祈誓の騎士 三 蒼翼の騎士編
愛するチエのために、自らをヒトではなく単なるモノ、しかも神へ自らの身柄を単なるモノとして捧げることに徹した不器用な男の不器用な慈愛の物語。
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チエの前から聖杯城へと去ったユウト。チエはユウトが死んだと聞かされる。絶望したチエはカズキと結婚したものの、それは絶望の涙に濡れるものだった。そのチエを新たな敵、明龍の眷属黄土の虚空羅、不空羅が狙い蠢く。だが、チエの絶望の涙を見たユウトは、御使いによって聖杯城から出ることを禁じられていた。
自らを下賤不浄と貶めて絶望し、逃げることを拒むチエを、御使いの大軍は守ることができずに崩壊していく。そこに、蒼翼の騎士となったユウトが駆けつけ、チエと御使いを追い詰めた明龍の眷属たちを次々に粉砕していく。
その後も、ユウトは正体を隠しつつチエの傍に潜みつつ守り続けた。ユウトに守られるチエは、潜み続けるユウトを怪しんで追い詰めるのだが、あと一歩でユウトは逃げ去ってしまう。
その二人を、新たな試練が襲う。彼等をふたたび虚空羅・不空羅の大軍、そして叡智と明龍が襲い、戦いは激烈になっていった。
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チエの前から聖杯城へと去ったユウト。チエはユウトが死んだと聞かされる。絶望したチエはカズキと結婚したものの、それは絶望の涙に濡れるものだった。そのチエを新たな敵、明龍の眷属黄土の虚空羅、不空羅が狙い蠢く。だが、チエの絶望の涙を見たユウトは、御使いによって聖杯城から出ることを禁じられていた。
自らを下賤不浄と貶めて絶望し、逃げることを拒むチエを、御使いの大軍は守ることができずに崩壊していく。そこに、蒼翼の騎士となったユウトが駆けつけ、チエと御使いを追い詰めた明龍の眷属たちを次々に粉砕していく。
その後も、ユウトは正体を隠しつつチエの傍に潜みつつ守り続けた。ユウトに守られるチエは、潜み続けるユウトを怪しんで追い詰めるのだが、あと一歩でユウトは逃げ去ってしまう。
その二人を、新たな試練が襲う。彼等をふたたび虚空羅・不空羅の大軍、そして叡智と明龍が襲い、戦いは激烈になっていった。