【Various Pizza】
5FのVarious Pizzaに来た。
エレベーターから出ると、フワッとピザの香りが立ち込める。
お客さんが沢山いるようで、大繁盛のようだ。
広さは自分が予想するより遥かに広く、飲食スペースも十分にありそうだ。
読み込みの機械に向けてバンドを向けると、ピッと音がして、自分の目の前にお皿と皿の上に乗ったピザ生地が現れた。
それを静かに受け取る。
周りを見ると、ビュッフェのようにピザ生地の上に自分の好きな具材を乗せていくようだ。
具材は、王道のケチャップやチーズ、ソーセージの他にも、ハムやシーフード具材、野菜や果物等の具材がそれぞれ単品で置かれており、どれも自分のオリジナルのピザが作れるようになっている。
チラッとしか見れていないが他の食材もありそうだ。
ドリンクコーナーもあちこちに置かれているようで、自分の好きなコーヒーを飲もうと、コップを手に取りその中にコーヒーを注ぐ。
アイスコーヒーのようだ。
だがこれから熱いピザを食べるから好都合だ。
どうやら、初めから完成してるピザが置かれているコーナーもある。
それは初めから食べられるようになっている。
ビュッフェにはない具材が乗せられているピザもありどうやらそれが大人気らしい。
立食するならこの階にいるシェフが焼いてくれるが、席に座るなら自分で焼く事になる。
たまに取り合う暴動が起きているが、それらの存在はいつの間にか忽然と消えている事があった。
具材を乗せ終わったら席に向かう。
ビュッフェと書いてある通りに立食する事も出来るが席に座る事も出来る。そこは自由のようだ。
ソファーが1つありそこが座る席である。
机の横にはピザを焼く窯みたいな物がドーンと置かれている。
席に座ると、窯に火が付く。
ピザを入れる為の場所がある。
そこにピザを入れると蓋が自動的に閉められピザが焼かれていく。
少し待つと、チーン の音と共にお皿の上にピザ自身が移動する。なんて便利なんだ。
こんな世界で焼きたてのピザを食べられるなんて、夢を見ているようだ。
お腹の虫の音が鳴る。早く食べよう。
早速焼き立てピザにかぶりつく。
自分が好きな具材を選んだからというのも相まって、自分が今まで食べてきたピザの中で1番美味しかった。
不規則な生活をしている中でのピザは、身体にすごく染み渡る。アイスコーヒーも今は自分の思うがままに飲めるのだ。じっくり噛み味わう。
ここは時間を迫られるようなところでもない。
心ゆくまでじっくり味わおう…。
自分が満足するまでピザを食べ、心から堪能した。
…
腹いっぱいにピザやコーヒーを味わった。
満腹になって幸せになった。
幸せを感じたと同時に眠くなる。
ああ眠たい…
その席で幸せな顔をして眠り始めた…
zzz…
身体をゆさゆさと揺らされ目覚める。
ハッとして起きると、入口にいたガードマンが傍に立っていた。どうやら起こしてくれたようだ。
すぐにその場を立ち、謝罪をした。
ガードマンは大丈夫、大丈夫…と言いたそうにオロオロしつつも少しほっとしているような…気がする。
お礼を伝えてから移動用のエレベーターに向かう。
何時間寝ていたか(失神していた?)か分からないが、少しお腹がすいている。
それにしては早いような…?
次は何処へ行こうか…?
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