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僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第二部 別れと出会いは突然に
212/545

第212話 一人で買い出しに行ってみよう

 僕は、モモさんと別れると、町を一周見回した。

 山の方に向けて、商店があるのだろうか、人が賑わっているようだ。


 太陽は、まだ、真上に来ていないのを確認すると、

あと1~2時間くらいは、買い物に行けるだろう。



 山間に向かって、バザーが見える。近寄って商品を観察すると、生鮮食品やら、加工食品など、種類は多様であった。だが、バザー数でいうと、今までの町よりも一番少なく、規模が小さく感じる。

 昼時であるからか、生鮮食品は女性が多く、加工食品、お惣菜には、男性が多くいるようだ。


 何を買おうかな。

 数日の食料は必要かな。

 僕は、改めて、何を買おうか悩み始めている。


 辺りを見回し、果物を複数と、主食となるパンも同様に複数を買うと、総菜などがある加工エリアに向かった。

 数は、少ないながらも、どこの店にも、人が並んでいた。

 

 そういえば、買ったものを入れてもらうものをもってなかった。

 以前に、半分だけの熱々肉まんをいれて、取り出すときにやけどしますよって

ミカンちゃんにいわれたのを思い出す。


 ここは、お勧めをモモさんに手伝ってもらうことにしよう。

 そういえば、ギルド職員だった エルさんにも、手伝ってもらったっけ。

 

 困ったら、手伝ったもらえば、いいんだよね。


 主菜は後にすることに決め、キャンプ道具を探しに雑貨屋がないか、あたりを散策し始めた。


 水上都市では、雑貨屋で買えたから、ここでも、同じように買えるんじゃないかと

思ったわけだ。

 そういえば、リイナは、バザーで安く発見したっていってたなぁ。


 過去の話を思い出し、フリーマーケットを見てまわったが、

お目当てのものは、存在しなかった。


 探そうとと思ったものは、見当たらないもんだよね。


 思ってた以上にフリーマーケットの商品に時間がかかったのか、

まもなく太陽が頭の上に差し掛かろうとしていた。


 少し早いけど、向かうか。


 僕は、ギルドに向けて歩き出した。


 そういや、全然買えてないな。


 僕は、何も考えないようにしながら、

ゆっくりと町並を目に焼き付けながら、歩いた。

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