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僕から何か感じ取ったのか? 君は何故、僕を選んだの?

作者: 七瀬
掲載日:2023/09/02







・・・僕の妻の事だ!

1年前に僕は妻と結婚した。

でも? 今想うと、妻は僕から何か感じ取って僕との結婚を選んだんだと

思うようになった。

僕の貯金は3億円! コツコツ節約をして貯め込んだお金。

結婚して妻にその事を話したぐらい、僕は物凄くケチで彼女との

デートもいつも割り勘だった。

僕がお金が無い時は、妻に全部出してもらっていたぐらいの男で、

何故? 妻が僕との結婚を決めたのか? 未だに思う事がある!

妻にその事を何度聞いても、妻はこう言うだけだった。




『“なんで僕と結婚しようと想ったの?”』

『・・・えぇ!? また、その話?』

『僕はどうしても理解できないんだ! 僕は君に対してケチだったし、

随分と君にお金を出させていただろう! 僕みたいな男となんで結婚しよう

と想ったのか? 不思議で仕方ないんだよ!』

『うーん? まあ、性格かな。』

『“性格?”』

『私は“ケチ”と想ってなかったの! “節約家”なんだろうなって

思ってたよ。』

『・・・節約家?』

『現に、結婚して想ったのは? 別にケチでもないし節約もそこそこで

今が一番いいかなって思うな。』

『君は本当に優しい子なんだね。』

『“だから、私を選んだんだよね。”』

『うん。』






・・・僕が妻に質問したのに、逆に質問されて僕が答えてしまう。

妻は本当に優しいのか?

それとも本当に、“僕の性格が良かったのか?”

どこまでが本当の話なのだろう。

今は僕のコツコツ貯めてきた貯金の3億円は、“妻が管理している!”

例え妻が、僕のこの3億円を黙って使い込んでいたとしても僕は妻を

許してしまうと思う。

それほど僕は、“妻を信用しているのと、愛しているんだと想うから。”

君が僕の妻になってからは、何処へ行くにしても何をするにしても、

僕が全てお金を出すようにしている。

随分と付き合っていた時は、苦労もさせてしまったし迷惑もかけたしね。

今は妻に贅沢をさせてあげる日も作っているぐらい妻にはお金に不自由

させないように僕なりに心掛けている。

それを妻は気づいているのだろう。

“僕の優しさ。”

妻は妻なりに僕の事を気にかけてくれているしね。






『今度ね! 行きたいお店があるんだけど、一緒に行ってくれる?』

『“どこのお店?”』

『よく二人で行った、お好み屋さん!』

『・・・もっと贅沢してもいいんだよ! 今の僕はお金もあるんだし。』

『“いいの! お金の話じゃないから、思い出の味の話よ!”』

『“やっぱり僕は君が僕の奥さんになってくれて良かった。”』

『えぇ!?』

『お金にあまり興味がない女性ひとだって事だよ。』

『そんな事もないと思うけど、、、。』

『“節約家は僕より君だと思う!”』

『・・・そ、そうかな、』

『お金があっても、安いスーパーで食材を選んでくる君はステキだ!』

『だって! 勿体ないじゃない! 高いからいい訳でもないでしょ。』

『僕もそう思う! 安くても、世の中に美味しいモノはたくさんあるんだ!』

『そうよ!』

『“だから僕は君がいい!”』

『どうせ、私は安モノよ。』

『“君は最高の女性だよ!”』

『今日は随分と私を褒めてくれるのね?』

『“いつも褒めてるつもりだけどな。”』

『“私も貴方を選んで良かったわ!”』

『“僕も同じ!”』

『“幸せはお金じゃ買えないしね!”』

『そうだね!』






僕と妻の考え方はよく似ている。

だからお互い惹きつけ合ったのかなと思うんだ!

妻は僕のお金を見ていない! “僕という男を見てくれていた”

今もそうだ! 妻の事が好きな僕は、妻の考え方が好きなんだと思う!





・・・これからも僕と一緒に、そうだといいな。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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