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残り銀貨500枚からの再スタート  作者: 切身魚/Kirimisakana
10/180

弱点:ひとの名前と顔が覚えられない

手持ち、残り銀で471枚と銅0枚。

「大事なのは結果を出すこと」って言葉は、イコール「結果を出せなかったら、面接でどんだけ好印象でも無意味」なのです。ウォーリアの言葉はけっこう厳しい。


「ひとの名前と顔が覚えられないっていう、苦手なのがあって……!」


 言っちゃった!

 これがあるから、アタシは解散決定後も、次のパーティがなかなか見つからなかった。

 この人たちも、すごくいい距離感で上手く稼いでる人たちだけども、だからこそ、


「やっぱお断り」


 って言われるんじゃないか。

 言われても、仕方ないんじゃないか。


 テーブルのふちごしに、自分の膝を見つめる。(相手の顔みる勇気ないです、マジ無理、もう無理)


 そんなんが、体感時間で1燭時くらい、実際には心臓が10回鳴るくらいの時間があって。


「別にいいんじゃないですか」


 という声がすぐ左から。アタッカーのものだ。


「同意です」


 こちらは右側にいたウィザード。

 顔をあげると、僧侶は、ジョッキ一杯の何か飲み干して、ニコっとうなずいた。

 その横で、ウォーリアは「安心おしよ」と言う。


「探索行に問題はつきもんだけど。顔やら名前やら覚えられんくらい、問題ってほどのもんじゃない。大事なのは、探索行から無事に帰って結果だすことさ」

「じゃあ、あの」

「明日の朝、この店に集まろう。で、第一層をひとつ行ってみようじゃないか」

「よろしくお願いします!」


 勢いよく立ち上がったアタシの背後で、椅子が床に転がった。


1燭時:灯心に印をつけた計時方法のひとつ。獣脂ろうそくだと1.5時間、植物油だと1.45時間程度。

お高い蝋燭だと、小さなビーズや鈴を入れて作り、『ロウが溶けたら受け皿に落ちて、時報代わりになる』ものもある。


手持ち、残り銀で471枚と銅0枚。

お読みいただきありがとうございました。

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