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五三。祖母
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マミは母に手を引かれ施設を訪れた。初対面の祖母は痴呆症で怖かったが、節くれた手を握り少し安心した。いつしか眠ったマミは、気づけば一人だった。聞けば、母はマミと帰ったという。自分の声が嗄れ、手が節くれていることに気がついた。いくら説明しても、看護士は笑顔で頷くばかりだ……
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