表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第一部 呪いをとくのは簡単だ
2/545

第2話 自己紹介をしてみよう

1/26 加筆。最後の数行がきえてました。

すみません

「それより、まずは、挨拶をしてからだよね。


〈は、はじめまして〉

〈さっきまで、普通に会話してたじゃない。

なにを、いまさら。〉

そういって、彼女は、笑っているようだった。


〈なんか、自己紹介は、きん、緊張するっていうか〉

〈別に緊張なんてしないわよ〉

彼女のほうは、あきれた感じで見てるような気がする。

たしかに、さっきまで、軽口できてたのは、

何だったのかな。


〈まぁ、いいわ、

わたしの名前は、リイナよ。リイナ・ガモー

リイナでいいわ。〉


〈リイナっていうんだよ、

リイナよろしく。

ぼくの名前は、カミキ ヒビキ。

君の言い方だと、

ヒビキ・カミキ かな。


ぼくも、ヒビキでいいよ〉


僕と同じぐらいだけど、

実際は、向こうのほうが年下かもね。


ここはどこだろう。

状況は、抑えといたほうがよいよね。

どう聞くのがいいんだろう。

〈ここはどこなの?〉

とりあえず、言葉少なめにきいてみた。


〈ここは、クテリトの村から南に2日たった場所よ。

昔、エルフが住んでたっていういわれがある場所らしいわ。

この建物が、一番大きかった建物だったわ。

これ以外の建物は、木や蔓に埋もれてたわ。誰とも会わなかったわね。〉


確かに、正面の建物は、まだ、原型を留めている。

ここは広場?中庭っぽかったみたいだけど、

周りの壁は、少し崩壊してるように、自然にとりこまれている。


建物のほうは、蔓がかかってたり、大木がはえてたりしてるから、

完全に崩壊するのもあとすこしかも。


それにしても、エルフかぁ。

エルフってことは、美人がいっぱいいるんだろうなぁ。

会ってみたい気もする。


〈エルフに会ってみたいの?

 私のママは、エルフでとても美人よ〉


どうやら、心の声がまたもれてしまったようだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ