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第36話 束の間の静けさ

放課後、久しぶりにノアが俺の家に遊びに来た。嬉しいはずなのに内心喜べない……市民課のデータ改竄ってなんだよノア!色々聞きたいことが多いのに、俺は今…学校の課題に取り組みさせられてる。まぁ俺たち学生だから仕方ねぇよな……それに学校一の秀才ノア様手前、勉学怠れないよな…あーあ。記述問題めんどくせぇな……


ザミエルの存在は、バレてない。

マスケット銃の存在も、今のところバレてない。というか俺の部屋に案内していないからたぶんバレる心配はない。今俺たちはリビングで勉強会をしている。急だし部屋汚いからとかなんとか言ってノアを俺の部屋から遠ざけた。


一瞬、ノアにザミエル事相談しようかと思ったけど、流石に言えなかった。言えるわけがない。ノアの奨学金の件の大元殺したの俺だしさ……事件については絶対知られたくない。それに、銃の譲渡に関しても気に入られなかったら俺ら2人が死ぬんだろ?やだね。無理。ていうか2発目以降ザミエルから期限の提示とかされてねぇな…俺。撃たなくて良いならこのまま撃ちたくな……あ、いや。無理か。残り5発さっさと撃って願い叶えなきゃ。俺の存在を…こいつらに迷惑かかる前に消さなきゃ。。。


そうグルグルと、ふと過ってしまった現実面のどうしようもない問題で現実逃避しつつ、生物のよくわからない構造について文字を目で追っていた。


「さすがにそうはならないよ、エイデン」

「ねぇ、エイデン…ちゃんと授業受けてた?」

「もし仮に君の答え通り回答がAなら、人類皆同じ顔になるよエイデン」

「……授業も受けて手元に教科書があるのになんでこんなに間違えるの?」


「……うるさい!天才ノア様!!!俺とお前じゃぁ頭の出来が違うんだ!!……もっと優しく教えてくださいませんか?」


「……本当に、君ってやつは…どうかしてるよ。。。でもごめん。却下。時間ないから頑張って!」


「……ちっ。」


母が帰ってくるまで残り1時間半。それまでに課題を終わらせ、なぜそんな…「市民課のデータを改竄したいのか」についての相談を聞く約束をした俺たちはとりあえず必死に課題に取り組んだ。



__________


学校の課題って頑張れば30分でできるんだなぁ…ノア様様やん!!


とか思いつつ俺は砂糖をダバァーとマグに入れる。ミルクも注ぐ。ノアはもちろんブラックコーヒー。こんな頭使って…普段使わない頭を使って…!!酸欠のような?こめかみのジンジンとした痛みがあるのに彼は無糖。嘘だろ?俺の体はこんなに糖分を欲しているというのに!!!


まったくムカつくぜノアの野郎…俺を置いて大人ぶりやがって……まぁいいや。さっきまで教科書が広げてあった机に「熱いから気をつけろよ。」と声かけながら真っ黒い液体の入ったマグを置く。置いた反対側に座る。


全く同じ場所なのに、さっきまで全く感じなかった鋭く突き刺してくるかのような緊張感が俺を襲う。


怯まぬようになるべく口角を上げて微笑んで問う。


「それで……なんで市民課のデータを改竄したいと思っ__」


「小僧……一応忠告だ。こいつの願いに耳を貸さない方がいい。はかられているぞ」


驚いて後ろを振り替える。


「どうしたの? エイデン」


「あ……いや。なんでもない……」


ザミ…エル……なんで?はかられてる???どういうことだ?


ノアは俺が落ち着いたことを確認してから、ゆっくりと言葉を紡ぎ始めた。

次回更新:2025年8月23日(金) 10時頃…いや、お昼ぐらいかなぁ?


お久しぶりですお嬢様!お元気でしたか!?

私は、お嬢様に会いたくて会いたくてどうしようもなかったです。

時間も空いてしまいましたし、マジで夏楽しんできてしまったので、現状のまとめ回みたいな立ち位置のお話ですみません。こんな作品だったなぁって思い出しながらこれからも読んで頂けたらと思います。


お嬢様はどんな夏をお過ごしになられましたか?

私は、漫喫すぎてスマホの画面をバキバキに割り5、6年共にした相棒を手放す夏を過ごしました。

この星は重力というものがあるみたいで…手放したらすぐに下に落ちるので、本当。気をつけてくださいまし!!(私は泣いた。)

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