表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第一部 呪いをとくのは簡単だ
158/545

第158話 スズネと話をしてみよう

どうやら、一直線にどっかに引っ張られているようだ、

といっても、地中の中を通過しているため、

何処へどっちに向かっているのかは、判らない。


地中が終わったと思ったら、

今度は、森林の中を通過している、

一瞬、一番初めにリイナとあった森を通過してるかなと

思ったけど、似たような場所は結構あるだろうし、

あんまり、自信はないな。


そして、僕は、ゴール地点と思われる、

女性が見えてきた、

つながっている線が彼女から、出ているからだ。


彼女からも、見えているため、

剣を構えて上段から斬ろうとしている。


僕が真ん前に来たときには、

振り下ろされ、縦真っ二つにされた。

それでも、くっついていくのをみると、

横にきられ、四分割され、

すぐに一つに戻った。


「あなたは、なに?

そして、だれ?

っていうか、早くどっかいってよ」

彼女は口早にいうと、

こちらの返答は、求めていないようだ。

〈ここは、どこ?〉

といって、考え込むと、どうやらどこか分かったのか、

〈ここは、サウゲトね。

さっきまで、魔王と戦ってたと思ったのに。

何でここにいるの?〉

自問自答し、また、考えているようだ。

〈ふ~ん、解放戦線リターナーとモンスター退治のためねぇ・・・〉

と考えている。

解放戦線リターナーってなに?〉

解放戦線リターナーっていうのは、

って、独り言を聞かないで!

考えを読まないでよ。〉

と言って、怒りだした。

〈で、あなたなに〉

とまた、堂々巡りをくりかえし、思い出し始めた。

〈教会にいた人でしょ。寝てた人。

ちがう?〉

どうやら何か知っているらしい。

〈そう、僕は、ヒビキ。

教会にあるのは、ぼくの体で、

憑依の呪いによって、さっきまで、リイナの体にいたんだけど、

なんでここにいるかは、わからない〉

話を聞く気が少しできたようだ、視線をこちらに

移してくれてる。

〈魔王の腕輪を外して、

憑依の呪いがとけたって聞こえたら、

気づいたら、ここに引っ張られた〉

〈じゃ、りっちゃんの体にはいってた、あなたが、

腕輪をはずしてくれたの?うそよね?〉

〈そうだよ、って、きみは?〉

〈あたしは、この大陸で唯一の勇者、

スズネだ。〉

そういうと、へへんと自慢げにこちらを見ている。


僕は、上から下までをみてみた。

年齢は、僕より2歳ぐらい上で年上だろう。

身長は、僕より、少し小さいが、リイナよりは、20CMはおおきい。

眉毛が太くまっすぐにのびており、

意志が強そうな印象をうける。

そして、割れた腹筋と、

ユキナさんほどではないが、

立派な二つの山が見えている。

かなりの露出の高さだ、ありがたい。

〈あんまり、じろじろみないでよ。

見て減るもんじゃないから、いいけど。〉

頭をかいているが、嫌そうでもない。


やったぜ、これなら、見放題だ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ