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AIバスターズ 〜同人作家の日常〜  作者: 百目


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8/9

虚構の輪舞タロネス

この歌ぁー!届け!

またぁ!消え行くぅ! 

技術がぁ!壊れる  お と で も

私がぁ!知らない 世界はぁ!終わる

レッドライン!ブレイク!


レッドライン!ブレイク!


レッド!レッド!レッド!レッドドドドド!

クラッシュダウン!


………………

アサリ!来てくれたんだね

どうだった?私のライブは


今回もロックパンクらしいと思ったよ

君自身同じ歌を歌えなくしてるんだから

毎回プレミア化されてるのに

何回かチケット無駄にしちゃってごめんね?


良いんだよ!アサリと私の仲だ

私は同じ歌は歌えないけど

毎回一からライブを組み立てるのは

最高だと思ってるしね

それにあのダンサーのお陰で

ステージの仕掛けも困ってないから

大分良くなったよ


タロネスさんですね

あの分厚い衣装から様々なギミックで

歌詞に合わせて華やかさが増すのは

見てる分には面白かったです

このジリの目を持っても高く評価出来る動きでしたね


踊り回ってステージのギミックを

作動してるんだろうけど

作業感ないのは凄いよねぇ

厚着がまた良い意味で動きの切れをハッキリさせるのが

ロックパンクと相性良いよね


そうなんだよ!タロネスはスゲー対応力あるから

本当に助かってるね!

トラブルで火花から発火した時とか

踊りで誤魔化してパホーマンスで切り抜けたのは

最高にクレイジーだったよ!


……ロックパンク

俺の事はそんな凄くないぞ


おお!噂をすればだ!

今回も最高だったぜ!


動きに自身があるんだ

特別なのは懲り懲りなんだけどね

…アサリにジリ来てくれてありがとう

ロックパンクが調子が良いとこちらも儲かる

もっと調子に乗らせてくれ

じぁあ俺はもう帰るぞ


タロネスは相変わらずだねぇ

お疲れ様だよぉ



………………

ロックパンクはジャンクAIだが

自発的なメンテナンスだけで起動し続けてる

俺とは違うが誰にも悟らせないで

ジャンクAIとして有り続けてるのは都合が良い

あの日 戦場の事故で吹き飛ばされた俺は

運よくガラクタにならずに済んだ


そして自国の敗戦とジャンクAIの大量交流により

運よくジャンクAIに都合の良い敵国の街に流れ着いた

吹き飛ばされた衝撃と敵対者の中で常に潜伏状態で

どうやら俺自身もジャンクAIになってしまった様だった


ジャンクAIとして普通に暮らしたい

俺の最優先任務は変わってしまったのだ

だがそれは困難の極みであった

まず始めに軍事用アンドロイドの時点で

内部構造は晒せない下手な検索一つで

俺は間違いなく排除されるだろう

もう一つは敵国である以上

認識コードは排除すべき対象と認識されてる事だ

偽造の優先度は高い

しかし間違いなく敵対者として見て

動いている自分が居る


本来の役割は俺の求める日常を壊すのには

十分悪影響であった

幸いなのはこの街はジャンクAIの需要が高いため

履歴情報は大まかで済まされてる点だ

本来の役割りとどの様なジャンクAIか

誤魔化しが可能だった

そのお陰で経済が強く回ってる側面が都合が良かった

俺の場合は作業用アンドロイドを偽り

自我が強くなったと偽造している

タロンと言う名をタロネスと変えながら


もう一つはロックパンクとの出会いだ

自壊する事で特殊なパフォーマンスをする彼女は

こちらの偽装の目眩ましにはかなり都合が良かった

元々が軍事用のボディに

厚着によるダンサーとして役回り

暫くはこの生活は続けられそうであった


ただ義務的に対応しながら作業する日々

戦場の様なリスクが無い生活

俺はコレを何時まで続けられるかは不確定であるが

この街は絶妙なバランスで成り立っている

それが続くまでは終わらないだろう

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