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〘蠱読〙〜140字の毒〜  作者: 梶野カメムシ
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五三。祖母

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 マミは母に手を引かれ施設を訪れた。初対面の祖母は痴呆症で怖かったが、節くれた手を握り少し安心した。いつしか眠ったマミは、気づけば一人だった。聞けば、母はマミと帰ったという。自分の声が(しわが)れ、手が節くれていることに気がついた。いくら説明しても、看護士は笑顔で(うなず)くばかりだ……



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