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僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第一部 呪いをとくのは簡単だ
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第12話 報告は早く言うようにしよう

軽く考えてたのかもしれない、

食べ物なんか直ぐに見つかるだろうと。


果物は、時期によっては、見つからないかなとか

思ってたけど、まさか、キノコがみつからないとか。

毒キノコだって、いいじゃない。

駄目だけど。


何かみつけてから、戻りたかったけど、

発見することができなかった。


〈そろそろ、出発するわよ〉

〈は~い、すぐ戻るよ。

ごめんね、一生懸命探したけど、

何も見つからなかったよ。〉

悪い報告は、後になるほど、いいづらいし、

正面きっても、いいづらいから、戻る前に言っておくことにした。


〈まぁ、いいわ。あなたのせいじゃないし、

さっきは、きつい言い方して、ごめんね。

何かみつけたら、教えてね〉

〈うん、わかった。絶対、何かみつけるよ!〉

〈ふふふ、期待してるわ〉

どうやら、休憩したせいで、

少し落ち着いたみたいだ、物腰が柔らかくなった。

僕は、急いで彼女の下に戻った。


〈一応言っておくけど、最後のパンたべちゃった。ごめんね。

あまりにお腹が空いて〉

〈あ、うん、空いてたなら、仕方ないよ〉

機嫌がなおった理由がわかったが、

今後機嫌が悪くなる未来が分かり

ぼくは、涙目になった。


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