表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は、この出会いに感謝する!!  作者: 寿々樹ノ葵
第一部 呪いをとくのは簡単だ
118/545

第118話 奥に行く必要がないのであれば、塞いでしまおう

最初の上り角を曲がるまにで、

いくつかの魔玉が転がっていた。


リイナは、前からこないか、注意し、

マイミさんが拾い

ジーンが、後ろ向きで進んでいる。


角をまがると、二つ魔玉が転がっている。

「次に危険なのは、手前にある道ね。」

「あそこの奥には、結構の敵が控えてましたわね〉


一つしかないマップは、

リイナがもっている。

ジーンは、暗記したようだ。


奥のほうで、ゴブリンの話し声が聞こえるが

反響しているせいで、どこで話しているのか

判らない。

声は遠くで聞こえてるため、

この近くでは、ないように思える。


三叉路まで辿りつくと、

「来れないようにするわ。」

そういうと、

氷柱アイス ピィラァル

リイナからでてきた氷は、

左にあった唯一来れる道を全て埋め尽くした。

「これで、しばらくは、来れないでしょう」

左にあった道は、全て氷でふさがっている。

とけるだろうけど、ダンジョン内は涼しいから、

炎系の魔法をつかえないと、

ずぅっと解けないんじゃないだろうか。


サーチでは、一番多く敵がいた道をふさぎ、

マホさんが捉えられているであろう道を、道なりにすすんで。

途中にバスケットボール大のくぼみがあり、暗闇がつづいていた。

三人は、気にしないで、注意は、

奥のT字路に向かっている。


ここまでは、順調に進んでいる。

いたるところにゴブリンが戦いにくるかと思いきや、

思った以上に慎重なんだろうか、

戦闘がほとんどない。


苦労なく、T字路にくると

先ほどのように、氷柱アイス ピィラァルを右側に発動した。


奥には、ひときわ大きなシルエットがいたから、

ここをまとめているリーダーだろう。

「これで、奥にいるリーダーも来れないわね。」

「後は、マホちゃんと一緒にいる

ゴブリン一体だけですわ」

「ここからは、音をなるべく立てないように

静かに向かいましょう。」

二人は、返事をせずに、うなずき、

左にまがると奥に向かっていった。


奥まで慎重にすすむが、

ここでも、

特になにが起きるわけでもなかった。


奥までたどりつくと、

左側に道があり、奥には小部屋が

広がっていた。


そこには、2つのシルエットが

あり、楽しそうな会話が聞こえ漏れていた。


リイナがこっそり覗くと、

ゴブリンとマーメイドが遊んでいたのだ、

正確には、ゴブリンがマーメイドをあやしているのだ。


マイミさんは、

「マホ、なにしてるの?」

と声をかけた。


ゴブリンは、マホの後ろに隠れると、

「ゴブ八さんと遊んでたの」

マホちゃんは、無邪気に、返答してる。


どうやら、討伐する前に、話をきかなければ

いけないようだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ