ドS死神の日常
それは、遡ること2年前。
その時は、ごくごく普通の女子高生だった。
それが、あの1日によって、激変するなんて…。
思ってもいなかった。
ー本編ー
?「ちょっとー。早く死んでもらわないと、困るんですよー。
あんまり抵抗すると、かえって悲惨なことになるんですから。」
私は、玉山 美野。
平日は、普通の女子高生で
休日は、死神です。ちなみに、2年目。
悪もがきする人を止めるのを
主に仕事として、やってます。
今日は、頑固なおじいさんです。
お「嫌じゃよ。まだ、することがある。わしが死んで、
困るやつらがおる。」
あぁ、出た。決まり文句。
大体の人は、こう言うんだよね。
そっちは、生きてたいんだろう。
けど、こっちも生きるために あなたたち
早く送らなきゃ、いけないんだって。
美「することが、あるんですか。じゃあ、それは何?困る人が、いるんですか。
じゃあ、それは誰?答えられますよね?」
お「それは、まだやりたいゲームあるんじゃ!
それに、孫が悲しむ。」
出たー!子供または孫が、悲しむ。
まぁ、実際子供悲しむと思うよ。
でも、今のうちに済ましといた方が
いいようにしてあげるから。
美「その年で、ゲームとか。・・・あ、お孫さんが
やりたいんですね。そうじゃなきゃ、その年なのに
言いませんよねー?(ニヤリ」
お「わしだったら、どうする?」
美「えぇー。そんなことありえませんよー。ね?」
お「あっ、あぁ。そうじゃな。じゃ、わかってくれたなら
自由にしてくれ。」
嘘つき。ほんとは、自分がやりたいくせにw
美「そういうわけには、いきませんよ。何かしでかされて
困るのは、私何ですから。」
お「いや、でも。若い子じゃし。周りのやつらが・・・。」
は?何言ってんの…?