【フロントルーム】【エンディング】
…気を失っていたのだろうか…?
太陽の光が暖かく照らしてくれる。
口の中に草が入り、誤って草を食べてしまい急いで口の中の草をペッと吐き出した。
ゴロンと大の字になり、空を見上げる。
青い空に白い雲がゆったりと流れている。
身体の痛みを感じながら、ゆっくり身体を起こした。
辺りを見回すと川が流れており、その川からせせらぎが聞こえてくる。此処は見覚えがないが…。
疲労感がドンッと身体にのしかかる。
1日では回復するとは思えない疲れも残っている。
落ちる前に持っていた荷物は何故か戻ってきており、急いで手元の携帯で確認する。
20××/10/×× 午後2時36分
向こうの世界に落ちた時間から数時間しか経っていなかった。長くて嫌な夢を数時間も見続けたというのか…?
その割にはリアルすぎる夢を見た。
あの世界での出来事は嫌な長い長い夢だったのか?
その割には食べた物や飲んだ物の味は覚えている。
長かったか短いかと感じるかは貴方次第だ。
普段通りの日常に戻り、この出来事を覚えているか忘れているかも分からない。
とりあえず家に帰ろう。
ゆっくり立ち上がり、けもの道を辿ってこの場を去った。
ちらっと見えた手首には、どこかで出来たであろう生々しい傷が未だに残っている。
でも、本当に地球に戻ってこられたかなんて保証はないけれど。
【Normal END The Back Roomsからの脱出】




