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僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第一部 呪いをとくのは簡単だ
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第129話 みんなで露天風呂にいってみよう

三人は、それぞれ好きなものを

買っていった。

どうみても、それだけの量があれば、

朝一の漁が必要とは思えない。


「さぁ、買い出しも終わったし、

間もなく夕方になるわね、

いったん、ホテルに戻りましょう

結構時間がかかったわね。」

リイナは、そういうと、みんなにクッキーを

手渡し、ホテルに向かって歩き始めた。


マイミさんは恐縮していたが、

マホさんと並んで嬉しそうに食べてる。


美人の親子は、遠目からみると絵になるなぁ。


リイナとエルさんは、

カップルつなぎで歩いてる。

美少女ふたりも絵になるなぁ。


眺めてみている状況も、あっという間に

ホテルに到着した。

マイミさんは、ホテルに来たことがなかったのか、また、小さくなっている。

若干、支配人とエルさんが、

揉めているようだが、

直ぐに交渉はうまくいったみたいだ。


3Fにもどると、ジーンは、

皮当てなどは外して、ラフな格好になってる。


「みんな、そろってどうしたんですの?」

リイナとエルは、事情を軽く説明すると、

特にいやな顔もしなかった。

「大勢の方が楽しいですし、よろしいですわ」

やさしい顔になったり、怖いことをいいはじめたり、

ジーンは、本当によくわからないな。


御飯には、少し早いのか、

みんなで露天風呂に行くことになってる。


また、リイナに厳しく言われる前に、

部屋で、留守番にする。


「あたりをみてくるよ」

「そうね、行ってらっしゃい」


僕は、1Fのフロアを探索し始めた。

ロビーでは、支配人が暇そうにしてる。

その横には、階段があり、

奥には、支配人たちの部屋があるだけだ。


そういや、僕たち以外、泊ってる客をみていない。

今日は、貸切なのかな。


次は、教会を見に行こうとしたが、近づけない。


遠目からながめると、間もなく陽が落ちるからか、

教会にいた人たちも、帰り支度を始めている。

昼間は、子供たちを見なかったが、

多数の子供たちがいる、

学校が終わって遊んでいたんだと思う。

しばらく眺めていると、シスターさんたちのみになり、

僕が見える範囲には、誰もいなくなった。


猛烈にさびしくなったので、

3Fに戻ったが、

まだ、戻ってくる気配がなかった。


僕は、また最上階にいくか自問する時間になった。


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