1話 はじまり
初めて要するに処女作(男なので童貞作かもしれません(笑))
意見やアドバイスもお願いします。
では、心のハードルを低くしてから見てください。
アドバイスなどを
↓
gyokusiki@gmail.com
「う、うそだろ・・・。なんで、なんでなんだよぉぉぉおおぉぉぉ!!!!!」
一人の少年がさけぶ。
出来事は数時間前に遡る。
□ □
ある晴れた日の朝
「母さん。ちょっくら狩りにいってくるわ。」
「そう。日が暮れるまでには、戻ってきてね。ジン。 」
「りょーかい。」
「あと、超能力者に見つからないように。あまり、遠くまで行っちゃだめよ。」
ここは、無能力者の集落で超能力者たちにもまだ見つかっていない比較的平和なところだ。
ちなみに、俺の親父は、狩りの途中に崖から落ちて死んでしまったらしい。遺体も見つかっていないから
墓も建てられないらしい。そんなことはさておき・・・・
ジンが、今日は何を狩ろうかと考えていると、一人の女性が声をかけてきた。
「ジンー。今からどこへ行くの?」
声をかけてきたのは、シノで有り体に言えば、俺の幼馴染だ。可愛らしい顔つきに、
元気な印象を与える茶髪と大きく、パッチリした目。
シノは、その大きな目をパチパチと瞬きながら聞いてきた。
「森へ行くんだよ。狩りしにいくんだ。大物獲ってくるから楽しみに待ってろよ。」
「えー。別に期待なんかしないよ?」
「なんだと!?」
「なーんて冗談だよ。期待してる。」
ニカッとからかうような笑みで笑いかけてくる。
正直、ドキッとする。
「ところで、そのバッグの中に入ってるのは何?」
「これか?」
ゴソゴソとバックをあさり取り出したものは
「じゃーん。地雷だ。すげーだろ。」
「ふーん」
どうでもいいやとでもいうような返事が返ってきたのでジンは少しからかってやろうと思い
「シノ、お前も付いてくるか?」
「え、え!?別にいいよ!!」
さっきと、うってかわっていきなりわたわたと、あわて始めるシノ。
昔、シノは俺と一緒に森に行ってあることがあって、その時あることがあってから、森へ、あまり、行こうとしなくなったのだ。
「シノ!!何してるんだい!?あんた、自分の仕事はどうしたんだい!!」
「やばっ。そういえば、やることあったんだ。」
冷や汗をたらしながら言うシノ。
俺は、ため息をつくと
「ホラ、早くいってこいよ。お前の母さん怒らせるとこわいだろ?」
「うん。それじゃあ、狩りがんばってきてね。」
手を振りながら走っていくシノに手を振って
「おう!!」
俺は一言そういって森へ向かった。
□ □
「よし、ここに地雷を埋めて、後は動物を探して、ここにおびき寄せるだけだな。」
地雷をいくつか埋め、目印をつけ動物を探しにいくジン。
少し、森の中を歩いていると、ある木の幹についた傷を見つける。
「やば、これって・・・」
冷や汗を流し始め、心のなかで思う。
これって、この森の主の大熊のテリトリーの証だよな・・・・
そんなことを考えていると
ドシン、メキメキと背後から大地を踏みしめる音と落ちた木の枝を踏み折る音がする。
おそるおそる、後ろを見ると、
熊がいました。
それも、ただの熊じゃない。5メートルほどの巨体の、持ち主だった。
「ぐおぉぉおぉおぉぉォォォ!!!!!」
雄たけびを上げながら、その大きな手を振りおろしジンを叩き潰そうとする。
「ヤベッ」
とっさに後ろに飛んで、すんでの所で大熊の攻撃をかわす。
さっきまで、自分のいた場所にあった木がバキバキといいながら吹っ飛んだ。
のどが干上がりそうになったが、熊を睨みつけながら距離をとる。
何時間にも感じられるような数分、ジンが15m近く離れることに成功した。
逃げられるか?と思い気を抜いた瞬間、大熊がジンに向かって、突進し始めた。
うそだろッ!!
頭の中で考えを張り巡らせて、1つ思いつく。地雷だ、地雷を使えば・・・・
「あと地雷を埋めた所まで、そんなに離れてないはずだ。よしっ。」
ジンは、すぐに行動へ移し地雷のある方向へ走り始める。だが、熊は時速30km~40kmまで出るという。
そこで、ジンがとった行動はジグザグに走るというものだった。
熊は、方向転換が苦手という。ならば、逃げるときにそこを突けばいい。
ジンが、後ろを確認すると、大熊との距離は、あまり変わっていない。思うように
スピードが出ていないみたいだ。
そして、地雷の目印を見つけ、その前で立ち止まり、後ろを走る、大熊を確認した。
およそ4~5m程度のところまで近づいていた。
恐怖心を無理やり押さえつけ、大熊がもう少し近づいてきたところで、思い切り横に飛ぶ。
大熊は、止まりきれずに地雷をふみ、
ドン!!
という轟音と共に衝撃波が、ジンと大熊を襲う。
ジンは背中を、後ろにあった木に打ち付けられ大熊は、地雷の爆煙でよく見えない。
「や、やったか?」
意識が、朦朧としながらつぶやく。ふと、視界に入ったものがあった。人だった。複数いるようだ。
なんだ、なにを話してるんだ。
そう考えると、急に意識が飛んだ。
くそ・・・なんなんだよ、ん?だれかが、こっちをみ、、、て、、、
最後に視界に映ったのは、漆黒で長い髪で冷たい印象をもつ瞳に、長いまつげをした綺麗な女の人だった。
「・・・・・・・・・」
どうでしたか?
思ったより楽しめましたか?
もしつまらなくても、私は豆腐メンタルなので批判はオブラートに包んでくれるとうれしいです。では、次は一週間以内に投稿しようと思います。
応援してくれるとうれしいです。
また次の話のあとがきで。