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〘蠱読〙〜140字の毒〜  作者: 梶野カメムシ
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27/100

二七。封蝋

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 許されぬ恋をした中年女性が死んだ。出せず終いの恋文が部屋から大量に見つかり、どれも封蝋がされていた。現場検証の警官たちは封を切り、あられもない求愛の言葉に爆笑した。直後、全ての警官は視力を失い、亡霊の怨嗟の声の下、現場は阿鼻叫喚と化した。眼球は封蝋に灼かれていた。



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