パン作り
すごく久々に投稿しました。
妄想の続きです。
私たちはまたオオバコに戻ってきていた。オオバコの森の魔物はほぼビッグ系で一番強いのがビッグウルフだ。私は一度ビッグウルフをみんなで倒してからは家でお留守番していることが多かった。魔物でもやっぱり殺すのは辛かったからだ。お留守番している時はロウガ、ハクト、リオスがかわりばんこで一緒にお留守番してくれている。今日はハクトだからとても静かだ。
せっかくだからパンでも作ろうかな。私はこの前、畑から果物をとってきた時に酵母を作っておいたのだ。そろそろ出来上がる頃だ。
私はさっそく作ることにした。
まず小麦粉と塩、砂糖、酵母と水を入れて粉気がなくなるまで混ぜる。さらにバターと少しだけ牛乳を入れてひたすらこねる。ある程度バターが満遍なく溶けて混ざったら放置して一次発酵させる。
大きさが2倍になったらガス抜きして、何等分かにして濡れた布巾をかけて少し休ませる。少し休ませたら丸く形を整えて、また布巾をかけて今度は二次発酵させる。
私は発酵待ってる間はハクトと遊んでいた。ハクトは最近、ボールを投げて取って来ぉいがハマっているらしい。ロウガがやってるの見て、やりたかったみたいだ。ハクトは空中を駆けてボールをキャッチしている。ボールは小さめではあるけどハクトの口はさらに小さいんだけど、どうやってキャッチしているんだろ?ハクトは喋れないから聞けないのだ。
ーーー〈なんかうまく口で咥えるらしいよ?〉ーーー
ライはハクトと意志疎通ができるらしくハクトに聞いてくれた。
………それでも、よくわからん。
ーーー〈ごめん、あるじ。ぼくもよくわかんないや。ハクトはそのくらいの説明しかできないって言ってるから。〉ーーー
ハクトと少し遊んで二次発酵が終わった頃に窯に入れて焼いたら出来上がりだ。出来立てのいい匂いが部屋中にひろがっている。
出来上がってあら熱をとるために休ませているとタクスたちが帰ってきた。
「ただいま戻りました」
「おかえりー。今日は早かったね」
「みんな1人でビッグウルフを倒せるようになったから今日は早めに終わらせてきたんだよ。ユキリアちゃん1人で待ってるからね」
「それよりユキリア!すげーいい匂いがするんだけど何作ったんだ?すげー食べたい!」
「あ、待ってる間にパン作ったんだ。ご飯はまだ作ってないよ?」
「ユキリア様ー!私と一緒に作るって約束しましたのにー!」
「ごめんごめん。暇だったし、ちょうど酵母が出来上がる頃だったから作っちゃった。また今度一緒に作ろ?」
「わかりましたー!楽しみにしていますね!」
そんなことをレナスと話している間にタクスはもうパンを摘まみ食いしていた。
「なんだこのパン!すげーうまい!いくらでも食べれそうだ!」
「ちょっとタクス!ご飯の時間まだなのに1人だけそのままで食べれるからってずるいよ!」
「アルも食べてみろって!すげーやわらけーから食べれるぞ?」
「前世の記憶での作り方だから柔らかいの。ちょうどおやつの時間だし、みんな食べる?ジャムも作っておけばよかったね」
「僕も一つもらうね。ん、おいしいー!ほんとに柔らかい!」
「さすがユキリア様です!これなら何もつけなくてもそのままで美味しいです!私もぜひ作りたいです!」
「いっぱい作っちゃったからまた今度ね。まぁタクスがたくさん食べるからすぐ作ることになるだろうけど」
タクスを見ると両手で持って食べていた。私、100個ぐらい作ったんだけど、ほんとにあっという間になくなりそう。
「タクス、そのくらいにしといたら?ご飯食べれなくなっちゃうよ?」
「ユキリアのご飯うめーから大丈夫!」
……うん。タクスなら入りそうだ。
「タクス様。ロウガを待たせてますので、そろそろロウガを洗いに行きませんか?タクス様もそろそろコツを覚えてほしいのですが…」
ロウガは狩りに行くと、毎回洗われるのだ。そして毎回、毛が所々チリチリになってるからもうそんな毛並みだった気がしてきた。ロウガは毎回だからもう諦めているようだった。
「その間にご飯作るから行ってきて?ロウガだけ食べれないのは可哀想だから」
「わかった!今日のご飯は何だ?」
「今日はシチューにしようと思うの」
「やったー!じゃ、行ってくる!」
「僕はその間、解体しているよ。最初はタクスにも手伝ってもらうしね」
「解体してこなかったの?」
いつもは狩りに行くと解体してから帰ってきていたのに。
「ユキリアちゃんいつも1人で待ってるからそれも帰ってきてからやろうってことになったんだよ。結局、外でやるし、ロウガ洗ったりするから家で1人にさせちゃうけど」
……アルはほんとに優しい。外でも近くにいるからすぐ行けるし、そっちの方が全然寂しくない!
誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。
読んでくれた方に感謝を。




