表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第一部 呪いをとくのは簡単だ
31/545

第31話 更衣室にはいってみよう

誤字を修正

〈いい人だったね、シャルルさん〉

〈そうね。シャルルさんのような人に会えて、ついてるわね〉

たしかに、あれだけの人たちのなかで、

シャルルさんに会えるなんて、

すごい運が良かった。

しかも、絶望したタイミングだったし。

ちょっと、見苦しいところを見せたのが残念だったけど。


半時ほど西にあるいていくと、

〈小屋って、あれかな。〉

ちょっと離れた先に、ぽつんと立っている建物が見えた。

〈あれっぽいわね〉

アンリさんの家から村までいくのと同じくらいの距離を歩いたと思う。

途中で、何人か人にあったけど、

小屋に近づくにつれて、あう人数が減っていった。


一時間ほどあるくと、小屋に到着した。

〈もう一時間ほど、人にあってなかったから、

小屋には誰も、いないかもね。〉


小屋は、アンリさんの家よりも

しっかり、作られていて、

しかも、一回り以上、大きかった。


流石に、寝室はなかったけど、

別に休憩室があり、それだけで、アンリさんの居間よりも広かった。

〈男性用とか、女性用とかないんだけど?〉

〈どうせ、あなたは、今、女性なんだから、気にする必要ないんじゃない〉


そっか。ってことは、

女性用に入り放題か、やった。


〈また、ダダもれてますよ、ヒビキくん〉

むぅ、ちょっと、意識が他に集中しすぎた。


ガラガラガラ。


どうやら、まだ、お風呂に入っている人がいたんだな。

騒いで、悪いことをしたかもしれない。


湯煙でよく見えないけど、

手前に二人の頭部、奥に一人でっかい人が

いるのかな。

影とうっすらの輪郭から、

そう、察した。


ちがった。

ちがったよ。


大きなスイカを二つ持った、大柄な美女だった。

色白で東洋風の顔立ちに、

両耳の後ろに角がはえてる。


全裸だが、大事なところはタオルで、隠してる、残念。


気にすべきところはあるのだろうけど、

スイカしか、目に入らない


スイカいいよね、スイカ。

夏は、スイカだよね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ