表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第三部 巨獣討伐
437/545

第437話 間話 乙女3人旅 1~2日目 ~実はらくちん?ゴブリンを使った移動術!?

 満腹になった3人は、町の中心に向かって歩いていたが、到着した武器屋はすでに閉まっていた。

「流石に陽が落ちてるもんね」

「うぅ、あたしの剣の代わりはないのかぁ~」

「アンちゃん、残念だったね」

「しょうがないね」

「二人とも、ギルドにまた食事の催促したら、宿に戻るわよ」

「「は~い」」

 ギルドは、直ぐに見つかり、受付で話をすると若きギルドマスターは、二階から降りてきて、しぶしぶ受け入れてくれた。明日直ぐに朝日がのぼったら出発することを告げると、朝方までに、準備してくるということで、ギルドに寄ってくれれば渡してくれる手筈になった。朝ご飯用のお弁当をさっきの倍をお願いしすると、ギルド職員たちはこれkら作ってくれる居酒屋を駆け回り、探し回ることになったのだった。


 そんなギルド職員の苦労もしらないまま、3人は、宿にもどったが、深夜までかかったことで、お風呂には入れず、そのままベッドに横になると眠りに入って行った。ほんとなら、この町の3本に入るであろう隠し湯を入ることはできなかった。


 朝、鳥の声が聞こえる頃、宿の前には、大量の朝ご飯用の弁当とギルド職員が迎えに来ていた。日が昇った時には来る予定の3人が来なかったため、待っていたギルド職員全員で、起こしに来たのだ。

「リイナ様、アドア様、

 おはようございます。

 お願いされていた朝ご飯です。

 そしてこれが村の物資一式ですので、村に到着したら、お渡しください」

 20食以上の色とりどりの大きさと、弁当の中身がばらばらなところが急いで準備したことが、リイナでも判り、申し訳なさでいっぱいだった。そのとき、寝ぼけ眼のアンナは、自分だけ呼ばれなかったことに、内心いら立ちを覚えたが、気にしないことにし、手渡しで渡された弁当を片っ端からバックへと閉まって行った。すべての物資とお弁当を受け取ると、アドアが長いお礼の口上を述べ、全員が感動し涙を流していた。ギルド職員は、手を振って旅の無事を祈ってくれていた。


 ゲートまできたが、宿とは別に数人のギルド職員がいたため、ゴブ八は姿をあらわすことができず、森の奥から三人にサインを送っていた。当然直ぐに三人も気づいたが、見つかるのを恐れ、職員が見えなくなるまで、気が付かないふりをし、歩き続けた。


「そろそろみえなくなったわね。

 ゴブ八でてきてもいいわよ。

 食事もあるわ」

「助かる」

 リイナは、大陸の地図をギルドで見ており、ジョニーロの町にヒビキたちに二日遅れで到着することにきづき、急いで向かう案を全員に提案した。それは、三人よりも移動スピードが速い、ゴブ八抱えてもらって進むということだった。これで、昼前には、村に到着し、夜には、エスサハカ大陸に続く橋があるコーヌモンの都市まで到着することができるという算段だった。これには、抱きかかえられるなんて、二人が断固拒否したが、遅れてヒビキたちに迷惑がかかるといわれると頷くしかなかった。ゴブ八は、リイナに言われるがまま、左肩にアンナを右肩にリイナを、両手に座るようにアドアを抱きかかえると揺れが出ないようにゆっくりと歩き始めた。それでも、足の長さだけで、リイナよりも長い足を使うその歩幅は、アンナが走っているよりも、速度が出ていた。道中ででは、魔物探知機に近いゴブ八の気配感知は、出て来る前にどんな敵なのかわかり、リイナが弱点を突く魔法で何も苦労せずにどんどんと強大な敵を倒していった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ