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【The Back Rooms】  作者:
48/55

【All Aryan Cuisine】

2Fに着き、エレベーターの扉が開かれる。


古代から西暦2000年前後のインド・ヨーロッパ語族に分類される民族で食されている料理を堪能することが出来るようで、ドリンクバーも多数あると聞いた。


メニューは上からぶら下げる看板のような物があり、その看板は石のような素材で出来ている。

そこには読める範囲で「プルス」「ビリヤニ」「カレー」「エスカルゴ」「スパゲティ」等確認出来た。


注意書きに【地上1Fで提供されている料理はここでは提供されていません】と書かれていた。



機械にバンドを読み込ませる。


ここではお皿等は自分で取りに行くようだ。


お盆とお皿2枚、箸を持って行く。



馴染みの深いカレーだけでも十数種類あり、普通のカレーから、キーマカレーや初めて名前を目にするチキンティッカ・マサラ等が大きな鍋に入った状態で置かれている。


スパイスの香りは食欲がそそられるが、今はカレーの気分ではない。他のも見てみる。



次に近かったのが、ビリヤニという料理だ。

どこかで聞いた名前だ。

炊飯器のような物で炊いているようだ、中を覗いてみる。


スパイスの香りと同時に何かの肉が一緒に炊き込みご飯のような感じで混ぜられている。




あ!と思い出した。

そういえば地球にいた時に何気なく見たテレビ番組でこの名前が出ていた事を思い出す…



《松茸ご飯と並び世界三大炊き込みご飯の1つと称されており、インドにおいてビリヤニは、イスラム教徒の結婚式でお祝いの食事とされていたり、屋台で日常的に食べたりなどして、国民食として幅広く食べられている…》と、料理人が話していた。


変な形で思い出す事にはなったが、知らないわけではなかった。せっかく目の前にあるのだから、食べてみる事にした。お皿に盛り付けておいた。



他はタラコスパゲティを少し盛り、コップの中に緑茶を入れて、立食スペースに入る。



手を合わせて いただきます と呟いて早速ビリヤニを食してみる。



この味はなんだ?

不味くない。とても美味しい。

だがこれを文字に表すのが難しい。

表すのも失礼な程に、自分の口に合いすぎる。


野菜や肉が入ってそれが味を更に引き立てている。


飾りにカシューナッツやレーズンが乗せられており、それが更に味に深みを増している。




この美味しくて素敵なご飯の写真を残せておけたらどれ程良かったのだろうか。残念だ。

それ程までに食べ物に対して感動を覚えたのは、初めてだろうか?



食べた事ない物をゆっくり味わって食べた事もあってか、満腹と幸福が溢れてきた。


これから先もどれだけ歩き回るか分からない。腹八分目程で留めておくのが良いだろう。



口直しに持ってきた飲み物を口にして、ご馳走様と小声で呟いた。



返却スペースらしき所に、お皿とコップを置いて返却してきた。




休憩スペースに椅子がある為、座って少し休憩した。

お客さんの様子を見ていると、それは人間のような姿のようなやつから、顔に黒く塗りつぶされたような顔をしているものもいる。

深くは関わらない方がいいかもしれない。

こちらが敵意を持って接触をしなければ平和に過ごせるのだ。それは向こうも同じなのかもしれない。





お腹も落ち着いた頃、出口に向かう。

出口に行く扉とエレベーターが両方あり、どこに行こうかは貴方の自由である。



どうする?



・5F(出口修理中)▶︎https://ncode.syosetu.com/n9780lt/45/


・4F(出口修理中)▶︎https://ncode.syosetu.com/n9780lt/46/


・3F▶︎https://ncode.syosetu.com/n9780lt/47/


・1F▶︎https://ncode.syosetu.com/n9780lt/44/


・出口▶︎https://ncode.syosetu.com/n9780lt/52/

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