが正しい…ボクも正しい、ボクは悪くない。』と

が織り重なっていた。…自責のまま睡魔に襲われた能直の危機を、出口が悟れ

たこととも累っていた。…“和田、を発病させたくない…”の念もあった。…

これが何より。…キッチンで出口董子は贄でない料理に集中している。

-逢友プレゼン・超長詠唱解呪(シュメール修辞法)-

・…「?…」

・「…果報は寝てまて…?」スーパーで仲裁?した仲山茅夏も能直の側にいて

…「…行きの車中、両価的に混じり合わない空気に関してボク等は過剰覚醒し

ディベートを続けた~していた。善し悪しなくまんま…、贄として車ごとまん

ま、拉致される可能性もあった…?」

・…「ウ~ン。そうは言わないけど…ここ数日、硬い空気があってそれで情緒

不安定で車のなかもそのままで、悪夢が始まって…それからその硬い空気は、

オレの悪夢も運転席近辺のディベートを煽っていた…内容は寝ていたから分か

らないけどオレの情緒も煽られていた…それは間違いない。…」

・…『オレじゃない』の真偽に拘るのであれば、作者のドスグロい…昏い不定

のクロと和田クンは関係ないんじゃない?…何処か引っかかっているからこそ

子猫が東に直線的時のありようを問い直すため…向かったのでは?

・                                -431p

・…「この種の遁走~贄からの回避は和田のおばさまから聞いています…絶望

の際の転た寝~狸寝入りが状況を打開する…その打開…難しかった退院が恙な

く運び、攻撃されていたおばさまは攻撃対象から回避され…攻撃していた加害

者たちが内輪揉めをし出す…みたいな。」

・…酔いが覚めてきた逢友は深呼吸して…

・…「ちょっと言わせてくれないですかなぁ?」

・…「幾つかの前提をふまえての話ですが…私が隣の一中辞めたのもよく似た

設定なんですよ。」

・…「どうも…“狸”…」

・…

・…「…トンズラ狸~イヌ・ネコの逃走が、図らずして…触媒とでも言うべき

介在叡智…新たに贄を作らずに出来る…『恐怖耐性常魔法』~『孤独防御魔

法』…『贄の要らない“呪い”祓い』…『解毒常魔法』になるのでは…?…

と。」…

・…「際疾い言い方をすれば、狸寝入りやトンズラが、事をなし、骨を断つ~

誰もが骨折りと判る…被害がほぼない」

・                                -432p

・…「…その前提として、神殿騎士団の顛末…いわゆるテンプル騎士団の顛末

は話しておくべきでしょう。基本的データーベースは有妃さんの文集で十分で

す。ですが、ここ数年のフィールドワーク気がついたことが出てきました。…

文芸部~あるいは二中卒業生で共有されている顛末と歴史的事象の神殿騎士団

とは酷く違うのです。」

・…

・「もう一度、いいます。二中の“悲劇的”神殿騎士団と、世間流通~風評さ

れているフランス革命起爆剤=【呪い】を伝播させるがごとき不気味な騎士団

と…中身が全く違うのです。」…

・…「プリント配ります」

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-逢友プレゼンツ・超長詠唱解呪(シュメール修辞法)-

-ひらがなで鑑みる『神殿騎士団顛末』主語8つ①~⑧-

-複雑怪奇な機関からくりを祓う憲法上の問題…?-

・…前だっての御容赦のお願いです。

・この神殿騎士団顛末は単純な過去や現在の『記述』ではとらえきれないモノがあると語り部=逢友黎一は考えてきました。

■:歴史家は過去の出来事(あるいは過去から現代にいたること)を精密に語ろうとするあまり、歴史家個々の価値判断を控えて記述されてきました…(歴史家ごと焚書される畏れもあったのかも知れません)精密な記述は主語1つ・対象目的語1つ・媒つ動詞1つ…が理想的基本形です、そうでないと文章にならなくなってしまう虞があります。

■:…ですが、こと『神殿騎士団顛末』は人が死してなお…人間集団がなくなってもなお、動いてきました。…今でも私達は『オカミ(御上)~行政』にもの言いしにくい集合的行動特性(半ば呪いみたいな)があります。それが安全かつ健全であってもです、…法学や憲法の門外漢ですが…この半ば呪いのような集合的行動特性を、儚き市井の一人として文章が崩壊しようと記述できなくても…いつかは…語るべき事柄とおもっていました…できるだけ“ひらがな”で思考・思案したいとも…

■:『神殿騎士団顛末』の場合文章~記述が崩壊する理由は主語が八つもあるからです。そうでもしないと記述不能のまま、半ば呪い集合的行動特性を描ききれない…描く~語るためにも文字数・リズムの都合で漢字・洋文字こそ使いますが、自動的にひらがな・『語り』のデス・マス基調になります。…また『記述』のデアル調の二調の言い回しを行き来もします。

■:集合的行動特性の解呪は、描く~語るにしても拙く長々とした魔法構文のようなモノになりそうなこと… 

・…

・…また、“語り”の抑揚の代替えとして、行間の脈絡『起承転結』…として強調します…例えば…

・◎~《起》トニック(=プロムナード)

・▲~《承》ドミナント

・●~《転》サブドミナント

・▼~《結》トニック(=エンド)

・…ともすること、もちろん“~”は強調したい語句・文のこと。    ー433p

・…また、毛色・語り分けるべきトーンにより、適宜…◎・★・⇒・→→のマークを付けることも含め…予め前置き謝罪いたします。

~「上記、解呪魔法構文は『史実』も交えるのでまどろこしく絡みあい長いです。紙にして50ページぐらいの全文…時間にして小一時間の解毒魔法詠唱…ですが、…きっと有効だと思います…まず…」「…都市伝説も交えます。【神殿騎士団の呪い】とか【フリーメイソンの呪い】…とか言われているものですが、語調からすると【呪いを組み上げたのは神殿騎士団】のような感じですが内実は異なっているのです。…まあ複雑怪奇。です、…思いやりや価値判断を差し控え削除された『史実』だけの所為で怪奇となり、…それ故ハナシの聞き手は恐怖や怒りも操られる複雑~ややこしさもあります。」

~「てはじめの“薀蓄”に、中央峰それと、第二峰の山を盛ります。」

~「『史実~歴史事象』と対比させた価値判断を交えての掘り下げは、ある種の“神秘”が織り混ざり、その掘り下げ~神秘には善悪二義的~両価的側面がある…のも(からくり)をかたるハナシの“語り”をややこしくさせています。」

~「『シュメール修辞法(繰り返し修辞法)』で▲→《起承転結》の開始:史学・法学など現代的論理語法~『記述』ではすくい取れなかった《承》:←その終了、以下略します。●行間~言外~呪い的モノを掬い上げる…。」…「シュメール神話の介在叡智の“語り”~『修辞法』…です《転》。…」…

・「●繰り返しの各層に、様々な形の…表記・名称も変幻自在の周到でかつややこしく…まるで呪いのような複雑怪奇さが、揺らぎつ立ち現れつ明滅します…揺らいでいる事象の『記述』は大変困難でおそらく鬼神の領域です《承》が…。●『シュメールの繰り返し修辞法』《転》と▼“てにをは”で融通無碍~主語・目的語も自由に列び替えられる日本語の底力…多視点で自由に思考できる旨味を最大限利用して解呪に挑みます。《結》」…「長詠唱となるのは御容赦…」     ー434p

・…「では。手始めに」

・「…“薀蓄”(-壱-)から始めます…」

・「語りの流れは…、」

・        「(-壱-)」

・「今も空気のように漂う…あまり意識化されない都市伝説~背景不安を語り部=逢友の視点で語ります。…若干の史実と市井の誤謬(都市伝説)は数百年混ざり合ってきていて…峰のようなウネリが“ふたつ”あるようです…:蘊蓄です…」

・                           436p~開始

・        「(-弐-)」

・…どうも…複雑怪奇を詳らかにするためは被害群①②③④:加害群⑤⑥⑦⑧の“八つの主語”が必要のようです…」

・                           447p~開始

・        「(-参-)」

・「この①~⑧の“八つの主語”と歴史的事実を絡めて語りたいのですが、史実は記述者の価値判断をほぼ排除されていて、…それ故…得体の知れない背景不安や都市伝説を増幅していると語り部=逢友は鑑みています。…もともと深層心理学の教育分析≒スパービジョンで、分析する先生と分析を受ける逢友の間の齟齬からその必要性~明確化が必要となった次第が主な経緯です。…例えると史実~事象記載でも『神殿騎士団(後述)に“神秘性”(後述)…』という修飾語・言外の属性がつきます…。…ですから語り部=逢友は都市伝説を鑑みつつ歴史的事象明確化のために逢友自身の価値判断を交えて語り鑑みる必要がある…『歴史』洞察でなく“鑑”~“神話”のように語らなければなくなってしまった…ということです。」  

・      「(-参・その2-副題)」

・「『史実あるいは記述』のため、歴史家が価値判断を差し控え~詐称した“神秘性”の【崇高さ】と【不気味さ】…その二面性を語る必要があることになってしまった…ということです。」                    ー435p

・                           450p~開始

・        「(-四-)」

・「この数百年に亘る歴史的事象(主語八つ・二面性)を記述するのは困難…さらに当時、価値判断を交えて歴史事象を記述することは焚書と歴史家自身の生命の危機もあいまって…困難…今でもその危機の残滓が蠢いていると語り部=逢友は考えます。…その打開策が『シュメール神話の反復修辞法』です。」

・      「(-四・その2-副題)」

・「現代でも御上に“畏れ多い”と躊躇われる背景には誰か…恐らく加害群の人たちが“担ぎ上げた【神秘性】”、もう一方の…担がれ・被害を被った【神秘なる神殿騎士団】などの誤謬を解く必要があり。民主主義にとって屋台骨のような気がします。…それと語り部=逢友を支える微力で数多の“スポンサー”のことも…」

・「…概ね、壱:弐:参+α:四+α…の大枠で鑑み語りたいと思います。」

・                           466p~開始

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-------(-壱-)-------

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・…「蘊蓄(-壱-)です。」

・…「…取り敢えず…、神殿とはパレスチナのエルサレム神殿<イスラム教神殿(!)~ユダヤ教神殿、兼キリスト教神殿>のことです。」

・「11~12世紀、聖地への巡礼熱の背景にはヨーロッパ封建社会の安定・休耕地~農業技術革新(生産性向上)・人口増(“山河出版社”詳説世界史研究詳説202p~)があったと言われています…」

・「聖地エルサレムへの巡礼経路にあったビザンツ帝国は東隣のセルジューク朝からの圧迫を受けヨーロッパ君主等に救援要請し、…これが十字軍の発端(宣言)1095年です。」                       ー436p

・「…十字軍以降パレスチナにあるキリスト教の聖地エルサレムを軍事的に奪還しその警護と▲ヨーロッパからの巡礼者~病気治癒をねがうもの《承》の防護・サポート、当地-すなわち聖地や道すがらでの傷病者の看護~介護(“山河出版社”詳説世界史研究204p…以下詳説として略します)、巡礼の為の経済インフラを主な事業を継続していた武装・経済・支援集団のことを指します。」

・「…神殿騎士団の大まかな時系列…です。」

・「12世紀初め神殿騎士団1119年(詳説204p)、設立当初とそれ以降も、騎士団兵士は修道士という聖職者でもありその財産・俗世全てを騎士団に寄進し、また有力貴族・王族からの寄進をうけ大きくなってゆくのですが、、この制度と団員の信仰心に因って設立当初は神秘性を帯びるくらい異様に強かった。しかし、時代を追う毎に…▲形骸とでもいうのでしょうか《承》…、聖地を同じくするイスラム文化の勢力に対して劣勢になってゆきます、(聖地を希求するのはイスラムでも同じだからです…さらに土地の生産力は少しずつイスラム地域の方が上回っていくのです)。」

・「この騎士団の強さに反して、騎士団の経済基盤の方は時を追う毎に拡大してゆき、神殿騎士団は早期から、後世のメディチ家―世界銀行構想を遥かに先駆る金融システムを構築していったのです、聖地巡礼へのインフラニーズは大きく…例えば紙幣に近い通行チケット~預金通帳で巡礼者への支援も行っていきます、…重たい金貨は何処にいっても価値がありますが、通行チケットは他文化の盗賊が盗んでも紙ッペラです。…リスクがないわけではありませんが、道中の警護も含めて、そのインフラシステムで騎士団の資産を増やしてゆくのです。」     ー437p

・「最盛期の中世の末期にはフランス王政の財務省・国庫管理も兼ねるようになり財政力増大の反面、フランス王政内部の法的・制度的防護力のなさといった異様なパワーバランスとなってしまいました。」

・「次の時系列は、異端審問による冤罪発生の準備状況についてです。」

・「…中世末期、この財政力と他国への軍事力が異様に大きくその反面、立法手段も内部からの暴力にも無防備であるといった異様なパワーアンバランスの状態です。蕩尽される前の過剰です…そんな折、…法争で逃げてきたバチカンの法王-クレメンス5世をフランス国内で保護~捕囚~▲言いなりにさせる≪承≫…所謂世界史事象の『アヴィニョンの捕囚』…というヤツです。」

・「フランス王政はこれを機に、…14世紀初、フランス王・王政府は法王単独で異端諮問できる裁判法を乱用し、神殿騎士団長を異端審問(…マア大方拷問です)にかけるのです。」「勿論神殿騎士団の財産奪取を『計画的に(←珍しく焚書に抗う勇気ある歴史家の英断~価値判断です)』▲…を目論むのです《承》。」

・「…語り部のモノローグです。▲ところがです、一般に私達が公に語ろうとすると。聞き手である“私達”はその語られた内容を受け入れなければならない…暴力や権力のサイズが巨きいとつい信心にまでたどり着いてしまう。特に公になった言葉にはそんな呪術的な面があります《承》。…●ですが語り部=逢友の“モノローグ”は価値判断を加えながら極力【科学的に】語ってみようと思います。ずなわちフランス王政の『神殿騎士団の異端審問』をよからぬことして語ってみようと思います…その方がより科学的であると《転》…。▼『史実』をより“鑑”的に歴史事象を扱いたいと思います《結》。」                   ー438p

・「…その異端審問による冤罪の発生です。」

・「…どこからか騎士団全員が異端の供犠~秘技…例えば著しい性的逸脱や食人の密告が発生~仕組まれます。…密告~報告者の幾許かの責任を伴いますが▲現代でもそんな噂…この種の噂は根拠がなくても広がり…一旦拡がったり噂が立ってしまうと現代的裁判無しに風評・誹謗・中傷・私刑です《承》…、そして当時でも異端審問の発動です、…非道な行為-食人・ソドミーなどの証拠無き密告…さえあれば発動されます、(密告の証人は審問には出頭しないと語り部=逢友は推測します)…その異端審問の内容は拷問のみで確定され、聖職である神秘的騎士団は突然、負~悪徳の権化に転化されてしまうのです。極刑に値する異端冤罪の根拠は、『極めて非道な宗教秘技が神殿騎士団内部で行われている』と拷問のすえ自白させるのです。…事実無根の要件で終に異端と断罪されてしまうのです。」

・「且つ、用意周到に、フランス王政府は一網打尽に神殿騎士団を壊滅させ、その騎士団全体の巨万の財産とフランス王政府が抱えた借金の帳消しにしてしまうのです。手中に入れた巨万の財産はやがて膨れ上がってゆく戦費に使われ…。以降フランスはその巨万の富でヨーロッパの最強国になってゆくのです。」…「色々感慨深いですがお聞きください。」

・「…以下、薀蓄…の中央峰です」

・「●断罪以降…ほぼ誰もが表立って異議・異論が言えない隠蔽の状態が続きました。…異議・異論を挟めば《承》、●挟まなくても見ず知らずの誰かが密告すれば《転》、▲異端認定される可能性が切迫し常駐するワケですから、一つの恐怖です・【永続する恐怖です】《承》…この“フランス王政-発の神殿騎士団騎士団事件”のもっとも恐ろしいことです。」

・…「歴史の行間の問題として」

・「●もう一つ…どこからでも証拠不要の密告が“どこからでも”発生しうるワケです…ヒトはますます、永続恐怖に加えて【孤独に襲われるワケ】です。《転》」…「とある行間が発生します…▲密告されるハナシとは別に、密告する側も何時報復されるか分からないと言うような相互不信と孤独も滑り込んでしまいます《承》。」                           ー439p

・…「以上、薀蓄の中央峰でした。」

・…「●近代法の中に<根拠なき密告は不採用>…この切っ掛けになったのが近代16~17世紀の『魔女狩り』・『魔女裁判』(詳説309&328p)だと思われますが、この流行は市井-発のリンチ~私刑です。…『魔女裁判』と“フランス王政-発、神殿騎士団異端審問事件”と比較すると、『騎士団異端審問事件』はフランス王政-発の公的機関の遵法…<リンチではない>のです《転》。」

・「●…近代的法概念を立ち上げる際、市井のリンチが引き金になっているようです。」…「時の彼方とは言え、遵法に則った『神殿騎士団異端審問事件』は<冤罪が証明されても>何ら吟味されない、…何処かで考慮されるのあれば…現代においても“跳梁跋扈している呪い”…の有り様も違ってくるかも知れません《転》」

・「▼刑事訴訟法や憲法の専門家もう少し考えて頂きたいところでもあります《結》。」…

・「時は降り、…フランス革命でフランス王政が倒された後もこの非道を糾弾するものなく、革命政府もフランス王政を裁くこともなく、フランス革命政府もこの件を理由にフランス王政を裁かず革命政府自身も口を閉ざし有形無形の隠蔽を重ねてきたということです。」                    ー440p 

◎(…ここで史実~時間を飛び越えて、歴史家ではない語り部=逢友黎一が私見~疑問を交えます。)

◎(なぜ?仏王政を倒した革命政府は、酷く古いこととは言えこの重大な倫理非道に口を閉ざしたのでしょう?)

◎(何らかの旨味~中毒性旨味でもあったのでしょうか?)

◎(なぜ?冤罪の捏造に西欧市井が寛容となってしまったのでしょう?)

◎(重大倫理犯罪が疑われると倫理裁判の手続き疎かになるのでしょう?)

◎(語り部=逢友はここでは答えを提示しませんが、そこを想像しながら、畏れず怒らず孤独にならず以降を聞いてください。)

・「…19世紀始めになってようやっと、『こんな事件があったこと(…冤罪かも知れない…)』が明らかにされることになりました、そして、20世紀の初め、複雑に入り組んだ非道~冤罪捏造がようやっと事実として承認され、初めて神殿騎士団が冤罪であることが証明されたのでした。(…法的にではなく風評に過ぎませんが…)」

・「…ですが、糾弾すべき対象のフランス王政はすでになく、世界の市井は彼方の歴史的事象であるものの…21世紀になってこの風評を受け容れ、2007年のバチカンの公式謝罪を受け入れたのでした。」

・「敢えて歴史のタブーの私見、を交えながら…もう少し、この世界史~『記述された歴史』のアンダーグラウンドを、その1・その2・その3で復習ってみましょう。」

・「『歴史的時系列の表面』は…大雑把な流れは:その1…

⇒「法王の『アヴィニョンの捕囚』によって」

⇒「『神殿騎士団(冤罪)事件』が発生し」

⇒「騎士団内部の財産がフランス王政に移され」

⇒「『フランス王政が発展した』」・

(という一連の歴史の流れその1と…)

「『神殿騎士団事件』を立ち上げたフランス王政は『フランス革命』によってたおされた」                         ー441p

「ブルジア市民革命といえども市民革命でもある『フランス革命』…とは…」

…(全く別の因果で興ったことは歴史家の間で了解されているようです。)

…<ですが“都市伝説”の深層では“(フリーメイソン{←今のところ未定義用語…浮遊ファントムのような扱いです}のような神秘主義と)神殿騎士団の呪い”でフランス王政府は倒された。>…がモヤモヤと動いています。神殿騎士団はさぞ悔しかったでしょう…即ち今日の我々もモヤモヤするのです。

・ …「世の中には▲色んな誤謬が有ります《承》。…語り部=逢友の良い・悪いの『価値判断のタブー』も混ざっているため『史学』から逸脱してしまうのですが…<国語的には>“●価値判断を加えないと語りきれない《転》。“…▼価値判断が混ざっても出所のハッキリしている恐怖~類似している付帯事項を可能な限り語らなければ、国語~カタカムナとして語りきれない《結》。…複雑な誤謬があるからです。」

・「…交通ルールを守らないと“恐いよ”とか…人を“呪わば”穴二つ…甘受すべき意味のある畏れ…。…とは別格で…▼<意味の無い恐怖~“呪い”~モヤモヤは祓わなければならない。>」→→▼は続きます…

・…「これは語り部=逢友の信条であり『価値判断のタブー』を確信犯的に侵すものなのです《結》。」

・…「もはや呪いとしか言いようのない…誤謬…反復され無詠唱で自動強化し実働する呪い。…都市伝説的なニュアンスで“~”に括って“神殿騎士団の呪い”です。歴史的事象ではないので『~』のような『二重括弧』で括れません。この呪いを仕組んだのは当時のフランス王政ですが…“神殿騎士団が仕組んだ呪い”ように歴史的に定着してしまってきているからです…。更に厄介なことに過去から現代まで連なる八つの人のグループに影響しそれぞれを孤立させます…、今でも新しい贄を喰らいながら誤謬は蠢き侵入しています。…▼対策?…確実なものはありません、が…無闇に怒らない…確実に固執しないこと…ハナシ半分…両価性~両面性全ての側面で“一理あること”を担保し…与・参加しない《結》、●おびえず・怒らず(≒挑発に乗らない)…鳥瞰でもしながら《転》…トンズラする。狸寝入りでもこく…贄不要の常魔法…でしょうか?」

・…

・「さて…この誤謬と呪いは“歴史的”・時間的に反復され…」    ー442p

・…

・「●“フランス王政が仕組んだ神殿騎士団の誤謬あるいは呪い”『フランス王政《転》-▲発《承》-●神殿騎士団事件』《転》…という方が“都市伝説的”な妥当な表記でしょう…。」

・「…『歴史的時系列の表面』、その2-裏側では…」

⇒「14世紀初、ローマ法王が政争に疲れ果てフランスのアヴィニヨンに身を寄せていた。」

⇒『アヴィニョンの捕囚』…フランスが法王を囲い込む

⇒「宗教裁判ないし異端審問~及びその調査(拷問を含む)は法王単独で開始出来る。…この法王の特権によってフランス王政は、莫大な財産を抱えていた神殿騎士団を狙い異端審問を立ち上げる。」

⇒『神殿騎士団事件』…1312年、謀略が組み込まれた冤罪だが、その証明は20世紀初!

⇒「潤沢な財政を背景にフランス王政は」

⇒『三部会(議会)等、フランス王制は制度的にも軍事的にも以降大きく発展してゆく』       

…(と、言う仏王にとって旨い裏側ーその2)            ー443p

都市伝説の行間:…上記『歴史事象』と対比させての行間

…命カラガラ難を逃れた神殿騎士団員を匿ったフリーメイソン=スコットランド・ロッジ(省略不可)は、異議申し立てをしたが、フランス王政は矮小なフリーメイソン=スコットランド・ロッジ(省略不可)無視をし市井に畏怖の圧力を加え続ける。…即ち。…どれだけ“特別に神聖な騎士団”(後述予定)であろうとも~誰でも宗教裁判(拷問込み)を立ち上げられる。…冤罪を立証する素地などまだ微塵もない。…市井にフランス王政-発(仏王政が仕組んだ)の…神殿騎士団の呪いの素地を作る…

…『ヨーロッパにペスト蔓延』…人口の1/3から1/5を失う…“ユダヤ人の呪い”の風評が起ち『ユダヤ人が虐殺される』(詳説211p)…歴史的には『騎士団-発の呪い認定されていない』

●風評的《転》都市伝説では:

フランス王政発が歴史的遠近法の彼方となり…神殿騎士団発の呪いで“ペスト蔓延”…になったと市井~噂が散見される。…▲最後の神殿騎士団最高幹部ジャック・ド・モレー1314年『異端として火刑』に処せられたが忌の際、”仏王フィリップ4世と教皇クレメンス5世を呪った。”といわれ、…同年二人とも相次いで死去している…マルデ“神殿騎士団-発”とされる“誤謬”と“呪い”=<私憤と累なる偶然死>はここに留まり終結しているはずが、都市伝説を超え、厄介な事に『史実』賭して『半ば歴史認定されている』《承》…一人歩きしかねない…。

…「時が流れフランス王政が革命政府によって倒される。」

:…『フランス革命』…1789年~1795年、歴史的には呪いでも行間でもなく、明確な因果関係でフランス王政は倒される…(要旨後述予定)

都市伝説の行間:…上記『歴史事象』と対比させての行間…      ー444p

市井に残されたフランス王政が仕組んだ…神殿騎士団=異端者の呪いは大きく変質しそのまま…歴史的遠近法の彼方で蠢き続ける

「以下が、薀蓄の第二峰モヤモヤのフリーメイソン…です『歴史的時系列表面』を追うだけでは科学的説明がドンドンぎこちなくなる~“誤謬”も一人歩きするからです。分析が必要なのです…語り部=逢友は念います。行間と史実…異物どうしを混ぜます。」

・「そして第二峰とその3…」

・&…

・『歴史的時系列表面』その3=蘊蓄第二峰。歴史事象の【行間が動いて…】…動いた所為で『歴史的時系列表面』が過去~事前の都市伝説(非歴史的事象)で動く。…が畏怖~物が言えない恐怖・密告と相互不信・孤独はそのままかも知れない。

---と言うその3

⇒都市伝説の【行間】:

フランス革命前後…フリーメイソン=ロンドン・ロッジ(省略不可)は一般的フリーメイソンに比して●入会儀礼が徹底的に非公開であり《承》、かつ…、これと相まって世界を転覆され支配する秘密結社としての風評が立つ…フリーメイソン=ロンドン・ロッジ(“解毒”のため省略不可キーワード)所謂【シオンの議定書<世界を支配する議定の信奉者~シオニスト>の風評】は同フリーメイソン=ロンドン・ロッジ(省略不可)を貶める勢力が企んだとも、フランス王政が仕組んだ神殿騎士団の呪いの影響力下での喧伝のためにロンドン・ロッジ(省略不可)が自演したともいわれ真相は定かでない。…時とともに●フランス革命が近代化(市民社会化~その兆し)のステップとして評価されると革命前夜、武器支援をしていたことを公表するようになり、表看板は全世界の革新を“旗印”に掲げ…裏看板あるいはロンドン・ロッジ(省略不可)内部の結束力維持するために入会儀礼の秘密強化(確定要因)あるいはシオンの議定書への帰依に因ってきたと推測される《承》。…ところがが、フリーメイソン=スコットランド・ロッジ(省略不可)のように一貫してフランス王政府への反意を長年継承し、フランス革命成立直後“声明文書”を公開したり、革命前夜になけなしの支援~援助…というようなことを、…ロンドン・ロッジ(省略不可)は、…して来ていなかったのである。          ー445p

⇒●神殿騎士団~定義不確定の“フリーメイソン”はともに入会儀式非公開の“ヨシミ”…<確信犯と言い切れないためのヨシミ…>で、フランス王政-発-神殿騎士団に掛けられた“呪い”を継承することになる…特にフリーメイソン=ロンドン・ロッジ(省略不可)が被った“呪い”《転》は▼<確信犯とはいいきれない所為もあって>“呪いの作用と誤謬が【流動】する。”…これも“呪い”である《結》。

⇒…都市伝説の行間を深めます:…上記『歴史的時系列表面』の流れその1<441p>&その2<443p>と対比させます。…フランス王政発の神殿騎士団の呪いは歴史的遠近法によって冤罪の濡れ衣も祓えないまま…即ち“フランス王政発”が抹消され【神騎士団呪い】がペスト・フランス革命そうさせたという『歴史的因果』とは別に、呪いの定着と誤謬が成立してしまう

⇒…『神殿騎士団事件』が冤罪の疑義さえまだ芽吹いてもいない。

⇒『市民社会(史実ではないが通史上の重要概念)』…歴史は「市民社会」へと向かおうとしてゆく

⇒都市伝説:21世紀になっても歴史的遠近法の彼方でフランス王政府―発。…神殿騎士団の呪いは「神殿騎士団発の呪い」としてうごめいていると語り部=逢友は考える。史学の小径では…

⇒『神殿騎士団冤罪証明』1907年ドイツの歴史学者ハインリッヒフィンケが市井で蠢いている「神殿騎士団の呪い」のルート『神殿騎士団事件』が冤罪であることを証明した。…これまた遙かな時を隔てて…

⇒『(ローマ法王庁)神殿騎士団冤罪事件-謝罪』2007年ローマ法王庁が当時の資料の公開と法王庁として正式謝罪した

⇒都市伝説の行間:…上記『歴史事象』と対比させての行間

…都市伝説から見た歴史的道義は全くハナシが進んでいない。理筋的には初めて『神殿騎士団異端審問事件(有罪)』が概ね700年後1312~2007年『神殿騎士団冤罪証明』~『神殿騎士団冤罪事件-謝罪』で初めて歴史的遠近法で【神殿騎士団の呪い】から“(今は亡き)フランス王政府-発-神殿騎士団の呪い”…へと帰りざけたわけではある。…●この、歴史的遠近法の彼方で“フランス王政府-発-神殿騎士団の呪い”は、数百年の時を飛び越えている“厄介な呪い”…今日の市民社会でも贄を喰らい蠢いていると<薀蓄第二峰>…そう、語り部=逢友は直観する。→→●続く…市井を分断し孤独に貶める“呪い”&黙らせる~集団圧力として種々の言説を自重させる“呪い”・“恐怖”<薀蓄中央峰>《転》。          ー446p

・『歴史的時系列表面』その3…裏側はいまだに蠢く-終了

・「以上…」

・「薀蓄の第二峰≒『歴史的時系列表面』その3…でした」

・「…◎畏れず怒らず《起》…▼『“呪いは祓う…与せずトンズラして躱す”』…語り部=逢友は明確化してキチンと祓うべき時相に来ていると考えます《結》」

…『神殿騎士団異端審問事件』業務遂行圧力は神殿騎士団だけに矛先が向けられる向けられたワケではない。立件の切っ掛けは異端の密告とされている…中世という時代性もあってその密告は根拠~証拠を必要としない。…無実の騎士団を拷問込みの異端審問にかけるわけである。神殿騎士団の財産丸ごとほぼ瞬時に一網打尽“どこからも文句言わせない”謀は…王政府内部ばかりか当時のキリスト教文化圏市井全体にもかけられたハズである。隣人が異端者かもしれない~あるいはいわれ~証拠無く密告されるかも知れないという…語り部-逢友は想像する。被害を被る人間集団も加害の役回りをさせられる人間集団も…市井それぞれが孤立・分断させられ、恐怖で支配される…と。

「薀蓄(-壱-)が<中央峰・二峰含>終わりました。」

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-------(-弐-)-------

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「“薀蓄”中央峰~第二峰といったところをふまえ、以降、八つのヒト集団について…語ることとします…意味の無い“恐怖”や“呪い”を祓い切れるか定かではありませんが…そうしたいと思っています。…語り部=逢友の夢に出てくる”聖龍”は<祓い除けられない恐怖・呪いなどありません。>ともいっています…」

これを語りゆく際の要となる主語…語り部=逢友が分析する“八つ”の被害群~加害群の人間集団

「①の神殿騎士団」

「②フリーメイソンスコットランド・ロッジ(省略不可)」

「③一般フリーーメイソン≒石工ギルドや残滓・濡れ衣を受け継ぐ神秘主義研究者」

「④いつの時代でも恐怖に揺さぶられて怯え被害を祓い切れない市井の人心・市民。」   

もういっぽうのグループ⑤⑥⑦⑧は…

「⑤フランス王政府」

「⑥フランス革命政府…並びに現代国家」

「⑦覇名フリーメイソン・ロンドンロッジ(省略不可)や入会の徹底的秘密主義・シオンの議定書を取り込んだ神秘主義を拠り所にした革新勢力で加害的色彩を帯び…場合により流動する風評~情報も巧みに利用する…この意味において煽動的メディアもここの範疇」

「⑧流動する風評~畏怖に揺さぶられ、正義と革新を錯覚する燃える市井の加害的人間集団」…                         -448p

…語り部=逢友は、以上のように区分けをする。また後述の準備として~実体は“フランス王政-発-神殿騎士団の呪い”だがこの“呪い”発生源が流動することやフランス王政府のような大所帯を打ち倒すことの表層道義~革新性の流動を解き明かすためにも…①②③④をア)被害群 …⑤⑥⑦⑧をイ)加害群としてもあながち恣意的と言い切れない…とも考えている。

…行間を見やすく~語り部のリズムを整えるため…

①神殿騎士団:②FMスコットランドロッジ(省略不可の削除):③一般的メイソン:④被害を祓えない市井…ア)被害群

⑤フランス王政:⑥革命政府と現代国家:⑦FMロンドン・ロッジ(省略不可の削除)あるいは煽動的メディア⑧流動する風評~情報で加害的になる市井…イ)加害群

…原則、以上とする。

・「…ここまでくると私たちの心裏に得体の知れない流動~“怒り”のような感情を覚えるかもしれない。」「…何処かで、“確定的対策はない”…といった憶えがあります。」

・「ですが」

・「⑦の煽動的メディアと同じように、市井あるいは世界市民は怒ってはいけないのです。…恐らく後半の主要テーマ…『▲恐怖と同じく《承》、●怒りでもヒトは簡単に目を瞑り~我を忘れる。《転》』…フリーメイソン=ロンド・ロッジはユダヤ資本の“怒りの矛先”の隠れ蓑で、ユダヤ資本は華僑の隠れ蓑だからです。世界市民に大した力などありません、ですが巨きな力がどのような風評~畏怖を流し・歪め・ぼやかし・使うのか?…それを見極め共有することが十分なバランサー~与しないでふりかかる厄災を祓うことを忘れてはならないのです。…謀の風評がたった時、誰が得をしているのか?…得を被った集団…例えば⑤フランス王政とか…往々にして沈黙するのが常なのです。」             -449p

「…『ここが祓いであり、本論の中核です』…」

「…はじめの薀蓄の第二峰と重なるところでもあります。」

・…「…●『歴史的事象』と“都市伝説”の関連の記述…特に現代まで“呪い”が継承されている辺りの記述は、不十分です(…後述予定)が、語り部=逢友の言いたいことは骨子は以上の通りです《転》。」

・…

・「…●一端、都市伝説的行間と平行して『歴史的事象』に紐付けられたアンダーグランド~都市伝説~語り部=逢友の価値判断を交えながら…少しばかり《転》▲掘ってゆこうと思います。《承》」

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-------(-参-)-------

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・…残り後半:価値判断と『裏歴史的、歴史背景』・『揺れる八集団』…少々繰り回します、…似た繰り返しに意味が湧き出ることも…<←シュメール修辞法のマエフリ…>

…12世紀初め神殿騎士団、

★「何故、両価的神秘を神殿騎士団は帯びるようになったか?」

イスラム圏にあった聖地エルサレムと神殿奪還のため十字軍の支援騎士団として設立、当初とそれ以降も、騎士団兵士は修道士という聖職者でもありその財産・俗世全てを騎士団に寄進しある種神秘性を持つようになり、また有力貴族・王族からの寄進をうけ大きくなってゆきます、この財産寄進の制度と団員の信仰心に因って、設立ご暫くはさらなる神秘性を帯び、神殿騎士団は非常に強かった。しかし、時代を追う毎に、下記のような多くの副業もあり…聖地を同じくするイスラム文化の勢力に対して軍事的に劣勢になり揺らいでゆくことになる、(聖地を希求するのはイスラム世界でも同じで地の利で次第にイスラム勢力が優位になってゆく…)。

この騎士団の強さとその軍事力の弱体化に反して、騎士団の経済基盤の方は時~世紀を追う毎に拡大してゆき、神殿騎士団は、後世のメディチ家―世界銀行構想を遥かに「先駆る」金融システムを構築してゆく、聖地巡礼へのインフラニーズは大きく…例えば紙幣に近い通行チケット~預金通帳で巡礼者への支援も行い、…重たい金貨~貨幣は何処にいっても価値があるが、通行チケットは他文化の盗賊が盗んでも紙ッペラですリスクがないわけではないが、…道中の警護も含めて、その格段に安全で便利なインフラシステムで騎士団の資産(後代は金融資産も)を増やしてゆく。(詳説204p)では当地での傷病者の看護…聖地ならではの機能の補強も含め行き届いた包括サービス…優しさの裏付けられた強さ(+)の神秘性は騎士団がイスラム勢力に敗北を繰り返して過程で弱くなりながらも革新的インフラシステムは継承されてゆくことになる。

…いくつかの世紀をまたぎ、最盛期の中世の末期には①の神殿騎士団は⑤のフランス王政の財務省・国庫管理も兼ねるようになり異様な(過剰蕩尽の前駆のような)パワーバランスとなってしまっていたのです。

…もう少し詳しく…(主な出展はヴイキペディア2018年版ほか山河の世界史・詳説でも、等)…引きつづき、史学にのタブー…ここでも語り部=逢友の価値判断と加えながら鳥瞰する。                       -451p

初期本部はパレスチナのイスラム教の地、聖地エルサレムの神殿の丘にあり旧い神殿の遺構の上に建てられ十字軍はこの神殿をソロモン王(3代目古代イスラエル王)のエルサレムの神殿と呼び慣わしテンプルは神殿から取られた。

1096年からの第1回十字軍終了後、1119年エルサレムへの巡礼に向かうヨーロッパの人々を保護するためまた中東に残された少数のキリスト教勢力維持~補強・エルサレム防衛のために設立された。神殿騎士団の構成員は修道士であると同時に戦士であり構成員が所属前に所有していた不動産や有力貴族から寄進された土地を換金しかつその財務と管理のシステムを発達させ、恐らく最初の国際的財務管理システムにまで発展させていったこと、入会への意志の固さを問うため入会式全容は“秘密儀式”で行われた、伝えられる秘密儀式は通常の騎士団の様な「誓い」と修道会の様な「清貧・貞潔・従順」の誓いをたてた、など特別なものでは無かったが▲入会式は先に挙げた⑦フリーメイソン=ロンドン・ロッジに比べると酷く緩い規格の“誰もが知っている秘密”…と想像されている《承》…●【伝播する作用のある秘密】《転》…ということ。…また上級騎士は決して降伏しないことを誓い、戦死こそ天国の保証と信じられていた。従って戦士として士気の高さ・鍛錬・装備、更に初期本部にある伝説と相俟って中世最強の騎士団と呼ばれていた。

1147年第2回の十字軍に際しフランスのルイ7世を助け奮闘したためパリ郊外の広大な土地をルイ7世より寄贈されたことを端に、その居館は教皇、外国君主を迎える宿舎となり、王室の財産・通貨の保管まで任されるに至った。その後も、1163年教皇選出の際尽力した同騎士団に数々の特権(教皇以外の君主や司祭への服従免除、国境通過の自由も含まれる)と課税免除を与えられた。こうして神殿騎士団は東方パレスチナにおける軍事活動と西方フランスにおける“国際的財務管理”を担うことになった。…メディチ家などによる「国際銀行」の構築が15Cでこれに先立つことおよそ三百年!である。                  -452p

国際財務機関としての神殿騎士団の会員の多くは軍事活動(高々数%)よりこれを支援するため兵站・経済基盤の構築、巡礼者のリスク回避~保護のために動いた、巡礼者が現金を持ったままで移動するリスクを防ぐための「自己宛為替手形」ならびに現在の預金通帳の様なものも、テンプル騎士団の発明とされている。初期十字軍の活躍や十字軍国家警備、巡礼者のインフラ整備により、騎士団団員の拡大で所有していた土地の換金や多くの寄進よって12~13世紀にかけて神殿騎士団は莫大な資産を作り、欧州から中東に至る多くの地で土地を保有し、それぞれに教会と城砦を築き、農園・ブドウ園、更に自前の艦隊まで保有し最盛期には地中海東方にあるキプロス島全島まで所有していた。また、パリの支部はフランス王国の“非公式な国庫”と言えるほどの規模にまり度々フランス王に対して経済援助(金利付き)を行うようになった。1146年にはルイ7世によってフランス王国の国庫は正式に神殿騎士団に預けられることになった。

 西方の繁栄とは裏腹に1187年以降東方エルサレムの情勢は悪化し、10代騎士団総長ジェラール・ド・リドフォールは宿敵サラーフッディーン(ファーティマ朝宰相サラディン…詳説-163p)に敗北し捕虜となるなど「誓い」に反する失態、ならびに1291年最後の十字軍国家が陥落するとキリスト教勢力は聖地周辺に拠点を失うという酷い失態になったが、神殿騎士団の特権はそのまま守られていた。…これらによって他の騎士団や商人・製造業者からの積年の敵意がつのっていた。

★「両価的神秘の負(-)の部分を神殿騎士団が抱え持つようになる」

・…時は流れ、13世紀おわりフランス、カペー朝において典型的な封建社会が成立し、フランス王は聖職者・貴族・市民の代表からなる三部会(…フランスの身分制度の始まりとされる)を招集できた。ほかの因子も併存したがフランス王フィリップ4世に治世で中央集権化が大きく進んだ。他面、ギュイエンヌ・フランドール地方に支配を拡大しようとしてフィリップ4世はイギリスと戦争1294~1298を起こし、(最終的な解決は1339~1453の百年戦争まで持ち越した)この戦争で多額の債務を抱えた、そして神殿騎士団は最大の債務者であった。

★「仏王の幻想」

・…フランス王フィリップ4世は幻想していたと伝えられている、…もっとも勢力のあった神殿騎士団と聖ヨハネ騎士団を合併しその指導者になって聖地エルサレムを再征服し、その座を継承してゆくことで一族が何世代にわたり欧州に影響力を及ぼし続けることを幻想していた。                   -453p

フィリップ4世の腹心も幻想し献策した、1296年教皇庁(唯一神殿騎士団を服従出来る)への献金を禁止し通貨改鋳を行い、次いで1306年フランス国内のユダヤ人を逮捕・資産没収することを幻想したばかりか実行した。

・失態が過去に有ったにせよ中世最強・最富・最遇の騎士団と聖ヨハネ騎士団とを合併させることを幻想し、23代神殿騎士団総長ジャック・ド・モレーに提案してみた。すぐに拒絶され幻想に終わった。

時代の変わり目に鬼が出る…積年の敵意がフィリップ4世を動かした。歴史はフィリップ4世がしたことになっている…どこからか陰謀が発生した。何も罪のない人々を裁判形式で有罪にすることは極めて困難であったが、匿名の証言を採用できる宗教裁判「異端審問方式」であれば立件が可能であることがわかった。…まだ幻想である。

共時的にフィリップ4世はフランドル戦争の戦費調達のため教会に課税をしローマ教皇と対立。1303年腹心フランス王国の法曹官僚ギヨーム・ド・ノガレに命じてローマ教皇を「異端者」として退位を迫りローマ教皇を捕縛を謀り教皇を憤死させた、同年、次のローマ教皇が登位したがわずか9ヶ月後“何故か”急死した、以後教皇庁への圧力を強めフィリップ4世の後援で、かつ政情不安定なローマ教皇庁を嫌いボルドー出身のクレメンス5世が教皇に選出されていた。更に教皇庁をローマではなく南フランスのアヴィニョンに遷居した(詳説209p)。また同教皇により多数のフランス人枢機卿が生まれていた。…悪鬼達が動いた。

…従って「異端審問」を行うことは幻想でなく実行可能な陰謀となっていった。

 ★「①神殿騎士団に漂う両価的神秘の負の部分の決定打は、⑤フランス王政-発に因って為された《承》。」…「●…④⑧の市井には冤罪であることも気付かせぬまま…《転》」                         -454p

…1307年フランス全土にテンプル騎士団の団員に何の前触れもなく一斉に検挙。入会儀式において男色・反キリスト教の誓い悪魔崇拝(バフォメット信仰…赤ん坊を生け贄にしたという風評~裏伝説が匿名で流布されていた。即ちバフォメット教の信者であることが証明<当時の法手続きでは証言があればそれだけで証拠となった>…がされれば異端として裁くことができた。)他100以上の罪名をあげ、「罪を自白するまで拷問を行った」、ものの本には拷問中に絶命するものもいたと言う。異端審問に立ち会った審問官は“何故か”押し並べて神殿騎士団に積年の敵意を持っていた。騎士団は異端の汚名を着せられ指導者は生きたまま火刑にされ、フランス国内の神殿騎士団の資産は聖ヨハネ騎士団経由でフィリップ4世の手に入ったとされ、「フランスの債務は帳消しになった」。…歴史を紐解くと欧州に影響力を及ぼし続ける幻想が事実となってフランスは以後大繁栄にいたった。

…フランス国外のものは不詳だが一連の審判に異議をたてる国も多くあった。(…ポルトガルでは国王が騎士団の逮捕を拒否、カステリーリャ・アラゴンでは弾圧はなく、ドイツ・キプロスでは裁判で無罪、教皇庁と対立していた“スコットランド”でも騎士団は弾圧されなかった…)

★「…●時が跳ぶ。国家権力の主体も様変わりする…歴史的遠近法の彼方で“呪い”~口を閉むぐしかない~閉み続けるしかない圧力装置…為政者のとって極めて都合のいい《転》無詠唱《承》の●“呪い懸け”が定着する。…」「そう、括れるかも知れません《転》」

神殿騎士団の名誉回復は遠く19世紀フランス革命後の1813年フランスのレイヌアールが初めて疑義を呈し、1907年ドイツの歴史学者ハインリヒ・フィンケが「『神殿騎士団異端審問事件』は事実無根の冤罪でフィリップ4世が資産狙いで神殿騎士団を壊滅させた」ことを明らかにした。              -455p

★「▲ついでですが⑤のフランス王政-発-神殿騎士団に綴じ付けられた善悪併せ持つ両価的神秘は、<入会儀礼の秘密性>が触媒になり①②③にも⑦…にも飛び火…“呪い”と“誤謬”が飛び火するのです《承》。…▼この両価的神秘~善悪二義的神秘について、『歴史的事象』に紐付けられた都市伝説として少しばかり纏めてみようと思います《結》。」

因みに…(-)の神秘性としてこじつけられた異端、はさておき…、神殿騎士団の東端本拠地の『エルサレム神殿跡地』から聖杯・聖櫃・イエスの十字架…etcを発見したなどの都市伝説があり、このように聖職者らが財を寄進し剣を握りその騎士団は(+)の神秘性的を帯びとても強かった。寄進財力・強さ・遺品の伝説など幾重にも神秘性の上書きから…“フランス王政-発-”でない“神殿騎士団-発<謂われのない>の呪い”として1347~48イタリア・南フランスから、ヨーロッパ全土に波及し全人口の1/3~1/5を失ったペストはその呪いともされた、…ただし『神殿騎士団異端審問事件』後でその当事者は実在しておらず実害の迫害を受けたのは予防的手洗いの習慣を持っていたユダヤ人であったのだが(詳説211p)。どうあれ冤罪が晴れないまま“諸々マキコミ?”…善悪両価的神秘性~風評~呪いとして定着してしまった。

また、騎士団の壊滅を逃れた騎士団の一部前述のようにロバート=ブルース支配下のスコットランドで存続し、ここからスコットランド儀礼のフリーメーソン団・フランスを中心とするジャコバイト系フリーメーソン団・他が生まれた。…『フランス革命』は同フリーメーソン団-③の一般的フリーメイソンらの結集のみで起こったものでは無いのは明らかであるが(後述予定)、フランス革命の当事者の多くがそれぞれの所属する③に該当するフリーメーソン団員であったことも事実。                                  -456p

都市伝説の領域で“フリーメイソン”というとシオニズムの⑦FM=ロンドン・ロッジを漠然と指すことが多い。…▲神殿騎士団騎士団同様の入会儀式非公開という共通点はあるが秘密保持の密度は桁違いに⑦FM=ロンドン・ロッジの機密性が高い。…都市伝説では③の一般的フリーメイソンが<陰謀組織>と誤解され《承》ているが…陰謀を意図したがあったのは14Cの⑤フランス王政権の方で時を経てで②のFM=スコットランド・ロッジの流れを汲むフリーメーソンが神殿騎士団が“陰謀ではなく”義憤の仇を討っただけなのであって…②のスコットランド・ロッジや③の一般メイソンにおける機密度の低い入会儀礼では善悪併せ持つ両価的神秘性には至れない。

…この種の善悪二義的神秘性は、⑤フランス王政に限らず、うしろめたい経緯・陰謀で旧体制を維持する側の人間集団であっても壊す側の人間集団であっても…勿論、都市伝説のレベルでも混乱~価値の流動もあいまって。ややこしくおしなべて敬遠がちである。…自動的に▲善悪二義的~両価的神秘~崇高と不気味はこの種の誤解・誤謬は放置されそのまま呪いとして定着《承》~●あるいは投影的“呪い”を往々発生させやすいのである《転》。

もう一方…機密性の高い入会儀礼のある⑦のFMロンドン・ロッジでは…どうかというと…

都市伝説の行間:…⑦FM=ロンドン・ロッジどっち付きかねる④の被害を祓えない市井の視点と…⑧の流動する風評~情報で加害的ポジションを取る市井の視点から…都市伝説してみるとする。

先に述べたように…『フランス革命』前後…⑦FM=ロンドン・ロッジは③の一般的フリーメイソンに比して▲入会儀礼が徹底的に非公開であり《承》―●負の神秘として誤謬してゆく《転》…かつ…、これと相まって世界を転覆され支配する秘密結社としての風評が立つ…⑦FM=ロンドン・ロッジは所謂【シオンの議定書<世界の改革・革新を推し終には世界を支配する議定書の信奉者~シオニスト>の風評】負の神秘性をもつ…この都市伝説~都市の地下で拡がる風評~情報は被害にも加害にも変わりうる流動性をもつ…

…また【シオンの議定書の革新】が善なのか/悪なのか?風評が流動する。

…シオニズムのルートは聖書のゼカリア書の『わたし(イエス=キリスト)はシオンに帰る…』に因み、1890~1900年『シオンの議定書』の内容を知るもの=シオニズムとほぼ等価とされる。                    -457p

古書『タルムード』の、その一部分とも合致し、先鋭化された選民思想(…選民の内訳はスファラディ-ユダヤ人<=母がユダヤ人の人母系ユダヤ人>・時代が下ると+αアシュケナージ-ユダヤ人<=ユダヤ教に改宗した非母系ユダヤ人…多くは金持ちがユダヤ人を自称し名乗る。>…)この選民思想と「異邦人を獣として」蔑視する。…『シオンの議定書』はまもなくロシア語・ドイツ語訳され、『シオンの議定書』を知るもの=議定書作成の参加者~継承者=シオニストの弾圧にも、ナチスドイツにおけるユダヤ人ホロコースト<アシュケナージ-ユダヤ人被害は少なく、甚大な被害を受けたのはスファラディ-ユダヤ人であった>にも、…加え・翻って弾圧の反動としてのロシア革命にも、加害群にとって“諸刃の都合の良い呪い”として流動的乱用されてもいる。

…この様な流動性は、『フランス革命』は善なのか/悪なのか…『市民社会』が成熟するまで揺らぎ続けるからである

…さらに⑦FM=ロンドン・ロッジの不可視の内部に重要なリアリティーとして【確信的-シオンの議定書】は実在するのか…

…その上に…⑦同FM=ロンドン・ロッジを貶める勢力が【シオンの議定書】(-)負の破滅の先兵として綴じ付けられたものなのか…

…⑤フランス王政-発-が仕組んだ神殿騎士団の呪いの影響力下=善悪二義的神秘性の影響下…絶大なる影響下での…

<喧伝>のために…

⑦FM=ロンドン・ロッジロンドン・ロッジが自演したともいわれ真相は定かでなく流動的である。

…短からぬ時とともに…▲『フランス革命』が近代化(『市民社会化』)のステップとして評価されるようになると、革命前夜、武器支援をしていたことを公表するようになり、

表看板は全世界の革新を“旗印”に掲げ…裏看板あるいは⑦FM=ロンドン・ロッジ組織内部の結束力維持するために入会儀礼の秘密強化(確定要因)あるいはシオンの議定書への帰依に因ってきたと推測される《承》。

…ところが、②FM=スコットランド・ロッジのように一貫してフランス王政府への反意を長年継承し、…フランス革命成立直後“声明文書”を公開したり、革命前夜になけなしの支援~援助…というようなことを、…⑦FM=ロンドン・ロッジは、…表だってして来ていなかったのである。          ー458p

★…「▲『市民社会』が少しずつ大事なリアリティーとして育つ~蠢めきゆくに連れて…④被害を祓えない市井も…⑧流動する風評~情報を《承》、◎確定的に捉えようとして《起》…▲…暫く《承》:加害的に振る舞いがちな市井…④⑧双方の弱い対象<に>向けて…」→→▲と★続く

 …

 「”フランス王政-発-神殿騎士団の呪い”~誤謬、即ち 善悪二義的~両価的神秘性<-を->」→→▲マダ続く★も続く

 …

 「⑦のFM=ロンドン・ロッジ<-はー>」→→▲も★続く

 …

 「“呪い”と“誤謬”によって蠢き続ける両価的神秘を、巧みに⑦は【喧伝】に利用したことになる。…といいきれるでしょう。」:此処までが《承》…ここまでが▲&★デス

…最初の金融(神殿騎士団の金融)と裏金の発生(②のスコットランド・ロッジつながりの③一般的フリーメーソン団は…もしかすると1308年に起こった『神殿騎士団異端審問事件』で資産の殆どが裏金になったかもしれない。)…また、神秘主義と金融の接近についての『歴史事象』に私見を交えるのは終了とする。

…幸にして我が国では、この種の“フランス王政-発の神殿騎士団の呪い”のような大規模でかつ巧妙な陰謀・戦略は輸出していない、我が国ではだれが設定したか不明ながら…▼「“人を呪わば穴二つ”《結》」…●時をへてあるいは経ないでも懸けた呪いは発動させた本人もかかる《転》…●ヒトが“呪い”を回ってそれぞれが孤独にならない最も手っとり早い内藏叡智を抱え持ち…カタカムナ(形神名)《結》…明確化とその抑制に力を注いでいる。…が…とはいえ、現代になって大規模で巧妙で見えにくいのがドンドン輸入されている。…とはいえ<薀蓄の中盤>でもさらりと{…11p辺り}語った様にこれも贄不要の常魔法かも知れない。                                         -459p

★「…小括りとしましょう。」

国家内の安全保障、法手続きが現代とは異なっているとは言え、法手続きに沿って幻想を現実と化してゆく。また責任の所在不明確であるが故黒魔術の介在があったのかもしれないが神殿騎士団壊滅の際、匿った②のFM=スコットランドや③のフランスを中心とするジャコバイト系フリーメーソン団(一般的フリーメイソン)が黒魔術の秘密結社の汚名を着せられる、確信的⑦のFM=ロンドン・ロッジはともかく…歴史を下るにしたがって都市伝説範疇の“フリーメイソン”にとり憑いたイメージは②のFMスコットランド・ロッジや③の一般的フリーメイソンに濡れ衣が着せられてゆく。

・我が国ではこの結社=フリーメイソン(②③&⑦)のイメージを掴みにくいが、江戸時代の「講」…有名なのが富士講、富士登山ー聖地富嶽への参詣など、多数・多様のお講が③の一般的フリーメイソンのイメージに似ているものと考えられる。この多様性故、近代にはいるとフリーメイソンの③にあたるロンドンにあるロッジ《市内にも幾つもあったと推測される。》

日本の「講」と異様に違うのは、⑦のFMロンドン・ロッジであり、シオニズムに基づいて世界制覇を目論むのを講の主題と置いて活動したため黒魔術の覇名を着てゆく。よって、フリーメイソン全体に黒魔術の秘密結社という汚名が着せられてゆくのがフランス王国だけとは言いがたいが、法手続きに則り神殿騎士団の巨大資金資本をまんまと掠め取り、その暗黒部分を③の一般的フリーメーソンに着せた、フランス王政は“フランス王政-発-神殿騎士団にかけた呪い”の首謀者で恐らく意図して“大規模黒魔術”を行ったと…言い切れる。

・何故、“大規模黒魔術”かというと、この“フランス王政-発-神殿騎士団の呪い”に因って①②③④そして⑤⑥⑦⑧ともそれぞれを分断させ市井も含め全ての人間集団に沈黙を科している点で語り部=逢友の価値感は“呪い”…それもイ)の加害の公使に都合よくしつらえた“呪い”である。⑤のフランス王政府が倒れても…きっと無詠唱の呪いで⑥の革命政府や現代国家に都合の良い「ソフトランディング可能な呪い」…それぞれを分断させた上での「同調圧力」が旨すぎるくらい機能していると考えるのは変なのであろうか?

…繰り返すまでもなく、この非道な“呪い”の一端が明るみに晒されたのは20世紀1907年ドイツの歴史学者ハインリヒ・フィンケがするまで…延々と迂遠されたことをもって大規模黒魔術であったこと強く示唆するのである。古い歴史であるが故に「時効」という考え方もあるがが成り立つかもしれない、しかしながら、この可否をそれぞれが考えてみる必要があると思われる。…どの国でも法律が発効するときこの種の“呪い”~「同調圧力を引き出す呪いを今でも発動させてはいないだろうか?」                             -460p

…ここで一端、留め置いて、本論に戻るが時代を下るにしたがって…④被害を祓えない市井~あるいは③の一般的メイソンや穏当な神秘主義者と、これに対して加害群の⑥革命政府並びに現代国家・⑦FMロンドン・ロッジや煽動的メディア・⑧の流動的風評~情報で加害的になる市井を回って…更に…更に更に複雑になる。

★「…取り敢えず●“呪い”~<同調圧力を引き出す呪いの発動について…のハナシも混ぜながら進めることにします。>…また都市伝説で罷り通っている『フランス革命』と“呪い”…⑦のFMロンドン・ロッジ内の“呪い”についても《転》…ゆとりがあれば呪いの作り手・被害側の双方の“孤独”についても…」

…時が流れ、1307年『神殿騎士団壊滅』から1789年『バスティーユ襲撃』の長いときを経て、14世紀初から彼方18世紀末…、フランス王政が革命政府によって倒される…。表層の事態即ち『市民社会』の使命“革新”の分水嶺…⑤フランス王政:Vs:⑥革命軍はその後のフランスの内情不安で風化されてゆく。

…一方風化されず脈々と継承されそのうえこの対決の洞ヶ峠を決め込んでいた⑦フリーメイソンロンドンロッジが更に“シオニズム”

…これが言いすぎであれば“革新”を使命にした『市民社会』を旗印に新たに蠢く…④&⑧…特に⑧…流動する風評~情報に関して加害的に振る舞いやすい⑧の市井に対し“喧伝”してゆく。                      -461p

…神秘主義の常識として、公開されない入会儀礼があることと、秘密結社とは全く同じこと。

故、この⑦FM=ロンドンロッジは③の平均的~一般的フリーメイソンの使命である石作の古代建築研究とその暗号化、に加えて⑦のロンドン・ロッジはシオニズムを掲げ、人心を操作し、世界を転覆・支配する。さらに公開されない入会儀礼や会員を広く集めるために得体の知れない格別の畏怖・風評が憑いて廻ってくる~意図的にロンドンロッジが意図的に引き寄せている。

この様に恐い風評が付いて回るので高度の機密保持が入会儀礼に導入されたのだと想像出来…この機密性は⑦のメンバー相互の結束力を培う作用もあると想像される…万一漏れ出た時、①の神殿騎士団の二の舞になる可能性も背景圧力としてある。

もし、本当に⑦から漏れ出た場合、③一般的フリーメイソンと同様“しきたり”とか…「単純な革新主義」とか…バカな語り部=逢友でも思う…比較的平穏だった中世はそれでよかったのかも知れないが…フランス革命が起こると“のんきな革新主義”は背後のテーマ『シオンの議定書』と相まって突然諸刃の剣に変わってしまうわけである…“フランス王政-発の神殿騎士団異端審問事件の呪い”で敷かれぱなしの恐怖も相まって、…語り部の推測だが、⑦のロンドン・ロッジ総体はフランス革命勢力に際し表立った支援は躊躇したとかんがえうる。革命成立以降もナポレオン台頭までフランスの内政は安定せず……ともあれ短からぬ時間経過の中で…<革新主義は『市民社会』に概ね有益だろう…>即ち⑦のFMロンドン・ロッジ内部では“⑤フランス王政-発の神殿騎士団の呪い”形をかえ蠢くが、彼方からの自動継承~無詠唱発動の“呪い”は保存されてゆく。

⑦のロンドンロッジ固有の公開されない高度の秘密入会儀礼に因る得体の知れない秘密性と畏怖は、…世界史の④と⑧の市井・人心~アンダーグラウンドを揺さぶり、世界の全フリーメイソンの持つ単に技術・知識の暗号化を行う秘密性を呑み込んでしまい…、ついに神殿騎士団とを繋がっている誤解がそのままになっている。。…得体の知れない風評~畏怖~“呪い”は変わらず。

…取り敢えず『フランス革命』の表層を辿ってゆく。         -462p

…(フランス革命:最終的には市民革命の名目だが議会の最下層議員<第3身分議員≒平民階層>に上級議員≒ブルジュア階層が荷担し出したこと。ほか、アメリカ独立戦争支援とフランスの戦費負担、アイスランド-ラキ火山噴火に因る欧州広範の飢饉が、そして米の独立~独立宣言で啓蒙思想~近代国家観『市民社会』への高まり気運が大きな引き金であると思われる。:語り部=逢友は…:したがって⑥フランス革命と⑦フリーメイソン=ロンドンロッジ≪=現称名:イングランド・連合グランドロッジ:1813年に統合…ヴィキペディアでは『ロンドンロッジ』は2024年では検索困難…≫の両者の関係は極めて“疎”!。)

…だが、語り部=逢友はタブーとされる『歴史事象』に価値判断を加えつ括り直して“鳥瞰する”。⑥の革命政府も⑦FM=ロンドン・ロッジも。

…●…⑥・⑦双方とも、長年~歴史的遠近法の彼方から…⑤のフランス王政が科してきた、誰もが孤独になり・口を閉ぐ“呪い”…。…為政者にとって(為政者になろうとする者にとって)極めて都合のいい《転》▲彼方から自動継承され{詠唱不要}《承》の…●“呪い”…即ち…⑤フランス王政-発-①の神殿騎士団に綴じ付けられた“善悪二義的~両価的神秘性”が持っている「同調圧力」《転》▼「孤独と相互不信…互いに背徳行為を捏造され密告される?相互不信は《結》…不本意な《結》」、●その旨味をとことん歴史的反復によって意識下で継承されている。…“この呪い”を④の被害を祓えない市井・⑧の流動する風評~情報で加害的になる市井へ科すこと~恐らく科し方も…その無意識化も歴史的遠近法の彼方の彼方から繰り返されて来たのである《転》。

★「ハナシは、⑥が革命政府が現代国家にかわっても歴史的遠近法の彼方からの“変容=時効”ではなく彼方からの“不朽伝承”~“おかみ”によってヒトの意識下野で継承されているのです。」「並びに…⑦のフリーメイソン=ロンドン・ロッジ(省略不可)が【煽動するメディア】に変わっても…歴史的遠近法の彼方からの“不朽伝承”~“情報量の圧倒的格差”によって意識下~無意識野で継承されていると…語り部=逢友の価値判断をまじえて語ってみました。さもなくば『“呪い”』は“呪いのまま”です!」                          -463p

・…「④番目の圧力に揺さぶられて怯えきる市井の人心・市民。も同様の自責が発生してしまう、…被害者群です。」

・…「…ごめんなさい。周りが騒がしくざわつくし複雑になっているようなので(ア)の被害者群はここで休憩する事にします。」

・「気分を変えて騒がしくなってきた…(イ)の加害者群のハナシをしたいと思います。」

・「(イ)の加害群…」

・「⑤のフランス王政は―異端審問事件以降、(ア)の①神殿騎士団に周到に巨きな謀と、身の毛のよだつ架空の異端を後ろ盾~圧力をかけ、②のスコットランド・ロッジにも、③の非ロンドンロッジ-フリーメイソンや残滓・被害・濡れ衣を受け継ぐ神秘主義研究者にも架空の異端圧力をかけ、曖昧にボカしつづける、長年に亘ってです。…それによって、真っ当な疑義は、負の神秘性と背徳で封印・隠蔽されてゆくばかり自責へ変わってゆくのです、…ことは複雑ですが④の揺さぶられて怯えきる市井の人心・市民にも似たような自責に念を根付かせてしまう。…複雑なのは、キリスト文化の=異端のイメージはここの怯える市井から生まれてきた可能性を棄却出来ず、なおさらうしろめたいと思えてしまうのです。」

・…(時は流れます。)

・…「⑥番目の革命政府も、風評~畏怖といった巨きな力や暴力を背景に、曖昧にボカしつづける…その測りがたいウマミで以降の恐怖政治をナポレオンの登場まで推し進めるのです…勿論黙ってしまうのは②・③・④の被害者群です。」

・「⑦番目のフリーメイソン=ロンドンロッジですが、隣人のよしみで革命勢力に武器供与はしたようです、いざ革命が成功すると長年の怨恨を貯めたスコットランド・ロッジように犯行声明など発せず…たしか…フランス革命を静観したと記憶しています。」                         -464p

・…

・「…時間の軸は、異端諮問のころではなく、革命後を想定してください…因みにフランス革命を推し進めた最大勢力はアメリカ合衆国だとされています。」

・「ロンドンロッジ固有の公開されない入会儀礼に因る得体の知れない秘密性と畏怖は、ロンドンロッジ内部では、メイソン元来の業務である神殿騎士団の根城エルサレム神殿の研究の暗号化と、⑤フランス王政がデッチあげた異端諮問並びに風評・畏怖を操作し大きなちから~ネットワークを背景に…世界史の市井・人心~アンダーグラウンドを揺さぶるノウハウの蓄積、世界の全フリーメイソンの持つ単に技術・知識の暗号化を行う秘密性を呑み込んだうえで…。…その外面では、ボヤかされた得体の知れない畏怖=一枚目の看板と、もう一つ、フリーメイソンならではのわかりやすさ=自由・平等・博愛の、二枚看板でロンドンロッジは会員を大きく増やし全世界にブランチを設けることになるのです。…所謂フリーメイソン=ロンドンロッジ&そのブランチという覇名になってしまうのです…幾つかに事実と逢友黎一の推論を組み合わせてのことですが、外からの外観は、概ね外してはいないと思います。」

 「どんどん蓄積されてゆく石作建築の無意識・技術・技法、先例―フランス王政からの得体の知れない風評~畏怖を使って人の口を黙らして・自責させ・揺さぶるそして革新と加害の芽を育む…がフリーメイソン・ロンドンロッジのミッションに思えます。」

・…語り部=逢友はつい深く~深呼吸を数回します…

・「●…“この眠くなる灰色の呪い”=フランス王政-発-神殿騎士団に懸けられた呪いの【上書き!】。“この眠くなる灰色の呪い”を祓う研鑽を、語り部=逢友は続けてきました。…ですから、少しでも気をぬいたり~『史実あるいは正確な歴史記述』執着すれば、きっと…⑧の揺らぎを許さない加害的市民に逢友自身が!なっていると思います。攻撃対象がある限り⑧の加害的市井は“それなり”~(からくり)に好き放題させる幸せ…なのかも知れません。真心~あるいは赤心と『史実』とを交えながら…何がどう動いているかキッチリ把握する~怒りで覚醒を澱ませないのが肝要なのだと思います。」→→●続く

・「…観察主体→いくつかの被観察対象→を掲げた上で関係性~有り様の類似性~動詞的因子とテ・ニ・ヲ・ハをもって自在に語順を並べ替えられるうえに…並べ替えられるからこそ…これを鳥瞰的に括れる…カタカムナ形仮名…極めて日本語・韓国語・トルコ語…的思考空間だから目覚めているのです…お察しのとおり、英語的思考空間は極めて印欧語圏の属性がありで被観察対象が幾つもあってそれぞれが相互に蠢く事象を捉えきる…終わりに述語で括る語法ではないので、とても困難です…観察主体と被観察対象が関係代名詞のように“入れ子”のようになっていればさほど困難ではありません…ですが【“入れ子”どうしが関係代名詞支配を超えて蠢く】…この神殿騎士団に懸けられた複雑な“呪い”に気がつくのは困難で、神の様でも穢れた存在でもある不可解な事象は半ば信仰のような二者関係に陥り…ねむたくなってしまうのです。」→→●マダ続く              -465p

・「…実は…」→→●続く

・「この神殿騎士団冤罪事件といくつかの集団の語り部となる際の話法~修辞法は…シュメール神話の修辞法を雛形…この邦にも古来からある~カタカムナ=相似共鳴させているいるのです…。」→→ 此処まで《転》です。

・…「ということでシュメール神話…の修辞法の話をさせてください。」…「●史学というより価値判断を避けた史学紡ぎ出せない…憲法学上の案件…それも知らず識らずの為政者・強い影響力もつモノが乱用しかねない重要案件です《転》。」

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-------(-四-)-------

-------------------             -466p

…【シュメール神話語法~修辞法】

…“呪い”とも言える“複合的誤謬”あるいは(からくり)を祓う…修辞法!

…その前提として、語り部=逢友の価値判断を加えてきており、したがって歴史の方法論を飛び越え、法学の論理も組み込む必要がしょうじるかもしれない!

…一般的法律論説では、事後法禁止の原則にのっとり、ことの善し悪しは当時流布されている法の可否のみでの吟味に限定されてしまう!

…また神殿騎士団事件は歴史の領域でもあり、▲歴史の記載は不正確の一因となる善し悪しの判断を控える<歴史記述から…その片輪である『鑑』を排除…>《承》…という風土があり、潜在的で巨きな脅威があり続けるとき歴史著述『鑑』のように善悪のモノサシがないと誰でも…④や⑧の市井の市民でも…⑥の帝王学を学ぶ与党党首~大統領であっても歴史=過去の出来事記述の情報がバラバラ、断片化され…ここを取り扱おうとすると…呪いとは言いがたいか眠くなってしまう!

…ばらばらに断片化された事象を有機的にまとめるためには、何らかの手立て~修辞法の工夫をする必要~必須なのである!

…流用した修辞法は、陸の民アッカド人が書いた印欧語族アッカド語で書かれた『シュメール神話』の修辞法なので…

…概略は似た表記…例えば、下記のAとBを巡ってXとYの状述を繰り返しながら…現代語法の限界を超える。(←読点)


◎AはX                   《起》トニック  

▲AはX&Y (…と繰り返すうち) 

A&BはX&Y (…勢い…)          《承》ドミナント  

●…そうすると、一見関係のない?       《転》サブドミナント

▼BはX あるいは BはY 

に何らかのリアリティーがあった…       《結》トニック=エンド


…この繰り返しで垣間見えるモノ…がある。

…現代的論理語法では省みられない隙間に…

…相似共鳴=カタカムナがあるかもしれない…         ー467p




…と、形を変えながら繰り返してゆく。

…するとAとBは論理整合が全くないとこの修辞法は完全破綻するが、少々ズレていても~それなりの類似点・相似要素があるとき。…“疑問を抱えながらも”~“素朴なナゼ”を抱えながら…AとBとの間で動いている“行間”をこの修辞法は覗い知ること~見えやすくなるのを補助する。


…と言った修辞法。…陸の民-重量物の移動は駱駝か馬のアッカド人が苦肉の策として異世界~多元世界である重量物の移動は陸路のほか舟と河川…二つの世界に適応したシュメールの海の神々を曲がりなりにも記載しえたことによる…この修辞方法でしか書き留められなかったと考えらる。

…シュメール人は印欧語圏とは違う言語体系を持つが故に次世代のアッカド人は苦肉の策として編み出した修辞法と語り部=逢友は考える。…粘土板に残されたアッカド文字でシュメール神話の神々…その神と関係のある事象が殆どで…2000年に入りその行間から神話学者が誠実に紡ぎなおしたのが『シュメール神話』となって公表された。…シュメール人が文字を持っていたかどうかは語り部=逢友のと同様で「定かでない」という。


…<シュメールの神々が海神~水利拡充の文化英雄であり、その神話終盤、…上記のように行間をよみとくと…「支配していた陸の民の内乱に惘れて古巣の海に帰った」…ことを、…陸の民アッカド人はこれを“死滅”と解した…(修辞法の特性やその行間を検討しようにも、古巣⇒飲み水にもならない―塩の死の海オケアヌスに帰る、…と、誤謬しそう)考えてしまったことが、この根拠である。>

…この修辞法は汎用・乱用も可能であり、またこの修辞法の表面に背景意図を隠しうる手法でもあり●使用にあたっては

…使用者に“真心”~誠実さ<=定義未確定、酷く関係性的言語>あるいは信心・精進が要請される《結》、最低限立ち位置と支持されるであろう●【スポンサー等】~少なくとも語り部=逢友は回復途上のOG出口氏や語り部自身の苦悩~その祓う力への支援…“というスポンサー”《転》のことは、こころの片隅にとり置いてゆく必要はあろうが、…恐らくそれでも十分ではないであろう。      -468p





本節に沿って、もう一度ABXYで簡略化すると…



…帰結したいモノ~中に真が潜んでいそうなモノ



A=①の神殿騎士団の異端審問~冤罪事件。

B=④被害・⑧加害の双方の一般市井…とする。


【AはX:AはY】

A(①神殿騎士団)はX(⑤仏王政府に怨恨を残す)

AはY(①と②からの異議申し立てを却下・抑圧された)



…長い時間経過の後


【BはX:BはY】

…B(④⑧現代の市井)はX(⑤仏王政府に怨恨を残す)

…BはY(①・②の異議申し立てを却下・抑圧された)


…とすると。…その行間で動いているもの、行間で発生した誤謬も相対化しやすくしている。…『変である!』…単独の「BはX」、については「ほぼ成り立たない」、「BはY」についてはBと異議申し立てのYは時間の重なりさえない。



…ハ・ジ・メ・カ・ラ…!

…様々な時相…市井…“所謂市井”には語り部=逢友の中で“④何らかに畏怖により精確であろうがなかろうが告げ口されるかもしれない”~“⑧告げ口してやろう”という濃淡を伴う異質の動因~衝動がハジメカラあると思って生きてきた…それは「市井」と括ることで辛うじて認識される…

…にも拘わらず。

上記-Aは『X・AはY:BはY・BはY』の論理式は完全に成り立っていない…ハジメカラである。…相容れないモノを括ったために双方生かされず“贄”になったとも言える。

…ゆえ

…最初の論理式のハジメカラ~予め“市井”を「④の被害を祓いきれない市井」…と…「⑧不確定を許せない加害ポジションを取りやすい市井」…に、別けた~将来的にその必要性を感じたのである。               -469p



…▼同時の論理式では起こり得ない…だが《結》

…▼時空を超える~歴史は反復する。《結》

…▼を踏まえ、相互比較することもできるわけである《結》。

…●…すると《転》…


B(の現代市井において)は、XやYはかたちを変えて~その有り様を変えて存在していることが垣間見える…


…【Xの時による変容は】…

…“たとえば、怨恨こそ無いが巨きな力に無条件で畏怖の心理が残存する…” 

…とか。

…●“歴史的遠近法の彼方で騎士団の断罪への遺恨は、全ての集団に畏怖と沈黙の<常に贄の要る高級魔法-呪い>と化わるだけで消えていない”《転》


…また、


…【Yも時の変容で】…“⑤の仏王政が廃れた以降も⑥の如何なる国家形態~現行の国家形態においても、異議申し立てをしにくく、抑圧も反復されていて為政側も市井側も意識化しにくくなっている。…そして…形を変え乱用され続けている”




…たとえば…喩えて云うと

…以上のようなシュメールの論法~修辞法で、見栄えもリズミカル・音楽的~音楽でもある。




…法哲学的~憲法学の議論の立て方は一般に、同時期の法律あるいは道徳通念から逸脱している~合致しているかどうかでで議論が進む。        -470p

…したがって、法哲学的議論に経時的問題、永い歴史的時間経過を加味しようとすると、上記のように、議論自体が破綻する。



…したがって▼本来、法文<憲法~法哲学に纏わる>社会科学的な表現~作法:歴史的事象に価値判断加えない「史学」のお約束…という互いが見事に与した…“クソみたいな予定調和”~“畏怖と孤独だけが残る予定調和!”→→▼続く

…から!…『シュメール神話』のような人文科学的詩的表記~修辞法に変えたのは、背景化されているが故-反復されるが故、厳然と存在している“呪い”と“誤謬”の一旦が垣間見える機会…と承知してほしい~と語り部=逢友は意味付与した。だが…まだ~。“呪い”と”誤謬”は残っている。《結》

・                  …「以上。」

・…固い調子のシュメール神話修辞法の概説を流し…

・…語り部は深く~深く。深呼吸をして…

・…「まだ~事態は複雑です。」…「時を跨ぐからです」

・…「現代的論理語法では時は超えられません」

・…「時を越えようとすると論理脳は眠りに入ります」

・…だから…「シュメールの修辞法なのです。」

・…「さて普段は劣位の情緒脳は?」

・…

・「…一つ目です。」~「▲“沈黙させる呪い”は”孤独”を産む《承》。」「蘊蓄の中央峰(439p)-●沈黙させる呪いは強いインパクトを持ち《転》、…▼同時に行間~裏側の【孤独】を隠す《結-1》。…▼さらに困ったことに【(439pの)孤独や相互不信】の行間に着目~焦点化すると、今度は<沈黙させる呪い>が行間に紛れてしまう《結-2》…印欧語族の盲点…逆光で目が眩むようなのもあり、事態を厄介にさせています。」                   -471p

・「◎遠目で見ると、ほぼ無縁、神殿騎士団-発のような“誤謬”が引き摺る残滓…その本体は、加害主体のフランス王政が振りまいた恐怖…。その恐怖<-を->、間借りして人心を操作し世界を革新~刷新しようとするお人好し集団【←皮肉】<-が->フリーメイソン=ロンドン・ロッジとそのブランチの実体ってところだと思います…。」→→◎続く

・「…ですが。…その一番の問題は。…ロンドンロッジがその組織拡大の源動力を、フランス王政が用いた冤罪恐怖~“呪い”と“非難に矛先を悲劇の騎士団へ向かわせる誤謬”に因っていることを詳らかにせず…おそらく詳らかに出来なかったワケではなかったのだと語り部=逢友は思っています、巧みに~自在に活用~濫用していること。さらに…その恐怖で揺さぶる源動力は、④と⑧の双方の市井が抱えもつ自責をますます深め、内在しているはずの恐怖を祓う力、これらを圧倒阻害している…ことです《以上-起》。…●そして双方とも孤独と相互不信です、互いに密告しあうが故のものです。だから“呪い”なのです~現代的論理語法では紡ぎ出せない“誤謬”だからです《転》。」

・…(シュメール修辞法では)●巨きな力で黙らし畏怖する裏側で密告の容認と孤独が活性化します《転》…そして▼片方を焦点化すれば他方はおろそかになるのも暗示もします《結》。

・【α=γ】…αの裏側がγ

・―:αは呪い・誤謬

・―:γは(7p蘊蓄中央峰)孤独と相互不信・畏怖~恐怖

・                  ←一つ目の項      -472p

・…

・…「二つ目、」~「便利な“呪いと誤謬”は詳らかにしない方が良い人間集団を産み出し分ける。~“うやむやに放置”するだけで【異端】とされるような恐怖が確実に拡大し歴史的遠近法で【様変わり】しうる。」

・…「なにせ、神殿騎士団に懸けられた呪いは摂理神同等の神聖~神秘な強さと邪悪極まりない異端が同時に有る善悪二義的~両価的な呪いですから。…大きな畏怖にほとんどの①~⑧の人間集団は抗えない~放置するしかない…までは言っておきましょう。」

・「…さきほど、…“詳らかに出来なかった訳ではなかった ”と語り部=逢友黎一はいいました。確かにそう思っていますが、詳らかにする事が簡単でもなかったとも思います。どうしてかというと、めんめんと続く~継承されてきた神殿騎士団異端審問(冤罪)事件から発生した善悪二義的~両価的な畏怖は⑤のフランス王政も⑥番目の革命政府も実体が分からないまま…只々どの人間集団も沈黙し、<御上>を敬ってくれる便利なカラクリに…詳らかにもせず…。…勿論⑦のフリーメイソン=ロンドン・ロッジも、人心を操り・異論を口にするグループを『異端』…摂理に抗う実体化した悪魔として排除する事が出来る便利グッズとして内省せず重宝します。…⑧の『得体の知れない風評~畏怖に揺さぶられ、正義と刷新を錯覚する燃える市井の人間』のグループは異端審問事件からのウマミもその内容も窺い知ることが出来なかったと逢友は思うところあって別扱いし後で考えることにします。」

・「…⑤・⑥・⑦に関してですが、畏怖は被害者群の迫害対象にも向けられますが、この畏怖のウマミは加害者群に属するヒトにも向けられます。…その人達にとって“畏怖 ”はきっと…『異議・異論ヲ口ニ出シテモ構ワナイ、ダガ、ソレハ異端カモシレナイ…異端ガ確定スレバ法的ニモ世俗的ニモ裁カレル。』…そして時・場所がかわると『異端ヲ、無知蒙昧・魔女・土俗信仰・救済サレナイ者・資本家・なちずむ・帝国陸軍、等ト…呼ビ換エテモ、摂理上ノ差シ障リハナイ。…何故ナラ、ソレガ異端ダカラ。』…というように畏怖は形を変えて揺さぶり・脅かし続けているのです。」                          -473p

・「…では、この様な畏怖は①・②・③・④の被害者群の心理にはどう働いたのでしょうか…?。…①の神殿騎士団や②のフリーメイソン=スコットランド・ロッジの立場で考えてみましょうか…日本語にはこの①・②・③・④の立場の視点で的確に言い括る言葉があります、チラホラ出てきて…似ていて対照的なもの…『呪い』―贄必須の最上級-黒魔術です、加害の立場での畏怖は加害者群の心理においては…安寧ですが、被害者群の心理では、“弁明出来ないかつ根拠のない言いがかり”で “糾弾する加害者たちは根拠のない言いがかりを絶対的に信じ切っている…”それと “以上の実行力ある呪縛から加害者も被害者も克服出来ていない。”…ですから『呪い』です。…そうなのですが『古来、日本の呪いには穴が二つあります』…諺的には…“ひとを呪わば穴二つ…。”二つの対―バランスです、即ち、呪うと自動的に “呪い返しの穴―祟り ”ができてしまうのです。…喩えると『呪術を行った』と噂を立てて長屋王の変がデッチあげられましたが…しかる後、これを謀った藤原四子は天然痘で病死するなど不思議なことがおこったりしています…●日本では“穴二つの原理”でゆっくり減少・収束に向かうのが大きく違います《転》。」

・「…ハナシをヨーロッパに戻します。…ところが、この神殿騎士団異端審問事件から創られる “呪い返しの穴 ”は①の神殿騎士団は壊滅…全滅は7割が生存してるので全滅ではなく壊滅です。②のフリーメイソン=スコットランド・ロッジはドーバー海峡の彼方グレート・ブリテン島の奥の奥に位置します。日本のモノサシではスコットランドはヨーロッパなのですが、欧州大陸にイギリス・スコットランド・アイルランドは位置付けられていません…中世初期ではとんでもなく辺境の地、カソリックとプロテスタントに別れる以前の西洋でもケルトの流れを汲むグレート・ブリテン島はカトリックでもなくプロテスタントに位置付けられるイギリス国教会の成立もまだ先のことです。…昨今の欧州大陸とグレート・ブリテン島の微妙な距離感は、イギリスのEU離脱する・しないでも窺い知ることが出来ると思います…そんなこんなで…②のスコットランド・ロッジが何を言おうが当時のキリスト教世界にとって、スコットランドは土俗信仰扱い…異端扱い…だったわけで…“呪い返しの穴 ”の中は何もなかったのです…もっとも騎士団の財産の奪取を謀ったフランス王―フィリップ4世・と異端審問を発動させた教皇クレメンス5世は早々死んでしまいますが、その後のフランス王政の体制に影響は全く無かったのです…。」                                 -474p

・「…残った被害者群③・④の非ロンドンロッジ-フリーメイソンや残滓・被害・濡れ衣を受け継ぐ神秘主義研究者、そして、④の揺さぶられて怯えきる市井の人心・市民も、 “呪い返しの穴 ”には『呪い』ではなく加害者にかかる畏怖と同じような圧力があって穴には何も入れられなかったのです…当時、英仏は百年戦争の準備の時期で畏怖同様の圧力が、庶民にはそんな力や勇気もなかった訳です。…主語を加害者群にするとこの種の畏怖は『本当に使えそう』(本当に最上級の黒魔術になってしまいました)と思ったに違いありません。…ここで、…ハナシを被害者群の③・④…③の非ロンドンロッジ-フリーメイソンや残滓・被害・濡れ衣を受け継ぐ神秘主義研究者、そして④の揺さぶられて怯えきる市井の人心・市民に主語を戻すと…③・④の被害者群は畏怖によって酷く揺さぶられ…もし当時その社会で逢友黎一が生きていたら…しばらく④と⑧の両極を揺らいだあげく、⑧にくら替えしていると思います。…ですから今でも…『表面の形を変えた “畏怖 ”は本当に使えそう。』なのです。

・「語り部=逢友黎一は、この種の畏怖がどんどん巨きくなってゆくのがとても嫌です…不愉快です。」

・…

・「巨きいと強く抗いざるをえませんが…、見方によっては、この種の畏怖が多くの人間集団の凝集力の一部であり…もしかして硬く脆いけど唯一、組織の大きさによっては凝集力の要であったりするからです。フランス王政が謀った神殿騎士団事件群からめんめんと続くこの種の畏怖を排除・掃討してしまったら人間集団の多くが致命的な崩壊となってしまうから…酷く不愉快ですが語り部=逢友は徹底的に排除はしません。…この畏怖の周りにある硬い異和感…その匂いは判りませんがこれ少しでもを感じる人がいればその内容に気がついてもらう努力。と気がついた内容は勝ち負けの世界~文脈では諸刃の剣になってしまうことを言い含める努力を命の続く限り続けたいのです。」

・…「もう一つ。」

・「比較対照しにくいと…対照すべき標的対象~被害者が消え失せてしまう~とか圧倒的なマイノリティーになってしまう…畏怖に抗う人間が冤罪で処刑されてしまった~異世界転生…スコットランド・ロッジ転生せざるをえなかった…とか。 …畏怖が大きくて異和感・異議・疑義を抱えるべき人間~小市民が畏怖の延長線にある揺さぶりで加害者世界に強制転生させられてしまう…みたいなことが熾ってしまうと、普遍的にあるものでも認識しにくいばかりか、多くは負の判然としない心理で包み無意識化してしまうのです。」               -475p

・…

・「…語り部=逢友はこのような無粋なこと…挙げるなら、フリーメイソン…特にロンドンロッジの内情の想像・①~⑧グループ内の心理・心情の感情移入~不明瞭・不精確な境界に侵入。…そればかりか、歴史家は歴史を裁くみたいな界賊的な事はしません…▼語り部=逢友黎一は元々教員で、一・普通の市井の市民で、この点で酷く心病む者です…きっと端から見ると【ナゼナゼバカ】は可笑しいでしょう《結》…それにもう現職に固執…現役にしがみついた呆け狸~物の怪の戯言・妄言として御容赦ください。」

・(シュメール修辞法では)

・【α・γ=δ/ε】

・―:αは呪い・誤謬

・―:γは孤独と相互不信・畏怖~恐怖…α・γ二者共働は

・―:δ<参照(-参-)31p近辺のFM=ロンドン・ロッジ>

   は異端の果てで呪い・誤謬・畏怖・孤独・相互不信を抱

   え込んだまま・惚けて往き、“様変わり”してゆく、

   それはだれも抗えない…。

・―:/経時的に…新たな人間集団の分断を生む<参考

   (-参-)のすべて461p~>

・―:εその分断は前項α・γによってある集団に便利さ

   を産む。抗えないのであるから…。

・                   ←二つ目の項      -476p

・…「これで、二番目~二つ目を止めます。」

・…

・…「その三…」

・「▲同じことを異なった側面でいうと、、加害の⑤フランス王政の非道な“呪い~強制沈黙”、そして①神殿騎士団の無念の“誤謬”<-は->、…⑦FMロンドン・ロッジ内部の神秘主義内部に抱え込まされたまま、善悪二義的~両価的呪いを引き継ぎさせられ・誤謬自体さえウヤムヤに長年放置増殖~様変わりをさせられた~あるいは⑦ロンドン・ロッジの内部で抱え込み主体的に増殖し~歴史的遠近法で様変わり促した。…ということです。…同様にして、②FMスコットランド・ロッジの抗い・市井の神殿騎士団親派の努力を包み隠され異端のままウヤムヤに放置させられたとも言いうるワケです。…《承》」

・(シュメール修辞法では)

・【α’=δ】

・―:α’はα+γ+εが歴史的遠近法で融合してゆく。

・―:δの異端は惚け往き、様変わりし、且つ抗えない。

    前項の畏怖~相互不信のγもあって…二つ目の項

    の旨味からマスマス強化される。

・                  ←三つ目の項

・…四つめのハナシ→

・…「最後…四番目です。」~「▲歴史的遠近法で“呪いと誤謬”と畏怖~相互不信は形を変えて私たちを刺激します…恐怖と孤独《承》●~分断です。《転》…▼でも、ソレデモ、私たちは怒っては、イケナイ。《結》」

・「▲“呪いと誤謬”<-がー>つくる孤独と恐怖…そして歴史的遠近法の果てでの様変わりによって出てくる怒をスポンサーにしてはイケナイ~エンコードされてはイケナイ。」→→▲続く

・「加害・武器・コブシではなくアンテナを掲げたい…鼻にも嗅脳にも吸気~デコードする~カタカムナ=相似共鳴を通したいところです…“呪いと誤謬”のエンコードに酔わずデコードの習慣を…」~「私たちは怒っては、イケナイかもしれない」《承》                            -477p        

・「…時を越える贄の要る高級魔法の担い手⑦FMロンドン・ロッジ並びに、⑥フランス革命政府オマケ現代国家。…についてです…勿論シュメール修辞法に則って…です。」

・…「フランス王政が仕組み神殿騎士団が被った“呪いと誤謬”の影響力下~残滓下での喧伝のために⑦FMロンドン・ロッジいくつかの課題が⑦ロンドン・ロッジ内部での分水嶺があったのではと語り部=逢友は考えます。…半ば当時の過去進行形で~半ば未来からの価値判断を加えてです。」

・…「…シュメール修辞法からの視点です…。」

・「…時とともに▲フランス革命が近代化(市民社会化~その兆し)のステップとして評価されるようになります《承》…。」

・「●“呪いと誤謬”の一旦を担わされ…善悪二義的~両価的神秘の風評をかけられたのは②FMスコットランド・ロッジと③FM一般フリーメイソンと⑦FMロンドン・ロッジの…三者です…秘密の入会儀礼の所為で、目的が違うのに④と⑧の市井からは『一緒端』にされたことは…」先ほどの『薀蓄の第二峰』で語った通りです。…」→→●続く

・…「この“呪いと誤謬”&善悪二義的~両価の神秘の一旦を担わされた⑦FMロンドン・ロッジはこの“呪いと誤謬”を【レトロスペクティブ的に】喧伝に使ったのではないか?…語り部=逢友は思いますし…きっとこの喧伝で⑦ロンドン・ロッジ、メイソンリー(団員)の結束~新規参入者にも優位に作用したのではないかと思います。」…ここまで《転》

・「●表看板は新たに全世界の革新(近代化~市民社会化)を“旗印~表看板”に掲げ…裏看板…⑦FMロンドン・ロッジはシオンの議定書への帰依の二枚の看板で喧伝と組織拡充を図ってきた…と考えられます。…何より、他の②FMスコットランド・ロッジや③のFM一般的フリーメイソンが慎ましやかに営んできたのと対象に⑦FMロンドン・ロッジは“大繁盛”する事になったからこその推測です…④&⑧の市井で『フリーメイソン』と言えば…この⑦FMロンドン・ロッジとロンドン・ロッジを頂点とした全世界にその支部(これも⑦です)を誤謬するのも自然なことでしょう。」…ここまで《転その2》。」

・「…少し繰り返します。濃淡こそあれ、我々被害的な④の市井も加害的な⑧の市井~▼どちらにでも熟れる―両価的~量子的市井は、怒って我を忘れてはいけないのだと思います。《結》」

・…「この⑦FMロンドンロッジと“呪いと誤謬”の歴史的遠近法の果てで拵えられた“怒り”は簡単に私たち自身を見失わさせます。」…「モヤモヤのまま延々放置~アンタッチャブルされた善悪二義的~両価的な神秘と“恐怖と孤独”は④と⑧の市井への重要な販路なのです…」…「あわよくば⑧の加害的な市井が⑦FMロンドン・ロッジへ加盟してくれれば良いのでしょうが…市井在住のまま怒りにまかせて」

・…「改めて、ここで④&⑧の市井にも…、先の⑦のFMロンドン・ロッジのような【歴史的遠近法】で様変わりし巨きくなってゆく“呪いと誤謬”…さらに詳らかしにくい善悪二義的~両価的かつ“ウヤムヤ”の神秘が“沈黙の強要と孤独”…何処か高貴な存在から断罪されるかも知れない恐怖と孤独がのこります…同時進歩的に、近代法の確立で『魔女狩り』のような密告で『異端や魔女』断罪できなくなりますが…恐怖と孤独は残ってしまいます…。なにせ“呪いと誤謬”・善悪二義的~両価的かつ“ウヤムヤ”の神秘ですから…」

・…「…ここで現代-マス-メディア…語り部の価値判断では枠組み⑦だとでおもいます。またこの“呪いと誤謬”・“ウヤムヤ”の善悪二義的~両価的神秘もそのまま…“恐怖と孤独”がもたらす実に都合の良い恩恵が回ったまま何も感じない⑥の現代緒国家~『呪はば穴二つ』を知らない元首~与党も同様に煽動~加害ポジションを取りがち~無意識的にとりがち…だと思います。」        ー478p

・…「やっかいなのは“恐怖と孤独”で洞察を禁止したうえであたりよい『自由』や『正義』を掲げるですから…“呪いと誤謬”・善悪二義的~両価的神秘よりも厄介です。ホント。」

・…「歴史的遠近法の彼方から発する“呪い”と“様変わり”~“怒りに塗れて加害対象への被誘導…”>と同じようなトーンで、“▼世界市民は怒ってはいけないのではないかと思います《結》。”…そんなノリ・怒り・加害衝動で簡単に我を忘れてはいけないと思います!。」

・…「…④の市井間で動く都市伝説では…。フリーメイソン=ロンドン・ロッジはユダヤ資本の白人ブランチであったり、隠れ蓑だったり、近現代国家の暗部あるいは外務省のオモチャだったり、…さらにユダヤ資本は華僑あるいは中国共産党の隠れ蓑だったりもする。⑧のメディアは公共メディアであっても大方小金持ちスポンサーがつき、スポンサーがドコソコのオモチャだったりもするからです、SNSにもそれなりにスポンサーがつき、<ドコカカラノ視点デノ>公共性ということでササと削除されたりも横行するものです。」

・…<せめてもの“花”として2007年10/12現代ローマ教皇庁は完全に神殿騎士団異端審問事件が冤罪であったこと・裁判はフランス王の意図を含んだ不正があったこと・裁判の判断には当時の社会の風評≪⑧の範疇≫に流された等…謝罪の行間溢れた公式見解を公示し当時の裁判資料を公開しました。…とはいえ…>

・…「…④&⑧の市井は大勢いますが、個々は微々たるモノで…『④&⑧の世界市民に大した力~権力などない』…と誰もが思っているかも知れません。」

・…「④&⑧の市井の基本は多様ゆえ何者かが何かを対価<加害衝動>にでも取り憑かない限り、明確な力は発生しにくいから…故…普段は見向きもされない。のです。」

・「…<何者かが対価を獲得するといずれそれはスポンサーがつく…往々スポンサーは権力・暴力などをもってゆく~⑦のメディアあるいはそのスポンサーとなる小金は資金資本へとやがて増殖してゆくから、隠し持っているとも云いうるかもしれません>…<もちろん何者かが獲得しやすく巨きくなり易いのは怒りの感情で>…巨きな力がどのような風評~畏怖を流し・歪め・ぼやかし・使うのか?…それを見極める<語り部=逢友は『デコード』と呼ぶことにしています。>…怒りによる撹乱に注意をはらい吟味したり他者と共有したりすること…相似共鳴…無闇に“呪い”を忌避せず、十分なバランサー…シュメール神話のような修辞法が<対抗措置~対処~多様な視点>に成りうることを忘れてはならない。

・「…巨きな権力・暴力が発動したときあるいは、謀の風評~加害衝動が働いた時、誰が得をしているのか?…得を被った集団は往々にして沈黙する~うやむやにするのが常なのでです、またこれに連動しつ、かつ因果不明で連動してくる対価を獲得した何者かも沈黙する。」

・「…だから世界市民が“怒りという対価”を取り纏め役に支払って出来事の本体が混乱されてしまう、恐怖と孤独と分断の内に④の被害、⑧の加害の坩堝からの出口を見出すためにも“怒り…我を忘れて”はならないのです、そして出来事全体が何と相似共鳴しているもかを探ってゆくのを澱ませてはなりません。…上記の“世界市民は怒ってはいけない”のと同じ意味です…。」

・「価値判断を加味しない歴史では紡ぎ出せない“呪いと誤謬”…法学では歴史的遠近法の彼方で時効~あるいは幾つもの不連続なってしまう“呪いと誤謬”~それから~④⑧ひっくるめて市井の中でナゼカ?継承されてゆく善悪二義的~両価的な神秘~畏怖・恐怖~孤独は…。…現代的論理語法では【悪用の可能性のある】憤怒の感情なしには不可解~了解不能でしたが、…シュメール修辞法を反復する事によって比較的ニュートラルな感情ポジションで祓い易い形にしてみました。④の市井に懸けられた呪いを祓った上での観察主体の洗練です…『呪いのデコード』とも言えるかも知れません。」                       -479p

・…

・「今日のこの瞬間も私たち市井を孤独にし被害と加害に分断する“恐怖と孤独”を贄に…恐らく⑦系のFMロンドン・ロッジや巨大メディア、⑥系の現代国家の企画室では“新しい呪いと誤謬”を煉っていると推測するのは難しくないと、語り部=逢友の“真心”と不適切なスポンサーがいないかも踏まえた価値判断を交えて、推測します。」

・「…保守革新を含めた⑥⑦⑧に所属する方々にはいい迷惑かもしれません…便利な抑圧装置・便利な煽り対象・安易な加害対象発見法が観察されやすくなるのですから…万が一です…もしも逆の立場だったら加害衝動にきっと火が付くでしょう…濃<淡こそあれ…語り部=逢友にも⑧に属する加害衝動が少しばかりあるので分からないワケではありません…黙示録を残した⑧の加害ポジション住民に排除されかかった予言者ヨハネの気持ちが全く了解出来ないワケではないのです…もし⑧の立場で加害衝動を『デコード』出来なかったら、自然寄り合い、内乱の衝動~あらゆるモノの殲滅に身を任せてしまいかねません。…」

・…「▼語り部=逢友が『デコード』~相似共鳴の向こうにイメージしたいのは…モノの属性の果て。…歴史の果て。…時の~時空の果て。…それは無駄な“呪い”とか“加害衝動”で曇らないゆえ…何らかの直接参与~介入ができるかも知れない…というこです。《結》」…

・「本来的に言語は「言行一致」カタカムナの洞察=デコードで強み~持続力~行間を発揮すると思いますが…」

・「…“呪いと誤謬”は歴史的遠近法の彼方によって大きな変容を受け~巨きな力の拡大し続けています。為政者のレベルで乱用される『正義』も“呪いと誤謬”の反復で本来の機能が逆転に勢いが増しています。…“ある種の正義≒妥当性”も“沈黙”させてしまいます。怒りで新しい“呪い”が産み出されようとしています。」

・…「“呪いと誤謬”に脅かされずにいる行間が雲のように漂いつ集いつ~生きている高度な洗練された文明では恐らく『沈黙は金』なのでしょうが、【論理式の遡上に乗りたがらない】“呪いと誤謬”に因る~屈する“沈黙”は“猛毒”なのではないでしょうか?」

・(シュメール修辞法では)

・【α’・β=ε/η+η’】

・―:α’は、α<呪いと誤謬>+γ<孤独と相互不信>

      +ε<分断によるある集団へ生じる便利さ>

      であり、都合の良い歴史的遠近法によって

      練り上げられた大規模の呪い

・―:βは、γの畏怖~相互不信のきわまり分断孤立…

      そしてδの異端の歴史的遠近法の様変わりを

      辿れない~抗えない。…呪いの完成

・…

・―:εは前項α’+γによって加害集団が怒れと焚き付る

・―:/経時的に…人間集団にさらなる分断が生まれる

・―:ηは、…自動的に被害を被り易い市井=④。…どんな被害かというと…前項のとおり、歴史的遠近法で暈かされ洞察が憚れる畏怖・抗えない恐怖、相互不信・孤独に燻り出され『怒れ・起て』と加害集団に転化を呪いとして迫ってくる…さもなければ『異端…かも知れないょ』と加害衝動に塗れて同調圧力を駆ける…これも歴史的遠近法による呪い。

・―:それと同時に…

・―:η’…(デ・ス・カ・ラ)…⑧も④も市井は我を忘れてはならない。…怒りに『エンコード』され、怒りで『洞察=カタカムナ=相似共鳴』の向こう側にあるモノを曇らせては、イケナイ。…▲それに悪徳属性が高いと恐怖・負の怒り~感情で…餌だけで巨大化するから注意が要る…コレモ、呪い《承》。

・                  ←四つ目の項       -480p

・「薀蓄→史実の価値判断→神話シュメール修辞法→続く…」

・…「シュメール修辞法~相似共鳴…なので少々の齟齬には眼を瞑って頂けるとありがたい…。」…「…この“呪いと誤謬”と…抗えない“恐怖・孤独”は夥しい贄を必要とした【認識阻害魔法】です、…昨今のアニメでは<最強上級魔法>のようで…。…特に怒りに塗れた現代的論理語法は“悪いワケではない”ですが、その抽出・分析・解毒は酷く…こ・ん・な・ん、です。…また現代的論理語法で“たどり着いた怒り”は対象無き攻撃衝動となり『一人歩き』します…分析が困難である背景から神殿騎士団のような贄的対象をでっち上げかねません。…▲過去に、とある政党に因って攻撃衝動が誘導されました。攻撃対象は『当時のユダヤ資金資本』でした。…現代的論理語法で当事国での振り返りは…【とある政党党首が我が国を騙した!】。としか結論づけられていません。ホントにお粗末!《承》…我が国でもここに触れると賛否問わず異端視されます、②&③&⑦の多様なフリーメイソンを“十派一絡げ”扱いです、現代ではファシスト扱いです…この語り部=逢友は異端審問裁判も焚刑等の裁定や処罰は受けていませんが、▼呪いは生きてきたのだとおもいます《結》。<呪いの解呪はしてきました・事象の明確化にも語り部は努めてきましたが…現代語法上の帰結は以下の通り…少しお粗末です。…>…●分析が不充分な上に立つ論理語法の結果と怒りに身をまかせるのは“悪いワケではない”のですが些か“不愉快です”。…《転》」

・…「大事な要項…」「なお、語り部=逢友にはスポンサーがいます、多少は語りません…語ると個人情報保護に抵触するからです。…巨きなものに帰依し贄を差し出す認識困難の呪いを受けた健常希求者~加害者と大きく決定的に異なっている人達…④の資質を持つ方がスポンサーです…まあ色んな意味で苦悩し、世知辛い可算世間に心砕き心悩む人達~またこれを支える人たちです…多くは語り部=逢友を支えてくれる方です…、これが利益供与になるかは定かでない(…一般的には当たらない様です。)ですが…、このスポンサーたちは言外に~あるいはハッキリ語り部=逢友にも手弁当で支えてくれる人にも有形~無形の『がんばれ』『楽に…でも、弛まずガンバレ!』をくれるのです、…金銭こそはもらっていないのですが…金銭以上の力の対価のような力をいただいている。…現在語り部=逢友のスポンサーたちは恐らく大勢でしょう…が、顕かに巨きな力はなく…万一持ってしまったらその内容・善悪~公共性から元来の自我で排除を検討するつもりでもあります。」

・…

・「ですから、同じような革新勢力あるいは構成員を大幅増員しその上で構成員相互の凝集が必要とされるときの標準的な処方箋の鋳型にもなってしまっていて、結果、組織が巨きくなればなるほど劣化?特化-レプリカを量産してしまうのです…中華やロシアのように…」

・…「すこし別の視点からおはなししたいと思います…。システムや制度には人の身体の運動機能が必須な要素が必ずあります。コンピュータシステムであってもメンテしあるいは起動スイッチに触る生身の人間が必要なのです…動物は記憶に纏わる神経細胞以外、とくに運動神経繊維は繰り返す反復のうちに…少しずつ誤作動・劣化・疲労します。…疲労するうち修復も不充分も重なり合ってさらに劣化が進みます。…制度・システムに運動要素があるときは特に本質的に劣化・形骸化は組み込まれていると考えるべきものです…そう語り部=逢友は考えます。…」…「…デスカラ…(我が国古来の健やかなカタチでの)継続可能な成長には誠意と莫大なエネルギーが必要なのです。」

・…「アメリカも自由と正義の名の下に自由・正義の内実~核芯を言わせない…それ以外のことは何でも言える“神聖かつ不気味な沈黙グッズを目下錬成中”であることは、この“呪い”を法学者~歴史学者あるいは事件に関係した多くの当該政府~引き継いだ現政府が詳らかにしないことで半ば証明しているようなものです。」                                  -481p

・「文明・文化が進んでも国家間戦争が熾り続ける…(神殿騎士団事件後でも1294~1298イギリスとの戦争、1334~1453百年戦争のように)、一因に巨きな商い~巨きな需要と供給と戦が結び付いているのもありますが、現代にも活きている“この呪い”に手をつけようとしてないからではないでしょうか?」

・「あからさまな怒り・敵対はこれまで語ってきたように巨きな構造物・システムの贄になってしまいます。」

・「前ほどの“お粗末な帰結”…ですが、…それぞれ加害群・被害群の中で…“何がおこっているのか?”焦らず愚直に観察してゆくのが…つまり…巨きな構造物が平和裏に沈静化してゆく可能性は秘めていると。…語り部=逢友は思っています。」

・「…語り部のくせに詳らかな経緯語れず、申し訳ありません、活動性の呪いで恐怖・思考停止はありませんが、あえてフラグ立てる気にもなれなくて…ナゼバカの語り部=逢友は“とあるナゼを巡って”ある組織と敵対することがありました。…相手から巨大資本から給与もらっているワケでもないのに『資本主義のいぬ』。めげないと今度は『ナチ』弁明うけいれず…どう言っても烙印を降ろしてくれませんでした。…憤怒せず(!)に…ドイツ労働党と巨大資金資本との敵対関係。…巨大資金資本と濃密な関係を持つアシケナージユダヤ人(改宗済みユダヤ教徒)列びにスファラディーユダヤ人(母親がユダヤ人の人)…『ホロコースト』の被害は圧倒的に後者…経済人類学からのレポート…。どうも不快感情を抑えて淡々と語ったのが気にくわかったのでしょう…贄(=逢友)がネギ背負って…うろついた語り部=逢友のほうも悪かったのかも知れません(内心は確信犯的にこれぽっちも悪くないと思っています…)。…正直語り部=逢友も“とあるナゼを巡って”敵対する組織とも熱くなってなっていました。…もう少し他の要因もありますが当事者の同意とっておらず…ハナシが通じないと語り部は判断しました…●とある労働争議で著明な職場から逢友は身を退きました≪転≫。…するとどうでしょう2年もしない間に攻撃対象を失った敵対する組織は内部分裂を始めました…おだやかに無血の内部分裂してしまいました。…巨きな構造物と密に関係をもつ“とあるナゼを巡って”敵対する組織が平和裏に沈静化してゆく可能性は可能性ではなく…しょぼいですが現実にあった…と言うことです。…▼怒らず・孤独~孤高に陥らず…キチンと“観察!”してゆくという前提!…があってのコトですが≪結≫…」

・…「ホントに長いですが以上が、『解呪魔法・詠唱』の全文です。…空の彼方から…絶対零度+3度の背景放射からの“ココニイテモイイ!”度々~往々阻害されているのを少し祓い易くなっているのかも知れません。」…「▲畏れたり怒ったり孤独になったりといった、呪いに取り込まれないためにも~この呪いを放っておくと畏れや孤独でヒトはモノを考えられなくなって…そうならないためにも《承》…●<名は体を顕すカタカムナ・ワノクニ~縄文の叡智>ひらがなで考える《転》ことは、▼大事…微々たる個々が孤独に陥らない助力になり得ると…拙い文章を綴ってみました。《結》。」                    -482p






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上です。


次巻は(43):逢友プレゼン・超長詠唱解呪(シュメール修辞法)の続きからです。

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