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実戦してみましょう

妄想の続きです。

ひまりがうちの屋敷に来てから半年が過ぎた。

ひまりは鬼教官たちによって、かなり体力も魔力も上がった。まだ聖力はよくわからないらしいけど、なぜか聖力を止めることはできるようになった。魔力が上がったことで魔法も使えるようになっており、身体強化も覚えたので、うちの騎士たちといい勝負ができるくらいまでは強くなっていた。


…大剣振り回しているだけだけど。ひまりは可愛い見た目とはうらはらに、けっこう力があった。ただし、不器用なので大剣を器用に扱うのは無理らしい。意外とお母様と意気投合していたりする。たまに一緒に訓練してたしね。



ひまりもやはり特別な身体なのか、魔法は全属性使えるみたいだ。でも、まだ属性を合わせて使うことはできないみたいで単体で魔法を使っている。一度、エアーガンを見せた時にすごく感動したみたいで、絶対使えるようになる!って意気込んでいたし、ひまりの根性ならすぐに使えるようになるだろうね。的に当たるかは別として。

でも、たった半年でここまで強くなるのはすごいわ。特別な身体ってのもあるだろうけど、やっぱひまりの根性があってのことだと思う。



キースはそろそろ魔物と戦わせてみたいらしい。









ということで、ひまりは冒険者登録をすませ、私たちはタクスたちとパーティ登録をして、オオバコにやってきていた。パーティ名はサルウァートルだそうだ。


パーティを組んだからって別にずっと一緒に行動しなきゃいけないわけじゃないしと、タクスたちが魔物狩りしている魔森近くの森とは反対側の森にやってきた。こちらの森は比較的弱い魔物がいるからだ。実はお兄様も魔物と戦ったことがなく、お兄様も冒険者登録をして、一緒に来ていた。そして、今、実戦中だ。スモールラビットから慣れていこうとなって、スモールラビットがたくさんいる森の広場的なとこにいる。



「いやーー!こわいーー!全然可愛くないーー!」



ひまりは今、たくさんのスモールラビットに追われていて逃げ回っている。私はというと、ライの結界によって守られている。私を中心とした形で円上に守られているので、私を狙ってきたスモールラビットは私に届かず、全て跳ね返っている。私には攻撃できないとわかると、なぜかひまりを狙いに行くのだ。なので、たくさんのスモールラビットにひまりは追いかけられているのだ。



「ひまりー、ちゃんと魔物図鑑で見てたでしょ?それにゲームで見てたんじゃないのー?」


「図鑑の絵ではここまでこわくなかったし!ゲームではすごく可愛く描かれてたのーー!」



ひまりは逃げ回りながら、私が聞いたことに答えてくれた。



「なんでユキリアには当たらないのー?!結界なの!?ユキリアそんなことまでできたのー!?」



…あ、ひまりにはライに会わせたことないから知らないんだったわ。ライが念話することもなかったし。



「もう!しつこい!」



ひまりがスモールラビットを倒した。大剣で切ったというよりぶっ叩いていた。



「このっ!このっ!このっ!しつこいのよ!」



ひまりは跳んでくるスモールラビットを次々とぶっ叩いている。なんだか、ワ○○二パニックのウサギ版みたいだわ。



お兄様はというと、なんか試したいことがあるって言って、光魔法でできた光の剣で次々と跳んでくるスモールラビットを刺していっている。



……お兄様、いつの間にそんな光の剣とかできるようになったんですか?しかも、刺したスモールラビットは倒されたのか動かなくなってるけど外傷がないんだよね。無造作に刺しているように見えるけど、何を試したいのかしら?



キースとミネはお兄様が倒したスモールラビットを解体?しているようだった。なぜ、?なのかというと、まず、私にはなるべく見せないようにしてくれているからあまり見えないのと、キースにしてはいつもより時間をかけているようだからだ。



この辺りのスモールラビットを一掃し、もう出てこなくなったので、いったん皆集まった。ひまりはぜぇぜぇと息切れしてて喋れないみたいだけど。まぁ全部で200匹ぐらいいたし、私に向かってきてたヤツは全部ひまりにいってたからね。



「キース、どうだった?」



お兄様は試したことをキースに話していたようでキースに何か聞いている。



「そうですね。部位によってどうやら違うようです。確実に倒せていた場所は頭と心臓、つまり脳と魔石だけのようですが、魔石の方は確実に粉々になっていますね。脳だと魔石は残っていました。あとの場所だと倒すことはできていないようで気絶していただけのようです。私が止めを刺しましたが」



「そっか。ありがとう。外傷とか傷は?」



「外傷はまったくなかったですね。さすがに内臓の方までは確認できませんでした。というより、元々傷付いていたのか光の剣によるものなのか判断できなかったです。光の剣の痕跡は残されていませんでした」



「そっか、そっか。ありがとう。なんとなくわかったよ」



……何がわかったんだろう?……お兄様は何を試していたのかしら?



誤字脱字、読みにくいなどあると思います。すみません。

読んでくれた方に感謝を。

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