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自分の『告白死』を書くため方のための基本設定

作者: 一田和樹

『告白死』の設定を生かした作品を書くときのガイドになればと思って作りました。参考にしてください。



■告白死の掟

 とある村の広場の真ん中にある演台に上がり、告白をして死ぬこと。


 掟1 演台に上がったものが降りるのは、死体になった時のみである。

 掟2 その場の誰かが知っていることを話した時、聴衆は告白者が死ぬまで石を投げつけなければならない。



■物語としての掟(どちらかというと、こうだったらいいなという希望に近いです)

 掟1 短編でなければならない。最大百枚(四百字詰換算)

 掟2 過度の性的描写をしてはならない。過度の残虐描写は問題ない。

 掟3 告白者は、殺人を犯していなければならない。もしくはしたと思い込んでなければいけない。

 掟4 告白者は、憎悪、憤怒、歪んだ欲望に基づいて行動しなければならない。

 掟5 末尾に、『告白死』参加作品であることを明記し、そのオリジナル『告白死』のURLをつけなければならない。

 掟6 タイトルは『告白死 ***』。***にオリジナルのタイトルをつけなければならない。



■裏設定

 ・知っていることを話した場合でも、おもしろければ黙認されることもある。

 ・最後まで誰も知らない告白をした者は、「そして今私はみなさんの前にいます」といった、その場の誰でも知っている事を口にして石を投げてもらう。

 ・この国には死刑がない。その代わり、死を望む囚人は告白死を選ぶことができる。

 ・この国では、死を人目にさらすことを極端に避けている。年老いた者や不治の病にかかった者、大怪我を負った者は、生きたまま山に捨てられる。

 ・遠い昔、この国には宗教があり、各地に教会があった。今は宗教はすたれ、教会は他のものに利用されている。

 ・電気、銃、汽車、水道はない。

 ・魔術はない。信ずる者はいるかもしれないが、実際には使えない。

 ・異形の生き物が少なからずいる。例:マキガウリ


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― 新着の感想 ―
[一言] 非常に興味深い設定です。なぜ壇上の人間が終着点としてそこを選んだのか、深く考えさせられ、しかも短い話で、というのが魅力的です。
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