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AIバスターズ 〜同人作家の日常〜  作者: 百目
私達の思い

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17/19

挑戦者カエデ

さあ!アサリ!

私の作品がどう悪いか指摘してみなさい

これは自信作なんだから難しいと思うけどね!


カエデちゃん

カエデちゃんにしかない表現力って言うのもあるから

私がとやかく言う事はないとは思うんだけどなぁ

本当に聞く気かい?


当たり前よ!

ライバルとして手厳しくお願いするわ

お姉ちゃんが唸らすその思考を暴いてやるんだから!



姉妹揃って騒がしいですね

ツミキさんは私に対して厳しく

カエデさんはご主人様に対してうるさく

全く何なんですかなね

この血筋は


まあまあジリちゃん

少し時間掛かるから

お茶でも用意して上げてよ


はーい ご主人様

カエデさん

お茶菓子もありますから

好きなだけ食べてお夕飯食べられなくなって

後で怒られて下さいね


いったい何時の話をしてるのよ!?

もうそんなに子供じゃないわ私?!

ジリちゃんは本当にメイド型のアンドロイドなの?

ジャンクAIにしても凄い言い方よね本当


あはは

ジリちゃんは昔からそう言う所あるよ本当

見た目以上に長生きしてるからねぇ

私が生まれる前のモデルだから

カエデちゃんからしたら結構違いがあるかも?

じゃあ少し待っててね 読んでみるからさ


うーん

その時期だと忠誠心とか礼儀が

注目されてた頃だったと思うのに不思議だわ


………………


うん 読み終わったけど

私の考えを聞きたいって言ってたけど

本当に良いの?直接意見を聞くのって

想像以上に影響あるものだよ?

それにカエデちゃんには

カエデちゃんの素晴らしい考え方があるんだから

ゆっくり育んだ方が良いかなって思うんだけどさ


構わないわ!

お姉ちゃんがどんな所に

あなたを信頼してるかが知りたいの!

なら厳しく指摘して貰った方が分かりやすいじゃない


手段と目的が反転してません?

ご主人様は別に技術があるから評価されると言うより

勝手に評価されてる人ですよ?


あー ジリちゃん

たぶん違う

カエデちゃんは自作を

私の目で解体されるのが知りたいんだよ

評価は二の次だねコレ


そうよ!

そう言う事言えるあなたの思考を知りたんだから

ジリちゃんは黙っててね!


そこで偉そうにされるのは腑に落ちませんね


まあまあ

んで本題だけど個人的には

全体的に良い物語だと思うよ?

見放される主人公がどの様な思いを積み込んで

届かない手を伸ばす終わり方だね

出会い スレ違い 別れる

複雑な思いを短編的にちゃんと表現しているのは

とても好印象

本当の思いに対して主人公が気付く頃には

手遅れだった感じは人を引き込む力を感じたよ


当然よ

でもアサリの意見はそこでは止まらないんでしょう?

さあ具体的に教えなさい


うーん作品に泥を塗る様な真似は苦手なんだけどね?

じゃあ指摘すると

まず意図的にスレ違いを左に過ぎ去るのは流石だね

左脳によるコントロールから

右手に意識が集中するのを利用して

左へ去る構図は技術的に喪失感を上手く引き出してる

でもその意識が高過ぎて最後の決定的シーンでは

飽きが来てしまって伝えたい影響が薄くなってるね


コレの解消策としては

大きなコマや裁ち切る「ぶち抜き」って

方法の方がインパクトがあって良いとは思うんだ

1ページの力の入れ方が本当に勿体ないとは思ったね


あとは全体的に特別言える事は少ないし

それはカエデちゃんの個性の問題だとは思うな

必要な技術は揃ってるけどまだ慣れてない印象があって

思いの強さから試行錯誤に至るまで

不慣れな所が部分的に垣間見えると言うのが初めの感想だね


それから詳しく言えば……


…………………………


だから目の動きが


なるほどです…あ!

ごめんなさい

そろそろ時間が来ちゃった

今日は美味しいハンバーグを作る日だから帰らなきゃ


おっと!こちらも話し込んじゃったね

時間を忘れてたよ


完全に自分達の世界でしたよ

ジリが入る余地がありませんでした

ところでまたハンバーグですか?

何か毎回同じ理由で帰りますよね


そうなのよ

アサリの家から帰り道で

良いお肉屋さんを見付けたの

ハンバーグは私もお姉ちゃんも大好きなだし

そのハンバーグに適してるお肉なのよねあそこ


少なくとも月2のペースで食べてますねソレ


そう聞くとハンバーグが食べたくなるなぁ

ジリちゃん今度作ってよ


はーいご主人様

ご主人様の健康に適したタイミングでなら

作りますよ


意地悪だなぁ


くふふふ

今日はありがとうねアサリ

またあなたの考え方が少し分かったわ!

今度はあなたが全力で褒めるものを描いてやるんだから

待ってなさいよ!じぁね



夕暮れの帰り道

そこには様々な人々が行き交うものだ

例えば姉の為にハンバーグを作ろうと

お肉屋に立ち寄る少女の姿などもその1人だろう

些細な事だがこの様な風景はとても貴重であると

ある人は言うのであった

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