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七夕なので、ちょっとした話を書いてみた。

作者: 縦院 ゆい

 もうすぐ七夕だってこと、すっかり忘れてたね〜。

 お願い事しなきゃあ。

 僕? 僕は叶えてもらわなきゃいけない願い事なんてないよ?

 あ、でも、いうなら「世界平和」かな?

 ただ、みんなが考える世界平和と、僕の考える「世界平和」は多分違うんだろうねぇ。

 七夕といえば、有名な逸話があるよね。ほら、織姫と彦星がいて、2人は真面目な働き者だったけど、結ばれたら怠けちゃって、それで神様が怒って2人を天の川の両岸に引き離しちゃった。そして、一年間仕事を頑張ったご褒美に、7/7にカササギっていう鳥が橋を作ってくれて、2人は会うことができるっていうお話。

 あれってさ、みんなはどう思うのかな?織姫と彦星をかわいそうって思う?

 僕はね、あれはあれでいいと思うんだ。

 だって、考えてみてよ。

 1年に1度、必ず(・・)会うことが(・・・・・)できる(・・・)んだよ?一生、それが約束されているんだよ。つまり、制限付きだけど、2人は(・・・)永遠に(・・・)会うことが(・・・・・)できる(・・・)。2度と会えない、ってことがないんだよ?

 どっちがいいのかな?

 永遠に、1年に1度会えるのか。

 それとも、何十年、何百年とずっと一緒に過ごして、ある日突然、2度と永遠に逢えなくなる。

 どっちが幸せかなぁ?どっちが残酷かなぁ?

 ねぇ、みんなはどう思う?

 僕はね、織姫と彦星は幸せだと思うよ?

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