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〘蠱読〙〜140字の毒〜  作者: 梶野カメムシ
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39/100

三九。幻痛

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 股間の幻痛がつらい。タクシー運転中の事故で切除したのに、勃起の感覚はある。性交はおろか自慰もかなわず、日々悶々としている。ある夜、山道で女の客を乗せた。水も滴るいい女だが、どうも怪しい。これは幽霊ではないか。ならばイケるのではないか。股間にかつてない(みなぎ)りを覚えた。



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