句読点はむずかしい
文章を書くにあたって、その記述方法はある程度の法則に従うべきことがあるようですね。
例えば改行
全くない文章は非常に読み辛くなる上、内容を伝え難くなります。
その上、句読点すら無い文章は読むことに苦痛すら感じてしまいます。
さて、今回はその句読点の問題のうち、会話文の処理について取り上げます。
自分を含め、昭和〜平成あたりの小学校で習うカギカッコ内の文章ですが、
「こんなふうになりますね。」
なろう標準フォーマットは横書きなので、一見すると問題なさそうですが、新聞や多くの出版社では(字数削減のため?)会話文の終わりは
「このようになるんですね」
「いや、そうじゃないだろう」
「問題は何が正解かを決めることか?」
「それにしたって、書き方は自由だろう……」
「記号や三点リーダーを入れるならなおさらだね」
そう、どちらが正解かは論点ではなく、いかに読みやすい、言ってみれば読者目線でいくと、おそらく大多数の方がカギカッコの文末に句点「。」がない方が読みやすいのではないでしょうか。
ここで展開している意見は、執筆されている方に強制するものではありませんが、読者の立場で気になることを取り上げていますので、文体にこだわりがある(個性である以上尊重します)ことを踏まえて、できうるならば参考にしていただきたいのです。