表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/45

第14話 作戦開始

ごめんなさい。昨日更新し忘れました。

活動報告、更新しておりますのでもしよろしければどうぞ!

「いってきます!」


靴を履き。ドアノブへ手を掛け家を出る。そしていつも通り太陽を背にして歩きだす。


もしかしたら俺は…明日で最後の人生だから。本当は、このままいつも通り交差点を左に曲がって直進し、2つ目の信号機前にあるバス停で学校行きのバスに乗りたかった……でも、交差点で曲がらずまっすぐに進むことに決めた。今日は…俺、、、ミスできないんだ。本当にゴメンな。。。


別れを告げるかの様に彼は、まっすぐに進んで行った。


__________


【a.m 8:13】

グリドルのあまぁ〜いメイプル入りの生地が口の中に残る。歯がギシギシする。ベーコンや卵が入っているハズなのに正直食感でしか違いがわからないや。手元にはバナーフォン(捨てスマホ)さっきここへ来る途中コンビニで買った。もちろんSIM付きのAndroid。Wi-Fiに繋げればすぐ使えるから。ほらここ、無料のWi-Fiあるし……セットでのご注文はいかがですかや、それじゃぁ。ハッシュドポテトを1つ…えっそれはやっばーい。ねぇこの店舗パイあんの?と言った人々の発する音に注意しながら昨日ザミエルと考えた内容を次々にバナーフォン(捨てスマホ)に入力していった。


【a.m 10:00】

1つ目の文章が問題なく表示されていることを確認した俺は、スマホの電源をOFFにし、SIMを抜き、荷物をまとめる。抜いたSIMと家から持ってきた爪切りはポケットへ。店から出る前にトイレへ行きSIMカードをバラバラに切り刻んで流す。うん。あとは本体だけだな。


【p.m 14:25】

ミッションバレーへ到着。バナーフォン(捨てスマホ)は途中で駅のゴミ箱へ捨てた。もちろんいつも使わない路線の比較的利用者の多い混雑した駅へわざわざ行って捨ててきた。


明日、オルティスが説明会を行う大学ヘ向かう。周辺を下見する。なるほど。大学の出入り口は2つ。東側に2ヶ所と南側に1ヶ所の計3つか……南門の方は大通り沿いに則しているし車も結構走ってる……おっ。大学からは100mぐらい離れてはいるが、丁度この大通りへと左折か右折して入ってこれそうな、車がギリギリ2台通れそうなぐらいの細い道があるじゃん。これは都合が良いな!俺は南側を張ることにした。


【p.m 16:40】

バックから準備してきたモノを取り出す。それを大学前へ走っていく車の後ろのリアワイパーに引っ掻ける。道路を横断する歩行者に見せ掛けて、右左折時に止まっている車の後ろへ回りサッと行う。不審がられちゃお仕舞いだ。S字の針金が丁度リアワイパーへの根本へ引っ掛かる。よし。これなら普通に走ってる分には落ちないだろうな……頼んだぜ。

俺は、同じような仕掛けを数台の車に施し見送った。


仕掛けられた車は、何も知らずに走って行った。

そう、それでいいんだ。その背中の静かな爆弾の破裂音は………きっと明日、わかることだから。

次回更新:2025年5月22日(木) 17時頃


誤字修正頂きました。ありがとうございました!!!

しっかり読まれているのだなぁ…と感激してしまいました。これからも見つけたらご報告くださいませ!!


大切な追記:エイデンのこの行動、絶対に真似しないでください!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ