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「神様、助けて!」現れた無敵の戦神は実は可憐な少女でした  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して


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赤い死神と暴風王女はビッグゲートを制圧しました

収容所を占拠したアレクとジャンヌはインディオの奴隷たちを10人一組に組の単位で組ませた。その中で隊長と副隊長を決めさせる。

そして、100人で中隊。1000人で大隊とした。

5大隊が出来る。


そして、二人は1個大隊に収容所を守らせて、4個大隊を率いてビックゲートの守備隊を攻撃させた。



「敵襲です」

司令部に報告が行った時にはビッグゲートの師団本部の巨大な正門はジャンヌの放つ爆裂魔術で吹き飛んでいた。

「な、何だと」

司令は奴隷収容所で暴動が起こったのは掴んでいたが、占拠されたとの報告は受けていなかった。

「直ちに応戦せよ」

そう叫んだ時には、師団の宿舎にアレクが巨大爆裂魔術を放つ。

凄まじい爆発が起こり、火柱が立った。ホワイテアの兵士たちは慌てて剣を構えて出てきたが、狩猟民族のインディオ達は弓矢で炎の中に浮かび上がる兵士たちを次々に射ぬいていく。


それに対して出て来た魔導師が爆裂魔術で対応する。


インディオの兵士たちが次々に火達磨になった。


「おのれ」

アレクがその魔道士達に爆裂魔術を放つ。

魔導師は障壁を張ろうとしたが、それを突き破って爆裂魔術が破裂した。


多くの魔導師が弾け飛ぶ。


司令部へはジャンヌが1個大隊を率いて突入した。

1時間の激闘の末、ビッグゲートの守備隊司令部は陥落した。





その1日後に5万弱の大軍を率いたユレルミ・ムーリ大将軍はビッグゲート陥落の報を受けていた。

「何じゃと、ビッグゲートの守備隊が奴隷共の反乱軍に負けたというのか」

激怒してユレルミは叫んでいた。

「敵の兵力は」

「奴隷共1万とのことです」

「街の守備隊はどうした。奴隷共など、烏合の衆、守備隊5千で負けるわけ無かろう」

「はっ、何でもアッチラのシャラザールの一味の仲間も加入しているようで殲滅されたそうです」


「シャラザールなど旧大陸の伝説の戦神ではないか。そもそも古の戦神など出てくるのがおかしかろう。何故伝説の戦神などに負けるのだ」

ユレルミには理解できなかった。


「で、ビッグゲートはどうなっておる」

「インディオらに完全占拠されたそうです」

「おのれ。インディオめ。劣等民族のくせに我ら白人に楯突くとはいい度胸をしておる。殲滅してやるわ」

ユレルミは立ち上がった。


「直ちに全軍出撃する。目標はビッグゲートの反乱軍。1人残らず殲滅する」

「はっ」

ホワイテア救援軍は全軍進撃を開始した。


しかし、彼らがビッグゲートを前にした時に、アッチラ島のフロンティア陥落の報が入ることになる。


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私のお話をここまで読んで頂いてありがとうございます。
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『シャラザール帝国』

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クリスとシャラザールのお話です。

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『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

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平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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