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ライは便利なようで不便かも

妄想の続きです。

次の日、私たちはお屋敷の方に帰った。



やっぱりお父様は私が帰ってくると絶対抱きついてくる。私はもう諦めて好きなようにさせている。



私は挨拶だけ済ますと、すぐに畑に向かった。転移魔法具で行くから、別に屋敷にいったん帰らなくても直接行けるんだけど、いつも挨拶だけでもと帰るようにしているのだ。お兄様やお姉様が帰ってきているかもしれないしね。



畑に着くと、畑は農園が増えていた。果物の木がたくさんだ。リオスがどんどん食べる量増えているからありがたいんだけどね。



私たちが行くといつもノエルは笑顔で出迎えてくれる。最近は私が行くと私に抱きついてくるようになった。ノエルは成長が止まったままなのか、私の方が大きくなっちゃってるんだけどね。ノエルはまだ子供のような見た目のままなので、私も可愛くて仕方なくて抱きつき返すからノエルもそれが嬉しいようだ。



私たちは村人さんたちに手伝ってもらって、大量の野菜と果物を収穫して、私の鞄に入れている。2週間分だからほんと大量だよね。キースは屋敷から騎士たちを呼んできて、手伝わせていた。屋敷に持ち帰る分も収穫しているらしい。それは私の鞄とは別にキースが空間魔法で収納していた。



タクスとアルは壺に水を汲んできてくれていた。壺がとてつもなく大きくなっているのだけど、タクスは何回も水を汲んで運んでくるより、壺を直接持っていって水を入れてきた方が早いと言って壺を持っていくのだ。壺がちょっと大きすぎて持ちにくいらしく、アルと2人で運んでいる。タクスは前の壺を1人で運ぼうとして、力入れすぎて粉々にしたからね。その時、ノエルは絶望的な顔してた。

畑もどんどん広くなっているからお父様がタクスが割ってしまったのをきっかけに更に大きな壺を用意してくれたのだ。壺というより、もうプールに近い大きさだけど。タクスたちも身体強化しないと持てないぐらい大きい。



私は野菜や果物の収穫を少しの間お願いして、プールの水を浄化して、聖水に変える。もう畑に来ると、これが日課なのだ。



私がまた収穫の為に農園の方まで戻ってくると、1人の獣人さんが私のところまでやってきた。



「ユキリア様、あれからエウリュラレ様はお元気にされてるでしょうか?」



………そういえば、ずっと会ってないけど元気にしてるのかな?



「エーレとはあれから会っていないから私もわからないわ」



「…そうですか。我々の国は大丈夫なのでしょうか。心配です」



キースは屋敷分の収穫は終わったようで私たちのところにやってきた。



「エーレが私たちのところに助けを求めに来ていないので大丈夫でしょう。何かあればエーレはユキリア様に助けを求めてくると思いますので」



……キース、私たちの会話聞いてたのね…。



ーーー《ぼくが教えたんだよー。》ーーー



……ライってほんと便利ね…。



「キース様がそう仰るのでしたらそうなのでしょうね。少し安心しました。またエウリュラレ様に会う機会がありましたらよろしくお伝えください」



「はい。わかりました。会う機会が訪れましたら伝えておきましょう」



………キース、それって会う機会なんてないって言ってるようなもんでは…?……エーレが私のところに来る時はピンチな時だからよろしく伝える余裕なんてないよね…?…



獣人の人は安心したようで、また作業しに戻って行った。



「獣人の国かぁ。いつか行ってみたいよな!」



タクスたちは途中から聞いていたようだ。



……タクスは意外と動物好きだからね。獣耳に尻尾って魅力的だよね!



「行きたいですか…。」



「僕もどんなところかは気になるかなぁ?大昔は行き来出来て交流もあったみたいだしね」



「私もいつかは行ってみたいわ」



「ユキリア様もですか……。わかりました。考えておきますね」



……何を考えるんだろ?……行き方…?………まぁなんか怖いからあえて聞かないんだけどね…。



ーーー《え!?聞かないの?!もうキースに伝えちゃったよ!》ーーー



………うん。…全部伝わるってやっぱり不便だわ。



「…行く手段と時期を考えておきますね…。」



キースはにっこりと私の方を向いて言ってきた。



「やったぜー!」



「タクス様たちはもう少し強くなられてからの方がいいですね。魔森を抜けて行くわけですからね。特にレナスは頑張りましょう」



「はい!精進します!」



「レナスは目が不便だよね。ちょっと眼鏡がずれちゃうと見えないみたいだし」



「レナスって目が悪かったのか?それは飾りだと思ってたぜ。セシルの眼鏡は飾りだって言ってたし」



「私は元々目が悪いのです。生まれつきです」



「そうですね。まだユキリア様の球の速さには目が追い付いていないよですし、それも何とかしないといけないですね」



そんなことを話している間にもう収穫を終わらせてくれたようで村人さんたちが終わりを告げに来てくれた。私たちはいったん話を終わらせて、村人さんたちにお礼を言うと騎士たちを連れて屋敷に帰った。


誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。

読んでくれた皆様に感謝を。

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