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【The Back Rooms】  作者:
19/55

【⚠︎Lv.!走れ!!】

赤い光に包まれた部屋に無理やり来させられ、床に叩きつけられた。

数百m離れた後ろに扉があり、!の赤いマークが大きく描かれていた。

このレベルに連れてこられる前に出来た怪我が痛みと現実を思い出してくる。


この中はまるで病院の廊下のような所であり、どこを見ても赤い。不安感と罪悪感が背中に…胸に伝って上がってくる。


突如大きなサイレンが爆音で耳を劈く。

耳を塞いでもその音は楽になる事なく、ずっと鼓膜を攻撃する。蹲って動けなくなる程だ。

とてもじゃないが痛い。はちきれそうだ。


突如、ガダァン!と大きな音が聞こえた。

音をした方を振り返ると、あの時出会ってしまったでかいエンティティと一緒に知らないエンティティも共に、あの扉を壊してやって来た。


それは同時に大きな死がやって来たということと同じだ。

大きなサイレンなんて耳を通り抜けて聞こえない。

その状況をすぐに飲み込めずにいた。

何が起きているかなんて分からない。

だが確実に言える。



あいつらに捕まったら絶対死ぬ それは言える。




じゃあどうすればいい?




逃げるしかない!!!!!



そう危険信号を脳に伝え、一刻も早くエンティティ達から逃れようと前に向かって一直線に走り出す。




エンティティ達もそれに合わせてこちらに襲いかかろうと走ってきた!!!




赤い光に満たされた廊下




耳を劈くようなサイレン



後ろから襲いかかる大量のエンティティ




死の鬼ごっこが猶予もなくスタートされた。



幸いルートは一直線であり、途中曲がったり複雑なコースがあったり…とかはなさそうだ。

だが走り抜ける時に障害物が邪魔をして阻もうと現れる。

それらを避ける必要があった。


後ろのエンティティ達は、障害物なんてお構いなく全てを壊すので時間稼ぎなどは考えない方が良い。


ひたすら前に向かって走るしか道はないのだ!!



自分の足や身体を心の中で鞭を打ちながら走る!




障害物を避けながら走っていると、走っている先に何かが見える。

赤い光に【exit】と書かれた看板の下に扉がある。


あれは出口なのか!?出口なのか!?


もっとよく見る為に走って近づく。


出口に近づくにつれて、別の道が現れ始めた。

どうやら曲がって行く道があるようだ。

この先に進むには、【exit】と書かれた扉の中に意を決して入るか、曲がり角を曲がって、死の鬼ごっこを継続するかを選ばないといけない。



どっちに進む?





迷っている暇はない!!!!





(【exit】に向かって走る)▶︎ https://ncode.syosetu.com/n9780lt/17/




(曲がり角を曲がる)▼そのまま下


























曲がり角を曲がりその先を進む。

【exit】と書いてあったが、曲がり角の選択肢を選んだ。

死の鬼ごっこはまだ続く。

まだこの地獄を見る事になる。



後ろから大量のエンティティが咆哮をあげて追いかけてくる。


その足は遅くはならないようだ。

かと言って速くもならない。一定の距離を保っているようだが、追いかけられている奴にそんな確認をする余裕なんてない。


自身の足に鞭を入れて走り出す。



まだだ、まだだ…






まだこの場で終わらせるわけには行かないのだ!!






障害物を避けて走ってきたが、少しずつそんな余裕も消えて体力が消費されていく。

地面に転がるガラクタも相まって邪魔だ。



大量の破壊音が鳴り響き、咆哮が次々唸りあげ、追いかける音は鳴り止まない。




前に走るしかない。






そんな前にはまたあの出口の扉が。





【exit】




赤い光を放ち、ぼうっと光を照らす。

また曲がり角がある。




あの時選択した時と同じ状況だ。


今度こそ出口へ行くのか?


それとも曲がったからもう一度曲がるのか?







悩む時間はない。



どうするのか?







(【exit】に向かって走る)▶︎ https://ncode.syosetu.com/n9780lt/17/



(もう一度曲がり角を曲がる)▼そのまま下




















もう一度曲がった。



同じ景色が広がっている。


だが自分は曲がる事を選択肢から外さなかった。




本当にこれで良いのか?



悩んだ瞬間にそれは分かった。



かなり奥ではあるが、さっき見た同じ出口が見えた。



さっきスルーしたあの出口をさっきも見た。偽物だった?


じゃあなんであそこにも?


なんて思いながらも、後ろからの得体の知れない化け物からひたすらに逃げ出す。



足が限界に近い。

もう立ち止まりたかった。


でもあれが出口だと信じてもう少しだけ頑張る。







走れ!!!











…だんだんと出口が見えてきた。


あれが本当の出口だろうか。


曲がり角もない。真っ直ぐの道だけだ。


その距離はあと少し。



だがエンティティとの距離も近づいてきている。


もう望むならあれにかけるしかない!



咆哮がかなり近い。もうあの出口に賭けるしかない。



何も考えないままドアノブに手をかけ、扉を開けてその中に飛び込んで行った。












残されたエンティティ達の姿はもうなかった。



扉の先▶︎ https://ncode.syosetu.com/n9780lt/20/

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