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僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第一部 呪いをとくのは簡単だ
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第19話 すらいむさんを知ろう

合計、三杯のシチューを食べて、お腹がいっぱいになった。

そして、とても、しあわせ。


幸福感を感じていると、

〈ヒビキ、食べてばっかりじゃなくて、

なにか、手伝ってきなさい〉

あきれ口調で、指示をだしきた。



「何か手伝えること、ありますか?」

「大丈夫よ、

うちには、すらいむさんがいるから。

この前、村に行ったときに、わけて貰えたの。」

そういいながら、台所の奥に目線を変えた。


僕もアンリさんが指す方角に目線をさすと、

そこには、水色の立派なスライムが、

箱の中におり、ぐでぇとしてた。


〈最近は、どこの家庭にも すらいむさんがいるわ。〉

リイナの機嫌が少し直ったのか、

説明をしてくれた。

〈あれは、なに?

どうやって、使うの?〉

〈生活補助用のモンスターよ。

見てれば、使い方がわかるわ〉

そういうと、

テーブルから立って後片付けを始めたアンリさんを

指さした。


アンリさんは、つかった食器をぽいぽいと

すらいむさんに、投げ入れた。


〈しばらくすると、汚れ物をとってくれるから、

手を突っ込んでとるのよ。

放置しすぎると、皿ごとなくなるから、

注意が必要ね。〉

リイナが補足で説明してくれた。


「ヒビキちゃんのところは、いなかったの?」

〈はい、初めて見ました〉

後ろでリイナが何かいてたけど、

聞かなかったことにした。


「これから、牧畜の作業があるから、

少し仕事をしてくるけど、

ヒビキちゃんは、横になるといいよ。

夕食になったら、おこしてあげる。

明日になれば、全回復してると思わ」

てきぱきで、カミュの食器も合わせて、全てかたづけた。


僕は、ご飯を食べて満腹になったことで、

急激に眠気が襲ってきた。

「ありがとう。

少しベッドで横になります。」

僕は、寝室に向かってベッドに横になると、

直ぐに眠りにはいった。


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