王様からの呼び出し
妄想の続きです。
そんなこんなで私たちは13歳になっていた。オオバコでの狩りもみんなだいぶ慣れた。私はあまり参加してないし、殺すことができていないけど。
私たちは朝食を食べた後、少しゆっくりしていた。タクスたちは今日も狩りに行く為の準備をしている。
キースも準備していたと思ってたんだけど、困り顔で私に話しかけてきた。
「ユキリア様、なにやらヴィクトディオ様がユキリア様を呼び出しているようですので、一度ご自宅に戻られた方がよろしいかもしれません」
……ヴィクトディオ様って王様じゃない!?いったい何なの!?不安しかないんだけど!?
その話をみんな聞いていたので、私たちは急遽、お屋敷に戻ることにした。
お屋敷に戻ってすぐにお父様の元に駆けつけた。お父様のところにはお母様もお兄様もお姉様もいた。
「お父様、王様からの呼び出しって何ですか!?」
「ユキリア、俺にもわからないんだ。一応、極秘らしく来てから説明するとだけ知らせがきた。ユキリアにはいっさいの害をあたえないと約束はすると……。ただ、ユキリアと俺、そしてキースだけで来てほしいって」
「ここで悩んでても仕方ないんじゃないかしら?ユキリアには害をあたえないと約束しているわけだし、話を聞いてから考えてもいいんじゃないかしら?」
「そうですね。私もいることですし、いったん聞きに行く方が早いかもしれません」
「…そうだな。こちらにはキースがいる。最悪、ユキリアのことがばれたからの呼び出しだとしてもユキリアの自由は神様が仰ってのことだからな」
「そうだね。ヴィクトディオ様がこの家族を敵にまわすとは思えないけど、何かあるようなら僕も黙ってはいないよ。ユキリアは大事な妹だからね」
……お兄様の真顔、久々に見ました。格好いいけど、美形だから逆にその真顔はこわいです。
「当たり前ですわ!ユキリアを城に閉じ込めさせるようなら私も黙ってないですわ!」
……お姉様はお母様に似て少しつり目だけど、その怒り方は可愛いです。
「ユキリアには俺たちもいる!俺は話を聞きに行けないけど、何かあったら念話で知らせてくれたらリオスたちも一緒に駆けつける!」
「そうだよ!僕だってユキリアちゃんの味方だ!僕だってキースに鍛えてもらったから戦力になるはずだよ!」
「私もユキリア様の味方です!最悪、国を捨てる覚悟もできてます!いつまでもユキリア様のそばにいます!」
「そうですわね。わたくしの大事な娘に悲しい思いをさせるようなら従兄弟といえど、この国のトップといえど容赦はしないですわ」
…お母様が怒るとほんとこわそう。……みんな、その思いだけで私は幸せです。…なので、この国を滅ぼさんとする勢いはやめてください。……まだ、話も聞いてないのに……。
誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。
読んでくれた方に感謝を。




