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Legend.a.League・ルール説明

・【はじめに】

  ようこそ、『Legend.a.League(レジェンダリーグ)』の世界へ。レジェンダリーグは、あらゆる宇宙・惑星・世界・国家に存在する強者『レジェンド』達が集う夢の祭典です。

  あなたはそんな曲者揃いのレジェンド達を管理する『アンバサダー』として、彼らを一つの『チーム』にまとめあげてレジェンダリーグの頂点を目指すのです。


 ~・『Lands of the Monarch』ホームページより抜粋・~



・【ルール事項】

  これより、レジェンダリーグのルール事項について記載する。



・【カードバトルをするにあたって準備するもの】

  ・『スマートフォン』

  ・『デッキ』

  ・『サイコロ』



・【スマートフォン】

  アプリ【Legend.a.League Official.2020】をダウンロードすることで、レジェンドを集めてチームを組むことができる。

  レジェンド及びチームの管理、ゲーム中のレジェンドの入場及び退場、またバトル中のライフ増減の計算等もスマートフォン上での操作となる。



・【デッキ】

  戦術カードと支援カードを集めたカードの束の総称で、その上限枚数は40枚まで。同じ名前のカードは3枚まで投入できる。



・【サイコロ】

  ただのサイコロではなく、レジェンダリーグを運営する『Lands of the Monarch社』(通称『LotM(ロトム)社』)が作った特殊サイコロであり、アプリ【Legend.a.League Official.2020】と連携できるように作製されている。また、このサイコロはカードバトルにおいて攻撃側防御側を決めるのに極めて重要なアイテムでもある。



・【勝利条件】

  ①『先に相手のライフを0にする。』

  ②『ターン開始時、相手の待機室にレジェンドがいない。』

  ③『ターン開始時、自分と相手の双方の待機室にレジェンドがいない場合、相手より自分のライフが多い。』

  ④『相手の山札が0枚になる。』



・【デッキを組む上で重要なカード】

  デッキ内に組み込めるカードはロトム社製の特殊繊維で製造された紙媒体のカードである。

  各カードには『コスト』と効果が設けられているが、使用用途は下記のように異なる。

  デッキに組み込めるカードの種類を以下に示す。

 ・『戦術カード』:場に出ているレジェンドを補助する役割があるため、カードバトルを優位に進める上で非常に重要なものである。ただし、効果を発動するためにはあらかじめ、戦術フェイズ中に作戦場に裏向きで伏せておかなければならない。

 ・『支援カード』:戦術カードと違って、プレイヤーの行動を補助するためのカードであり、また発動可能なタイミングは戦術フェイズのみであり事前に裏向きで伏せておく必要はない。こちらはカードゲームの進行を円滑に進める上で非常に重要になってくる。



・【Legend/レジェンド】

  実際のカードバトルにおいて、戦闘を行う強者達の総称である。現実ではカードという形では存在しておらず、スマートフォン内でのデータ媒体という形で、アプリ【Legend.a.League Official.2020】でプレイヤーが管理することになる。情報としては【名前】【属性】【コスト】【ダメージ値】【能力】を持つ。


・【レジェンドの情報】

  ・『名前』:レジェンドの名称

  ・『属性』:基本的にレジェンドには3種類の属性があり、『星属性』、『月属性』、『陽属性』のいずれかを有している。

  ・『コスト』:そのレジェンドを入場させるのに必要なコスト消費量を表し、数値が高いほど強力なレジェンドとなる。

  ・『ダメージ値』:そのレジェンドが相手のライフに与えるダメージ量を意味している。

  ・『能力』:レジェンドの持つ能力が記載されている。レジェンドは全てアプリ内で管理されるデータであり、その能力は自由に付け替えによるセットが可能である。1つのレジェンドにつきセットできる能力の枠数は3枠までしか保有できない。強力な能力ほど、能力1つで2枠分だったり3枠分を消費することになるので、どのような能力構成にするかは全てプレイヤー次第なのである。これにより、たとえ同じレジェンドであろうとも保有する能力が違うキミだけのレジェンドとなるのだ。




・【各属性の特性】

  ・『星属性』:攻撃側の時に発動できる能力を有しているので、プレイヤーが攻撃側時ならば強く攻めていける属性。

  ・『月属性』:星属性とは反対に防御側の時に発動できる能力を有しており、全体的にカウンター戦術を得意とする防御的な特性を秘めている。

  ・『陽属性』:星属性と月属性とは異なり、攻撃側及び防御側の時に発動する能力は持っておらず、どちらであろうと動けるバランスタイプな属性である。



・【チームとは】

  プレイヤーはカードバトルを始める場合、あらかじめ必ず7体のレジェンドをスマートフォン内で編成する必要があり、その総称こそが『チーム』である。ただし、チームにはコスト上限が設定されており、編成するレジェンド達のコストの合計値が『23』を超えないようにしなければならない。また、同一チーム内において、同名レジェンドを複数採用することはできない。



・【フィールドイメージ】


  【闘技場】【補給所】

  【作戦場】【廃棄所】



・【フィールド解説】

  ・『補給所』:自分のデッキを置く場所。

  ・『廃棄所』:捨て札となったカードを置く場所。

  ・『闘技場』:自分のスマートフォンを置く場所。

  ・『作戦場』:バトルに使用する自分の戦術カードを伏せて置く、または効果を発動する支援カードを開示する際に置く場所。



・【ゲームの進行】

  このレジェンダリーグでは、通常のカードゲームのように自分と相手で交互にターンを回していくのではなく、1つのターンの中で各フェイズ毎に攻撃側→防御側の順に行動していく。



・【ターンの流れ】


 『ゲーム準備フェイズ』(第1ターンのみ存在)

      ↓

 『ターン開始フェイズ』

  ┗『コストステップ』

      ↓

 『ドローフェイズ』

      ↓

 『戦術フェイズ』

      ↓

 『レジェンド入場フェイズ』

      ↓

 『バトルフェイズ』

  ┗『ダメージ計算ステップ』

      ↓

 『レジェンド退場フェイズ』

      ↓

 『ターン終了フェイズ』



・【各フェイズ・各ステップの説明】


  ①『ゲーム準備フェイズ』:ゲーム開始前のフェイズ。各プレイヤーは自分のデッキの一番上から順にカードを4枚引き、これを初期手札とする。また、各々のプレイヤーのライフ【10000】がここで設定される。2ターン目以降からは、このフェイズは省略される。

  ②『ターン開始フェイズ』:ターン開始のフェイズ。この段階で互いのプレイヤーは各々のサイコロを振り、出た目の数が多い方が攻撃側となる。もし出た目が同じだった場合、違う数字の目が出るまで振り直す。また、1ゲーム中に3回のみだが、自分の手札のカードを廃棄所に置くことで自分のサイコロの目をそのカードのコストの数値に変更することができる。

  ③『コストステップ』:そのターン中、各プレイヤーは互いに振って出したサイコロの目の数を合わせた数値分のコストを得る。このステップ中に得られたコストはターン終了と共に全て失われる。

  ④『ドローフェイズ』:プレイヤーは自分のデッキの一番上のカードを引いて自分の手札に加える。

  ⑤『戦術フェイズ』:スマートフォンを操作してバトルフェイズ中に戦わせるレジェンドを待機室から1体指定し、闘技場にスマートフォンを置く。また、自分の手札の中から支援カードの効果を発動するか、バトルに使用する戦術カードを作戦場に裏側で伏せておくかの行動もできる。

  ⑥『レジェンド入場フェイズ』:戦術フェイズ中に指定したレジェンドを攻撃側→防御側の順番で開示し、入場させる。

  ⑦『バトルフェイズ』:レジェンド入場フェイズ中に開示されたレジェンド同士のバトルが行われる。攻撃側は相手プレイヤーへの攻撃【アタック】を宣言できる。一方、防御側は攻撃側からのアタックを防ぐ【ブロック】を宣言できる。

  ⑧『ダメージ計算ステップ』:バトルフェイズ中に発生したダメージの計算を行う。

  ⑨『レジェンド退場フェイズ』:このフェイズは自分と相手の双方のプレイヤーがそれぞれ【アタック】と【ブロック】を宣言したことでレジェンド同士の戦闘が生じた場合にのみ発生するフェイズである。【アタック】と【ブロック】をしたレジェンドの内、ダメージ値の低いレジェンドが休憩室へ退場することになる。

  ⑩『ターン終了フェイズ』:ターン終了のフェイズ。全てのプレイヤーが保有しているコストが失われ、退場していないレジェンドを全て待機室に戻す。



・【バトルフェイズ中におけるプレイヤーの行動】

  各プレイヤーは攻撃する場合は【アタック】、攻撃を防御する場合は【ブロック】とそれぞれ宣言する。

  基本的に【アタック】と【ブロック】は各プレイヤーは1ターン中に1度しかそれぞれ宣言できない。

 『アタック』:相手への攻撃をする際に宣言する。攻撃が通れば、レジェンドの持つダメージ値の分だけ相手のライフを削ることができる。

 『ブロック』:相手からの攻撃を防御する際に宣言する。相手のレジェンドのダメージ値を、ブロックした自分のレジェンドの持つダメージ値の分だけ軽減することができる。また、この行動を取ることでダメージ値の低いレジェンドは退場することになる。また、ブロックしないことも選択でき、その場合はアタックしてきたレジェンドからのダメージをそのまま受けることになる。



・【『入場』と『退場』、『待機室』と『休憩室』について】

 『待機室』と『休憩室』はスマートフォン内に存在するフィールド概念であり、実際の卓上では存在しない。

  ・『入場』:レジェンドを開示することで、レジェンドが闘技場に出現することを指す。入場させる場合、そのレジェンドの持つコストの分だけ、自分の持つコストを消費する。

  ・『退場』:アタックとブロックを互いのプレイヤーが宣言したことでレジェンド同士の戦闘が行われ、ダメージ値の低いレジェンドが闘技場から休憩室に送られることを指す。戦闘したレジェンド達のダメージ値が同じだった場合においては、双方のレジェンド達が退場することになる。

  ・『待機室』:チームを組んだレジェンドが待機している場所。ここに存在しているレジェンド達は戦闘可能であることを意味している。

  ・『休憩室』:相手のレジェンドとの戦闘で力及ばず退場したレジェンド達が送られる場所。ここへ送られるとそのカードバトル中において、原則、闘技場への復帰は困難となる。



・【ギミックステージシステム】

  アプリ【Legend.a.League Official.2020】では、レジェンド及びチームの編成以外にも、カードバトルの際に適用されるギミックステージを設定することもできる。現在、ギミックステージは3種類あり、いずれか1つのギミックステージを選んで設定することで、そのプレイヤーは選んだギミックステージが持つ恩恵を永続的に受けることができる。ギミックステージの名称と恩恵を以下のように記載する。

  ・『銀河』:自分の振ったサイコロの目の数は常に2つ上昇する。

  ・『汽水湖』:自分のチーム内の全レジェンドのコストが常に1つ軽減される。これはゲーム開始前でも適用され、コストは0以下にはならない。

  ・『煉獄』:自分がデッキからカードをドローする場合、常に1枚多くドローできる。

 ※ロトム社及びアプリ【Legend.a.League Official.2020】などは全て架空のものなります。

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