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だから僕は嘘をつく  作者: 夜明碧堵
バーでの出会い
3/3

隣の男性の名前

「僕もお酒好きだからさ、同士を見つけようと思って。あわよくば仲良くなりたいなーって。…リア友も結婚し始めてるし、僕もそういう出会いが欲しいなーっていうのもある笑」


そう言って私の顔を見た。

「そういえばこれ名前なんていうの?せっかくなんかの運命で会ったんだから、連絡先交換しようよ!」


ちらっと相手の目を盗み見る。


すっかりお酒とその場に酔ってしまった男性。

服、性格、礼儀作法...悪くない。

特に柔らかとした目つきが好きだ。

この人と一緒にいたら楽しくなりそうだし、結婚できたらきっと幸せになれる。

お酒に酔っているが、態度で良い人だと伝わってくる。

(派手じゃない控えめな性格...めっちゃタイプだなぁ)


「いいですよ。」


そう言ってQRコードを画面に映して男性の前に差し出す。

手帳型のクリーム色のスマホケースが一際目立つ。

今時手帳型のスマホケースの人は珍しいだろう。

こんなおしゃれなバーで流行りに乗っていないのは、周りの目もあきさんの目も少し気になる。


「あっ、追加できた〜!真琴ちゃんっていうんやねぇ。僕は潤橋輝!あきって読んで!」


「あき、さん」


あまり男性を下の名前で読んだことがないから少し照れてしまう。


「これからよろしくなぁ。仲良くしようや。」

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