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総集編

ポニーポニック:連載開始時、隼のキャラ設定は遅れたが、バイク乗りタイプは最初から考えてたので、意外とスムーズに行った。レーシング用のライダースーツのイメージ。武器は、バイクに乗りながらでも使えることから、オートマチックの拳銃。ちなみに、遠距離用のライフル、バズーカなども精密に使えるが、バイクに乗ることが第一なので、拳銃。 余談ですが、このファンタジスタスーツと、名前があってないような気がして不安で仕方ない…。名前の由来となった曲のアーティスト様、ごめんなさい…。

 形も、規模も、足跡も、目的も解らない謎の巨大武装組織、アンチヒューマンズ。

 組織が持つ力とは、衣類などの繊維に、超小型のコンピュータを埋め込み、そのコンピュータの電気刺激により、肉体や、神経、頭脳を強化する。それにより、コンピュータが搭載された繊維の衣類を着衣するだけで、人体から未知の力を引き出すことに成功し、兵器としてのファンタジスタスーツの開発に成功した。

 人間一人が、銃や、刀、あるいは、車などの機械を相手にすることの出来るレベルに、強化をするファンタジスタスーツは、裏社会に出回り、それから、徐々に社会の歯車が狂い始めた。

 表沙汰になれば、確実に世界情勢が狂うファンタジスタスーツは、組織の下請けを行う裏の卸売り業、スリーピングのネットワークにより、金で捌かれ、数々の犯罪者に利用され始めた。

 そして、組織も、裏で売り払ったファンタジスタスーツの利益により、密かに、巨大になっていくように見えていた。

 だが、それに歯止めを掛けかのように現れた、ファンタジスタスーツを操る謎の青年達の集団、地獄同盟会により、組織の利益に影響が与えられ始めた。

 これを、利益に害を与える集団として判断した、組織は、スリーピングにファンタジスタスーツを提供し、彼らの始末に動く。

 スリーピングは、すぐに、裏社会に名前を売り出している四人の青年達を刺客として送り出した。

 だが、結果は、無残にも、そのうちの三人が返り討ちとなった。




 刺客の一人目、元暴走族ヘッドの轟護は、絶対防御服の『ゴッド・スピード・ユー』を与えられ、空間離脱のファンタジスタスーツ、『ポニー・ポニック』を操る秋羽隼との戦いとなった。

 どちらも、拳銃使いであったが、互いに、拳銃を無意味にする特性だったため、オートバイによる、原始的なレースでの戦いとなり、結果、轟のバイクは、途中で大破。同時に、戦意を喪失。

 運で決まったような決着ではあるが、秋羽隼との戦いは、轟の敗北となった。



 続いては、殺し屋家系で育ったケリー・ホッパ。脚部の強力強化の『キャンディ・キュティ』を与えられた彼女は、組織から、監視をさせられていた奇襲タイプのファンタジスタスーツを駆逐していた、地獄同盟会の一人で、組織に正体が不明となっている試作の黒い仮面のファンタジスタスーツと交戦。

 結果は、ケリーの予測不可な戦闘スタイルと、黒い仮面のファンタジスタスーツの未知数から、互いに痛み分けの形になり、引き分け。

 続いて、彼女が戦ったのは、地獄同盟会メンバーの中で、不死身の特性を持つ、『サムライロジック』の冬風カタナ。彼は、事の起因となった一文字事件の際に、ほぼ単身で、多数の安価型ファンタジスタスーツを、相手にせずに蹴散らし、一文字クラブを終末させた男であり、不死身の特性もあり、桁違いの戦闘力を持っている。

 そんな彼に、ケリーは策を弄したが、破られ、逆上。しかし、カタナは、サムライロジックの特性とは、別の力、『神速愛』により、キャンディ・キュティを破壊。

 結果、カタナの圧倒的な潜在能力により、ケリーは敗北した。



 残りとなった、謎の少年、鳥村辰。仲間の刺客達にも、危険視、または、嫌悪されていたせいか、あまり目立たなかった。

 それ故に、現在、唯一、残っている。

 彼は、自らの血液を異常上昇させる特殊なタイプのファンタジスタスーツ、『爆裂ロマンティスト』を操る夏海アルゼを狙う素振りを見せていた。夏海アルゼも、その徹底した冷徹さと、爆裂ロマンティストの危険さゆえに、あまり、前に出ることはなかった。

 この二人が激突となれば、最悪の事態が予測される。



 最後に、刺客の中でも、リーダーのような存在だったケン・ホッパは、両腕、上半身を強化するタイプの『エターナリティ』を与えられた。

 そして、姉のケリーと痛み分けとなった、地獄同盟会メンバーからは、『シュガーレス』と呼ばれている、未知の部分が多いファンタジスタスーツを操る少年、ゼファーナ春日と交戦。

 ゼファーナ春日は、夏海アルゼの兄、エヌアルと入れ替わるように、シュガーレスを与えられた。そのため、皆が組織からは顔が割られている中で、唯一、正体が割れてないため、ある意味、切り札のような存在だ。しかし、彼は、地獄同盟会メンバー中、最年少で、精神的、肉体的な未熟さから、暴走や境地に陥ることが多い。

 そんな彼と、エターナリティの殺し屋家系のケンとの差は歴然ではあった。だが、シュガーレスが謎の力を放ち、ゼファーナ春日が変貌、まさかの一撃必殺により、エターナリティの破壊。

 結果、ケン・ホッパは油断したとはいえ、ゼファーナ春日の強烈な一撃により、敗北。




 以上が、スリーピングの刺客達の現状である。

 鳥村辰以外の三人は、現在、地獄同盟会を支援しているライフコーポレーションにより、拘束。

 ゴッド・スピード・ユーのファンタジスタスーツは、現在、研究部により、預けられた。



 スリーピングの戦力が削られてしまった今、地獄同盟会に対して、アンチヒューマンズは、どう動くのか…?

 果たして、アンチヒューマンズ壊滅のために戦う、地獄同盟会のメンバー達の運命は…?




 激化する戦いの中、誰よりも、強く組織を憎む秋羽隼。

 失った過去の記憶と、自分に想いを寄せる少女との今の狭間で生きる冬風カタナ。

 冷徹の仮面で内面を隠し、姿を暗ませる兄に依存しながらも、不意に人間らしさを出す夏海アルゼ。

 そして、漆黒の過去を、シュガーレスとしての自分の存在で掻き消しながらも、明日を生きていくゼファーナ春日。


 彼ら、四人の戦いは、まだまだ続く。

サムライロジック:正直、反則的な不死身ですが、カタナの設定と、彼はメンバー中最強という位置づけにしたかったため、この能力に。時代劇の桃太郎侍、刀を持ったときのスティーブン・セガールみたいなイメージで。武器を木刀のしたのは、刀だと、雑魚キャラ達が悲惨なことになり、誰が敵だか解らなくなるし、さすがにパワーバランスが崩れると思ったため。あと、彼の名がカタナなため、武器の刀と、台詞などで混乱と思った。 特殊能力の神速愛は、仮面ライダー555、カブトの超高速移動に感動したことから。技名も、カブトの映画タイトルから。

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