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「神様、助けて!」現れた無敵の戦神は実は可憐な少女でした  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して


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怪鳥はクリスの軍門に下りました


ギャオースは二人に向けて一直線に飛んできた。

そして、二人の前に降り立つ。


巨体だ。

高さは10メートルは超えるだろう。威圧感十分というかモニカは思わず、失禁しそうだった。


鋭い目が二人を睨んだ。


モニカは呆然と立ち尽くしたが、クリスは睨み返した。


「キェぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

ギャオースは叫び声を上げた。


思わずモニカは腰砕けになったが、クリスはびくともしなかった。


そして、睨み返す。


ギャオースは脅しても効かないと悟ったのか実力行使に出ることにした。


いきなり火を放つ。


「死ぬ」

思わずモニカは目をつむったが、クリスが瞬時に張った障壁で弾かれてそのままギャオースを襲った。


「ギョェェェェェェェェェェェェェェェェェ」

ギャオースは悲鳴を上げた。


炎が燃え移ったギャオースは地面に体をのたうち回されて自らについた火を消した。


ゼエゼエ息をしているが、落ち着くと怒りに燃えた目でクリスを睨む。


立ち上がるや、


「キェェェェェェェェェェェェェェェェェ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ギャオースは叫んで音をどんどん高くしていく。そして、途中から音波攻撃に変える。


それは近距離からクリスに襲いかかった。


しかし、クリスは驚きもしなかった。


瞬時に張った障壁で反射させる。


最終攻撃をクリスにもろに反射されてまた、ギャオースは直撃を受けた。


そして、弾き飛ばされた。


ギャオースは痛みで体をのたうちまわらせる。


地面が凄まじく、振動した。


ギャオースはなんとか立ち上がる。


二度とも反射されてギャオースは戸惑った。


下手したらかなわないかも………


ギャオースはどうしたものかと思った。



「お座り」

その時クリスが叫んだ。


鳥におすわりってどうするんだ・・・・モニカは思ったが、

ギャオースはドシンと体を落として座り込んだ。


「お手!」

クリスが言った。


鳥がお手なんて出来るわけ無いだろう。それもギャオースにさせるなよ。

思いっきり突っ込みたかったが、次の瞬間にはモニカは目を見張った。


ギャオースが器用に手をというか片方の羽をクリスの差し出した手に載せたのだった。


ドグリブの民を散々手こずらせたギャオースはクリスの軍門に降った瞬間だった。


怪鳥もクリスの前には手も足も出ませんでした

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私のお話をここまで読んで頂いてありがとうございます。
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『好きになったイケメンは王子様でした~失恋から始まるシンデレラ物語・悪役令嬢もヒロインにも負けません』

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平民で薬屋の娘リアは幼馴染のカートの勧めで特技を生かして王立学園に行くことに。でも、そこには王子様やお貴族様がいて、出来るだけ避けようとしたのに、何故か王子らと親しく?なってドンドン深みにハマっていきます。悪役令嬢や可愛らしい女の子が何を勘違いしたのかリアに絡んでくるけれど、リアが好きなのは王子ではなくカートなのに。でもそのカートの動きも怪しくて・・・・
カートの正体がわかった時、リアは・・・・。
王立学園で繰り広げられるドタバタ恋愛・シンデレラ物語。

ネット小説大賞運営チーム様から感想いただきました。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。
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