第261話 王城に突入してみよう
誤記修正
僕は、王城かあがる煙を指さすと、
「あれは?」
「判らない、なの」
「あんなことは、初めてじゃ」
「では、急ぎましょう!!」
「はい、なの!!」
姫様を先頭に駆け足で向かい始めた。
道すがらでも、それなりの人が廷々の恰好の人たちが、逃げて行ってた。
きっと、何か良くないことがあったに違いない。
半時ほど走ると門が見えてきて、町内は騒然としており、彼らを横目に突き抜けていった。
「こっちですじゃ」
オオストラトさんに連れられて、王城への近道を行くことにした。
だんだんとでかい建物が近づいていったが、城の中からは、静かなものだった。。
「いつもいる門番がおらんのじゃ」
「煙は中庭のほうからでござる」
僕たちは、エドワードに連れられて、中庭に急ぐと、傷だらけのドワーフたちが、そこら中に転がっていた。
「これは?」
オオストラトたちが、介抱をしようとしてるところで、アドアが魔法を唱えた。
「回復」
光の粒子が彼らを取り巻き、呪文が終わるとおわると、傷は回復していき、寝息を立てているようだった。
「もう、大丈夫そうですね。
アドアは、大変だろうけど、回復して周って欲しい。
みんなは、先を進みましょう!」
「判りました。気を付けて下さい。ヒビキさん」
「ありがとう、行ってくるよ」
さらに奥に進むごとに、どこもかしくも、兵士たちが倒れていた。
回復は、後ろからくるアドアに任せ、僕らは、さらに向かった。
そこには、鎖でしばられている偉そうなドワーフと、30人以上のごろつき、
さらに奥に、巨大な大剣を抱えた優男と禿げ頭のゴブリンのような男が、立ち台で
くつろいでいた。




